ヒダマルのアニメ日記。

毎日午後8時に更新するアニメ感想ブログ。アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りします。

モーリーのメモ

物語の歴史の話。

 

 みなさま、こんにちは。
 本を読むヒダマルです。

 

 ヒダマルは、文章で生活してるひとです。

 ……いや、生活できてないんだけど、つまり食えてないんだけど、基本的な武器は文章であり言葉です。その割には研鑽できてないので「まがりなりにも」みたいな枕詞は欠かせないけど、まぁ、得意分野ではあるのです、文章が。

 で、そんなヒダマルの「物語の歴史」を振り返ってみようかなぁと思いましたのでちょいとまとめてみます。

 

 

文章作りは大の苦手だった。

 

 

 意外? と。

 読書感想文とか、レポートとか、極端に苦手分野だったんですよねこれが。壊滅的と言っていいレベルでした。「日記」とか「将来の夢」とか、学校の課題で出される「文章作り」が、もう、とにかく、ダメダメでした。短大時代にようやくコツをつかめてきたくらい。「こういう感じにやってりゃいいんだな」みたいな。

(まぁヒダマルは『学校の勉強』が全体的にできない・やらない人だったんだけど)

 

 

図鑑が好きだった。

 小学校高学年、たぶん五年生くらいの頃は、図鑑ばっか読んでました。生物が好きでした。蟻とか蜂とか燕とかの生態は未だに好きです。乗り物や機械より生物が好きな男の子だったなぁ、幼少時にもウルトラマンよりウルトラマンの怪獣の人形ばっかり持ってたし。

 でも、担任の先生が「図鑑だけじゃなくて小説も読んでみなさい」って言って。ちょっと不満だったんですけど、渋々とそこから物語の世界に入ってった感じあります。今なら言えます、分かってんじゃん桑原先生。ありがとうございます。

 

 

物語作りも好きだった。

 それ以前から、お話作りは好きだった記憶があるんですよね。これまた小学校の課題で覚えてるんですけども、宝探しの話を作ろうみたいなのでやたら時間と手間をかけてたような。たぶん学年一壮大な物語を作ってたと思う。あと、環境問題のポスターの中にキャラ間の関係性を作って台詞をたっぷり入れてた記憶も。

 これまたいま考えると明らかにポスター作りの趣旨とは別方向に暴走してるんですが、咎めなかった先生には感謝です。よく分かってんなぁと。四年間お世話になった友原先生ですよ覚えてます。ありがとうございます。

 

 

漫画が転がってた。

 これまたそれ以前の話なんですが(さっきから時系列がおかしい)、物心ついたときから家に漫画雑誌が転がってました。週刊少年ジャンプが。親が読んでたもんで。

 親と兄の影響で、コロコロから始まってジャンプに移ったのかな……。まだ『るろうに剣心』が連載してたと思う。『封神演義』もだな。封神演義は花狐貂がガブガブしてたのが最古の記憶だな。ジョジョは第五部だった。『ラッキーマン』も好きだった。『ワンピース』『BLEACH』『NARUTO』『シャーマンキング』『遊戯王』『HUNTER×HUNTER』『アイシールド21』『BLACKCAT』『世紀末リーダー伝たけし!』『ピューと吹く!ジャガー』『サムライうさぎ』『ダブルアーツ』『逢魔ヶ時動物園』『D-グレイマン』『デスノート』『バクマン。』『ToLOVEる』『めだかボックス』なんかは一話から読んだ。叔父の本棚から『シティハンター』『うる星やつら』『らんま2/1』『めぞん一刻』を吸収できたのも非常に大きい。

「物語への親和」という意味でなら、この環境は非常に恵まれてたと思います。活字の本がいっぱいあったーみたいな恵まれ方ではないけど、エンタメはごく身近にあった。

 

 アニメも観てたなー『ウルトラマンティガ』『仮面ライダークウガ』『仮面ライダーアギト』『百獣戦隊ガオレンジャー』(アニメじゃない)『ポケットモンスター』『デジモンアドベンチャー』シリーズ『おジャ魔女どれみ』シリーズ『最遊記』『鋼の錬金術師』『機動戦士ガンダムSEED』二部作『×××HOLiC』シリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』『ワンピース』『NARUTO』『BLEACH』『シャーマンキング』『デスノート』『遊戯王』『ブラック・ジャック』、あと『SDガンダムフォース』だったかなアレ好きだった。あ、時系列はバラバラ。

 ドラマはこう、人間がわちゃわちゃしてるのが若干苦手なのであんまり観ないんですが、『人にやさしく』だけは覚えてます。あと『古畑任三郎』と『踊る大捜査線』は観てたかな? あ、『ショムニ』シリーズも面白かった。

 

 中学時代は読書の季節でしたね。

 ミヒャエル・エンデ、ジェリー・スピネッリ、アレックス・シアラー、森絵都先生、ムーミンシリーズ、ローワンシリーズ、『バーティミアス』、時代的に『ハリー・ポッター』。『青空の向こう』は今でも泣けるし、『スター・ガール』は今でも切ない。

 あと手塚治虫! 『ブラックジャック』『火の鳥』『どろろ』『ブッダ』で生命倫理を学びました。

 

 ラノベは意外と高校時代からで『キノの旅』『アリソン』『リリアとトレイズ』『ブギーポップ』『ポストガール』『バッカーノ!』『灼眼のシャナ』『半分の月がのぼる空』『リバーズ・エンド』などなど。特にキノとブギーポップはヒダマルの主食でした。『撲殺天使ドクロちゃん』はアニメだけ観た記憶がある。一巻はその後読んだけど。『とらドラ!』はいつだったっけな。

『秒速5センチメートル』との出会いも高校時代だったな……。どんな監督の作品かーとか何の予備知識もなしに観始めたけど、まったく動けなかった……。

 

 

小説を書き始めた。

 高校一年の冬に、その年の電撃小説大賞へ向けて、『聖霊ミルトと緑の戦士』なる短編小説を生まれて初めて書いて、送りましたよ。手書きで。思い出したくないなこの辺は。結果はもちろん一次落ちでした。

 でも、この経験がなければ二十代半ばの暗黒時代に「小説書こう、電撃文庫に出そう」と思わなかったかもしれないので、めっちゃ貴重でした。子どものやりたいことはやらせとけと思います。

 

 

まとめ:ヒダマルに至る。

 そしてヒダマルの完成だ。

 何が言いたいのか分かりませんが、ヒダマルの「物語の歴史」です。コウイウ子育てをしたらコウイウ人間が育ちますよ~という悪い見本です。子育て中の親御さんはヒダマルを見て我が振り直してくださいお願いします今ならまだ間に合います日本を救ってください。

 

 まぁ半分冗談は置いといて、少なくとも、学校の文章作り課題と小説の技術やセンスは別物ですよとだけは主張できそうです。ほんっっと苦手だったんで。あと体育とか音楽とかの「みんなで同じものを作り上げよう」的な方向性とは水と油だったな。明らかに学校システムに適応できなかったほどではないものの、より優秀な社会人を育てるための効率化にしてやられた感もある中途半端な幼少期でした。け。贅沢な感傷だよ。け。 

 以上、人生周回遅れ人間の武器の歴史を振り返るだけのブログでした。