ヒダマルのアニメ日記。

毎日午後8時に更新するアニメ感想ブログ。アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りします。

モーリーのメモ

批判と誹謗中傷の差異、よりも大事なこと。 【真面目な話】

 

 みなさま、こんにちは。
 ヒダマルダブルマーク2セカンドです。

 

 長いのでとりあえず結論、 「批判とか中傷とかそれ以前に、合わない相手とは離れよう」です。

 

「批判と誹謗中傷はどこがどう違うのか」という話題が隆盛しています。

「相手を傷つける意図のないものが批判で、あるものが誹謗中傷」「相手の意見への批判が批判で、相手そのものへの批判が誹謗中傷」などの意見がありますが、これ、キッパリと分けるのってけっこーーーー難しいんじゃないかなーーーーと思います。

 

 仮に白黒ハッキリしていて、「これは誹謗中傷にあたるから気にしなくていい」と個別に判断できたとしても、

 

  

 

 地獄ですよね。

「批判と誹謗中傷の違いはこう」と完全に理解できたとして、しかし危機的状況下での実際の運用ではほとんど役に立たなさそうだなぁと。共通認識になってなきゃ噛み合いようがないし。

 批判も誹謗も中傷もひっくるめて「知らんがな」で貫ける人ならまだしも、あるいはそれらから建設的な意見のみ抽出できる人ならまだしも、そんなに強靭な方ばかりではないわけで。こりゃキツイなと思います。自殺する人がいてもまったく不思議ではない。

 ちなみに、仮に「至極まっとうな批判」だとしても、ひっきりなしに1,000件くれば人は死ねます。この問題において分別は必ずしも根本的な解決策じゃない。

 

 まぁダルビッシュ有さんの例えはある程度、著名人に限る状況なのかなと思いますけども。つまり、そんなにイナゴが来ない一般人の対処法は異なるのだろうと推察されます。ヒダマルは完全無視で対処しました。「うーんこれは話にならない」と理解できたので。

 

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 皮肉ではなく、話にならない相手と話すのは互いに時間の無駄なので。

 ヒダマルはあれです、そういう行きずりの相手は恨みとかなく「ヒダマルの目に見えない所で幸せになるなり不幸になるなりしてくれればいい」と考えるタイプです。『星のお姫様』の椎名そらちゃんとまったく同じ思考です。人の名前忘れるの得意だし。

 

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 最近は「この意見にこの反論が返ってくるということは、この点で分かり合うのは難しいっぽいな」くらいに軽く捉えて流してます。仲が良くてもこういう齟齬はある。珍しくも悪くもない。

 

 話は戻って&変わって先日「休憩中にアイスを食べるのはどうなのか、普通はチョコとかじゃないか」と新入社員に声をかけた上司が法務部に相談されたという話題に対し、

 

 

「人類が歴史から学べるただ一つのことは、人類は歴史からは何も学ばないという事実だけだ」

 という言葉を思い出しました。

 昨日の今日レベルだもんね。これはだいぶ根が深いわと。自戒を込めてだけども、一切を消滅させることはたぶんできないっぽいし、できたとしてもそれ、エコーチェンバーってやつになる道しかないのかね。

 

 ヒダマルの頭でこれ以上考えても「難しいよねー」以上のことは出てこないので、個人的な話をしようと思います。一般人目線のやつ、実際の運用に耐えうるやつを。

 

 

言葉遣いと精神性。

 批判か誹謗中傷かという以前の問題なんですが、「単に口が悪い人」がいます。それは論外ですが、同時に最も対応に困らない相手でもあります。やりとりしても意外と傷付かない。

 一方、口調が丁寧な方の中には、

 

「君は間違っているのであるからして、その欠点を補填できるよう、私が付き合ってあげよう」

 

 みたいな意識で話しかけてくる相手、シンプルにめんどくさい!!!!

 

 批判か~誹謗中傷か~みたいなん関係ないコレ。普通にめんどくさい。単に口が悪い相手と比べて、上述の「0:100」かどうか判別しづらい分だけ厄介。

 中には「君は間違っているのであるからして、その活動をやる資格がない」パターンもあるけどこっちは「そうですか」で終わるので簡単。

 

 そして、

 

 

 まとめると二文字とかになる批判なら「はいはい」で済む!!

 しかしこのタイプの「批判」は!!

 

 いくら言葉を重ねても終わりがない!!

「自分が正しい」と信じて疑わないから!! ヒダマルを「変えてあげよう」という操作性を曲げないから!! 頼んでないからヤメテ!?

