ヒダマルのアニメ日記。

毎日午後8時に更新するアニメ感想ブログ。アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りします。

モーリーのメモ

トランス女性とトイレ問題。 【真面目な話】

 

 みなさま、こんにちは。
 ガチヒダマルです。

 

 この話題は何をどうやっても反論が来るタイプのものなので今まで意図的に避けていたのですがそろそろ態度を明確にしようと思います。いつにも増して真面目な話です。

 

「トランス女性」=「肉体の性が男性、心の性が女性」

「トランス女性が女性用トイレに入るのは許されるべきか?」

 

 ヒダマルは「NO」だと考えています。

 

 なぜか。

 人間の性は「肉体の性」「心の性(性自認)」「好きになる性(性愛対象)」の三要素で決まります。肉体だけで考える、心だけで考える、というものではありません。少なくともヒダマルが学んだLGBT知識ではそうです。

(そのため、この話題の『トランス女性』について『好きになる性』の観点がすっぽり抜け落ちてるのが気になるんですが)

 

 ハッキリ言うけども、トイレや浴場という空間に置いて、トランス女性は「(狭義の)(あるいは『今までの』)女性」ではない。

「『肉体の性が男性で、心の性が女性』の人」です。ペニスがついた肉体を持っているんです。「(同上)女性」専用の空間に入ることが許されるべきだとは考えません。肉体の性で区分けされるべき空間と心の性で区分けされるべき空間とどちらも重視される空間とどちらも重視されない空間と、それぞれ存在すると思います。もちろん「好きになる性」での区分けもあるでしょう。これを絡めると更に複雑になるので、ここでは「心(性自認)だけで全てが決められるものではないでしょうよ?」とだけ。

 

 トイレはどうか。

「『肉体の性』で区分けされるべき空間」だと、ヒダマルは考えます。

 

 まぁもっと言えば、これは空論かつ脱線ですが、事態に全力で対応しようとするならば「それぞれの性に沿った空間を用意すべき」だと思います。

 つまり、「男性用」「女性用」の二つのみではなく、性決定の三要素の全パターンに適応する公共トイレや公衆浴場を用意すれば解決します。究極的には、解決方法はこれしかないとも言えそうです。もっと現実的にやるなら「女性用トイレ」「男性用トイレ」「トランス女性も利用可の女性用トイレ」「トランス男性も利用可の男性用トイレ」の四種で選択肢を増やす。

 

 それでももちろん「あ、アイツは『肉体が女性、心が男性、好きになる性が男性』用のトイレに入ったぞ」なんて下賤な勘繰りや噂話をする輩は出るので、社会全体や個々人が変えていく・変わっていく必要があるとは思いますが。でもそれ、中学生同士で「アイツ個室でうんこしたぞw」ってレベルの話ですからね?? それを鼻で嗤って拒絶することができないなら、ちょっと、どうなんでしょう。弱すぎやしませんか。と思いますよ。

 そこまでに弱いなら、大丈夫、ヒダマルが代わりに鼻で嗤うので。「空気づくり」に加担するので。弱いことは悪ではありません。代わりにやれる人にやってもらえばいいんです(もちろん、ヒダマルの弱い部分は強い方に肩代わりしてもらっています。ありがとうございます)。

 

 閑話休題。

 肉体の性で区切るべき話と、心の性で区切るべき話と、そりゃ違うでしょう、それが「平等」でしょうと思います。身体が男だけど心が女だから女性用トイレの使用を要求するのは「同一」です。

 平等と同一の違いは何度か言ってます。

 

www.hidamaruanime.com

  

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 男性の肉体を持っていながら、心が女性だから女性用トイレを使用したい、という要求は、傲慢だと感じます。

 いやあの、できるんですよ、ヒダマルも凶悪な性犯罪をやろうと思えばできるんです? 性欲もペニスも持ち合わせてるんで? 失うものもあまりない人間ですし? でも「絶対にやらない」んです?(『絶対』が嫌いなヒダマルはここもう少し追記したいけど)

 でもでも、他人には決してそれを証明できないから「配慮」とか「気遣い」とかをするんです? 「性犯罪は絶対しないから女性用トイレ使わせてもらってもいいでしょ」とはならないんです?

 

 心が女性でありながら。

「女性のテリトリーに男性の肉体が入っていく」ことの影響がなぜ、なぜ、なぜ分からない。

 

 と思います。
(逆に『男性用トイレを使用したいと主張するトランス男性』があまり見受けられないのはこれを分かってるからだと思います)

 以上、解散。

 

「君は女ではないと言われているようで...」トランスジェンダー女性教諭が女子トイレを使えない理由とは(松岡宗嗣) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

(リンク先のような個別具体ケースにおいては柔軟に対応する道が模索されてもいいのではないかとも思うけど)(その上で失敗しているのだろうとも)