オマケな話。 その87【戦車】
みなさま、こんにちは。
シュレディンガーのヒダマルです。
観測するまでは決定しない、それがオマケの摩訶不思議。
でもシュレディンガーさんは「開けてみるまで猫が生きてるか死んでるか分からないってそんなことある?」という主張で量子論を否定するためにあの思考実験を持ち出したらしいですよ。聞いたところによると。
ワールドタンク ミュージアム キット
VOL.5 決戦‼ ドイツ軍対アメリカ軍
今回開けるのはこちら、長い名前の高級オマケ。しかし盤石の売れ残り狙いで110円です。500円くらいしますよねこういうのって。
海洋堂が関わっているということは品質も安心でしょう。ガチャガチャなんかでもよく見る名前です。
しかし戦車かぁ。
戦車と聞いて思い出すのは上遠野浩平先生とガルパンくらいか。戦車自体はあんまりラブではないなぁ。ロボットのほうがロマンと思う。
まぁ開けてみましょう。
開封!
パカッと開けると、ブリスターに包まれたパーツが……?
あれ!?
こういう感じなん!?
てっきりもっと大きいやつ、完成品が入ってるものだと思ってた……! 組み立てなきゃなのか!
しかもこいつ、
ちぃっさ!?
パーツちっさ!?
このちぃちゃい凸と凹を嵌め込んで、
こう!
けっこう大変なプラモだったこれ……! しかも接着剤必須……! 用意があったからよかったようなものの!
あっ折れた。せっかく嵌めたのに……。
割と苦戦するなこの戦車……。ロボットのほうが好きとか言うからか? 怒ってプラモ化したとか? ヒダマルが観測する直前に? 可能性あるな。
組み立て中……。
説明書を矯めつ眇めつ、小さな部品たちを組み立てていきます。
部分部分で「そこまで細かくする必要ある?」と感じるもののこれはこれで企業努力だからむやみに批判するのも悪い気がして黙々と。
…………。
……よし、大きなパーツは完成した。
あとはこれらを合体させるだけ!
ユニオンモンスター三体をリリースし、エクストラデッキから融合モンスターを召喚するぜ!
完成!
IV号戦車D型ジャーマングレー!
部品が細かいだけあって、そして元々がお高いだけあって、かなり細やかな造形してます。こう見るとけっこういいもんだ。戦車。
ハッチ、どんなふうに開くんだろうあれ。
メインの砲塔の左下、車体から銃口が伸びています。ガンダムのこめかみ辺りにあるバルカン砲みたいなことか。サブウェポンか。
戦車と言えば無限駆動。
微妙にたわんでるような部分も再現されています。
もちろん砲塔は回転可能!
三百六十度回転します。
横からの画像を見ると分かりますが、周囲を目視するためのスリット? がいくつか確認できます。中どんなふうになってるんでしょう。
裏側もこの通り。
解説も付属してます。
このIV号戦車D型は支援戦車として運用予定だったものの、主力と言える活躍を魅せたそうな。ラノベ脳の血が騒ぐ設定です。
……むっ!
七時の方角に敵影発見!
……あれはっ、
チョコエッグで出てきたオマケだ!
このD型と違って組み立てが楽だったやつだ!
敵はまだこちらに気づいていない!
先手必勝お、撃て!
ふぅ、危ないところだった。
戦場での油断は命取り、気を引き締めて探索していこう。
まとめ。
目が疲れるオマケでした。
よく見ると「※この商品は組み立てが必要です。」と箱に書いてあるので、こういったオマケ購入の際には気を付けましょう。だいたい組み立て済みだと思いますけど。
飛行機とか空母とかバイクとか刀剣とかこういうちょっと高めのオマケって面白いのがいっぱいあるんですけど、なかなか手が出ないですね。この機に手に入ってよかったよかった。
パンツァー・フォー!