 

 ヒダマルもかなり頑固だから相性が悪いんだろうけど、こーれーはもう、我慢ならない。「これについてどう思う」はいい、それは議論だしヒダマルも好きだ、時間があれば喜んで付き合う、だけどこちらの意見を拾わず着地(させる)点を決めてから話しかけるのは止めてくれぃ。

 正しいか否かはともかく、正論だけじゃ人は動かないんだよぅとむしろ教えてあげたい。アドバイスは的を射ればいいってもんじゃないんだよ、スキルが要るんだよ……。

 

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 なんと言えばいいのか……、相手の気持ちになってみる、というのか。相手が受け取りやすい形に言葉を加工する一手間を加えるか否か、もさることながら……。

 言葉遣い自体は丁寧でも、「こちらの背景やパーソナリティを慮る姿勢がないな」と感じられる相手には辟易です。「言葉を加工する」には技術が要るのでまだしも(言い訳にはなんないかなぁと思うけど)(言葉の綾ってのはあるよね)、それ以前の心構え。

 ヒダマルはこう、瞬間的に切れるより、ニコニコしながら静かに見放していくタイプなので、一旦「ないな」と判断した相手とは(少なくともそれ以上深く)付き合いません。または「しばらく様子見」とか。もちろんヒダマルがそう対処されても構いません。相手によっては泣くけど。

「このパターンのときは無理」とかもあるし、あっていいのだよ。フレキシブルにね。

 

 

悪を欲する者はいない。

 そういう相手でも、べつに悪人ではないです。

 物語に出てくるような典型的な悪人って実は希少で。基本的にはみなさん善人で、同時に「善悪はみんな自分で決めている」んです。誰しものベースが『僕は悪くない』であり、「凡庸な悪」もこれかな。ちょっと違うか。

 ヒダマル含めココのテコ入れは世界平和の実現くらい難しいので、そういうもんだと思うが吉です。人間だもの。

 

 善悪の正体は「都合が『善い』か『悪い』か」だったりして、誰もが自分にとって都合の『善い』行いをしているのであって、『(都合が)悪(い)』そのものを欲する者はいないと。

 

 だから、知名度の低い人間がたまに厄介な相手と接することがあったとして、その相手はべつに悪人ではなく、石を投げれば当たるような普通の人であることが多いので、あんまり世間に絶望しなくてもいいんじゃないかなと思います。逆にするか?

「おいまじか」と感じる意見を発してる方でも、他の部分を見ると普通に常識人、なんてケースはいっぱいあります。なんというか、タイミングが悪かっただけ、みたいな。

 

 

まとめ。

 批判か誹謗中傷かというよりも、やわらかい言葉を使おうよとおもいます。まして誰かへ投げるものは、刃物をそのままってわけにはいかんでしょうと。もちろん、自戒をたっぷり込めてです。

 で、言葉が柔らかいとしても、不愉快な操作性を感じた相手とは距離を置きましょう……、が万能とも限らないから厄介だよなぁ。しかし抑うつ状態になったり対応に追われて時間が無くなったりするなら、とりあえず離れるのがいいんじゃないかな。

 

 狩猟してた時代は気に食わない相手がいたら物理的に離れることで対応できたけど農耕を始めてからは土地に縛られる生き方へシフトしたので互いの距離を保てずストレスが溜まるようになった(つまり人間は本来『人間関係』に向いてない)と同時に糖質の過剰摂取による鬱症状の増加も相まって人類は不幸になっていったのでこれもだからヒダマル常々「労働市場の流動化を」「正社員を簡単に解雇できるようにすれば人を雇うリスクが減り転職・中途採用が活性化し『新卒一括採用』とか今時だれが得してるのかサッパリ分からない思考停止の悪習を淘汰できるので企業・労働者双方にとって嬉しい」「『家賃・光熱費・食料品などの生活必需品のみに使える使用期限付きの電子マネーを月7万円ずつ配るよ』で仕事辞める人はいないし辞めるとしたらQOL向上のための前向きな転職活動(離婚もしやすくなりそう)であり全体の生産性は上がるのでベーシックインカムはよ」と言ってるけどこのブログじゃ言ったことなかったかな。

 

 まとめの機能が置いてけぼりですが、つまりは「合わない相手とは距離を置こう」です。

 関係する相手は選んで当然。これ基本。誰とでも結婚しないでしょみんな。他者の言葉に「これは批判だろうか、それとも誹謗中傷か」と悩むのは、余裕があるときだけでOK。「みんなと仲良くしなければならない」なんて幻想は捨てましょう。

 せっかくネットで好きな人と繋がれる時代なんだし、もっと気軽に選んでいきましょ。

 

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