問題の話。
ある問題があったとして、そこへ、解決・改善のために提起したときに必ずと言っていいほど返ってくるのが、「いやいや、そうなってるんだから仕方ないじゃん」 という意見です。
たとえばこちら。
「いじめる側こそ学校に来ないで」出席停止措置は加害者に適用されるべき?(THE PAGE) - Yahoo!ニュース https://t.co/EJ7SUJBtPQ
— 春名風花 official (@harukazechan) September 14, 2019
「いじめがつらかったら、学校に行かなくてもいいんだよ」
という被害者への声かけって、これ、逆じゃない?
本来は
「他人をいじめるひとは、学校に来なくてもいいんだよ」
じゃない?
現状、おかしくない?
……という提言に、「いじめっ子には教育を受ける権利がないのか!」だったり「いじめっ子を出席停止にするって、いじめにつながるよ?」だったりという意見がやってきます。
んんん、全部がぜんぶじゃないけれども、こういう反対意見って、
「社会を変える気がないのかな?」
と思うんですよね……。
なんかゲンナリする……。
「ん、確かに現状はそうなんだけど、これじゃちょっと間違ってるからさ、これからどうしていくのが良いかな」
という話をしてるのが分からないのかな……、と……。
しかもこの場合、「いじめっ子を出席停止にすれば完全解決だぜ!」という問題提起ではないんですよ。「逆だよね」なんですよ。まず。
その上で、「出席停止になってしまった子にも問題があるかもしれないから、そっちのケアも必要」という論調なんですよ。
そういうシンプルかつクリティカルな話を~、なんかこうザンザバザンザバ波立たせるひとたちの、社会に対するスタンスが~、ちょっとよくわからない……。
「派遣の構造って間違ってるよね。本来はこうだよね」と意見したとして、「今そうなってるんだから仕方ないじゃん!」て言うのかな……。言うのかもな……。
「入れ墨への偏見はおかしい」という意見にも、「そういう現状だって分かっててやってんだから我慢しろ」って言ってたもんな……。
ヒダマルは社会不適合者だから考え方がズレてるのかもしれませんが、こういうのおかしいよなぁって思いますでしたとさ。おしまい。