『ゲゲゲの鬼太郎』第65話感想 【鳥・取・愛!!】
みなさま、こんにちは。
「建国!? 魔猫の大鳥取帝国」を観たヒダマルです。
めくるめく鳥取、鳥取に次ぐ鳥取、鳥取県との癒着が疑われるレベルの鳥取愛あふれる鳥取回でした。
鳥取って、このまま人口減少が続くと何十年後かに消滅するなんて話を聞いたことあるんですが、ほんとですかね。ネタですよね。たぶん。
あふるる鳥取愛。
全編通して鳥取の観光地や名産品が学べる、いわば「アニメで分かる鳥取県」でした。
怪人なのかゆるキャラなのか、特殊暗殺部隊・ナシ太郎&カニ次郎を従えて怪しい笑顔を浮かべる鳥取県知事(魔猫)が胡散臭かった。
寒いギャグで笑わせるために記者たちへ怪光線を放ち洗脳する姿、NHNコント番組「LIFE」の宇宙人総理を思い出しました。
【『ゲゲゲの鬼太郎』公式サイトより引用 ©水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション】
ここで本物の鳥取県知事が出て来てたらもっと話題になったとは思いますが、設定的に難しかったかな。その代わり、知事の名前が野沢雅子さんをもじった形になっていました。
鬼太郎のやる気のなさがすごかったな……。
魔猫VS庄司おじさん。
魔猫が作った怪しげな鳥取エキスを摂取した庄司おじさん、まさかの覚醒。鳥取力フルパワーで妖怪に立ち向かっていました。
ムキムキになって服を破って金色のオーラに包まれ、相手の弱点を見抜き的確に攻撃を入れて行く姿に「!?!?!?!?」が止まらないヒダマルでした。声出して笑いました。
なんといってもとどめの「かにでっぽう」!
チョキにした右手から放つカニ状のエネルギー弾で魔猫をやっつけた庄司おじさん、鳥取を救ったヒーローです。
このひと、海座頭の回でも強肩を活かして妖怪に攻撃してましたからね。鳥取の平和は一任していいんじゃないかな。
しかし倒された魔猫は、人口減少に歯止めがかからない鳥取県を救うため、人間たちに鳥取の魅力を再認識させようと奮闘していたのでした。
そんな彼へ、庄司おじさんは、優しい視線を向けるのです。
なぜなら、彼もまた、鳥取愛にあふれる鳥取県民だったから。
ただ、鳥取愛の方向を間違ってしまっただけだから。
ありがとう鳥取。
フォーエバー鳥取。
……なんか次回も鳥取回っぽいです。
まとめ。
「庄司おじさんがマッチョになって妖怪と戦ってかにでっぽうで勝利した」なんて、ヒダマルが書くと嘘っぽく聞こえますが(自覚がある)ほんとですよ。でしたよね? 観てたみなさん?
鬼太郎とねこ娘を制圧し、全世界を鳥取好きへと洗脳させかけた魔猫さん、ある意味バックベアード様より世界征服へ近い位置にいたんじゃないかな……。
次回は「死神と境港の隠れ里」。
コメディに振り切れた今回と比べると、ちょっとシリアスかな? 死神怖いな。