『ゲゲゲの鬼太郎』第97話感想 【戦争なんて腹が減るだけだ】
みなさま、こんにちは。
「見えてる世界が全てじゃない」を観たヒダマルです。
最終回……。
二年前、驚愕のねこ姉さん初登場即ツンデレに湧いてたのがついこの間のことのようだ……。あれから二年とか嘘だと言ってほしい。
戦争なんて腹が減るだけだ。
いちばんのメッセージだったかなと。
先週もですが、ねずみ男の漢気が輝いた最終回でした。憎しみの力とは違う健やかなエネルギーの存在を感じ取ったねずみ男と、ノートパソコンとスマホで生放送を実現した砂かけ婆がグッジョブ。いやほんと凄いなお婆ちゃん。
蘇った鬼太郎がたった一人でバックベアードに立ち向かう姿を伝え、戦争なんて一文にもならんことしてる暇あったら鬼太郎を応援しやがれと熱弁、悟空の元気玉の要領でみんなの力を合わせて見事世界の終わりを防いだのでした。
ちゃんちゃんことリモコン下駄を装備しバックベアードに向き直る雄姿よ。かっこよかった。
【『ゲゲゲの鬼太郎』公式サイトより引用 ©水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション】
鬼太郎にエールを送るメンバーが熱かったなぁ……。
妖怪アパートのみんな。たくろう火と雨降り小僧。小豆洗い小豆はかり小豆婆。雪女と俊、のっぺらぼうと敦。鳥取のみんなと、なぜかチンさん。チンさんいま鳥取にいるのか。彼の本名は分からず終いです。第六期鬼太郎最大の謎です。
妖怪に親を殺され敵討ちとばかりに工事を続けた頑固一徹な仕事人・黒須とその息子。
漫画家を目指すひでり神と、どこからどう見てもヤクザな編集者。
ずんべら霊形手術で美人になったきららちゃんや鬼太郎に嵌められて人間になってしまった半魚人や水虎に振り回された翔子さんや河童なんかもいると面白かったけども。いや、ヒダマルが見落としてるだけかも。もう一回観る。
すねこすりはいたね。あっあと奪衣婆もいた。渋い。
鬼太郎とねずみ男が中心にみんなの心をひとつにさせ、バックベアードを倒して、ぬらりひょん先生は自爆して戦争は終結……。どこかムリヤリ感がなくはない。ぬらりひょんが自爆するかねぇ。私が消えても同志が~みたいなお為ごかし吐いてたけども、他人を信じるようなタマではないでしょう。姿をくらましてるだけに一票です。
鬼太郎とまなちゃん。
世知辛い浮世に嫌になって記憶喪失状態に陥った鬼太郎、割と人間臭い。学校も試験もなくても心は病むのだな。ドンマイだ。
鬼太郎がすべて忘れたのならと、これまでの記憶を受け渡したまなちゃんは妖怪の記憶を忘れ去ってしまいました。なんと。
それから、まなちゃんの成長を見守るねこ娘や一反木綿たちが哀しかった……。
が。
救われました最後に。
みんなで歌おうゲゲゲのゲ、てなもんです。
……でも名無しは出なかったな!? 出てくると思ってたんだけどな最後に!? いいポジションにいるもんな!?
まとめ。
鬼太郎とまなちゃんはやっぱり友達だったよ。うう。またみんなで遊べてよかったよかった。
ねこ姉さん事変にねずみ男の漢気にオールドスタイル魔女っ娘に花子さんにこねこ娘にと、楽しい二年間でした。
ありがとう、鬼太郎。
#ゲゲゲの鬼太郎 2年間の応援ありがとうございました!
— 「ゲゲゲの鬼太郎」(第6期)公式 (@kitaroanime50th) March 29, 2020
キャラクターデザイン・清水空翔さんからの描き下ろしイラストが届きました!
皆さまにまたどこかでお会いできることを楽しみにしています! pic.twitter.com/ajyIIfGbdw