遊戯王カードで遊んでみる。その②【フィッシャーマンデッキ VS ユニオンデッキ】
みなさま、こんにちは。
何故か『遊戯王のレアリティ解説記事』が読まれすぎてて怖いヒダマルです。「何かの間違いでしょ?」ってくらいの大反響。
え、これはあれなの? 何かいくないことが起こる前兆なの? 虫の報せなの?
という事で、今回も遊戯王ネタですよ。
反響を頂けたことですし、ぼっちニートが今日も今日とてソロ決闘を楽しむ様子をご覧いただこうかなと。別に泣いてませんよ。
フィールドはこちら。
相手の方は海馬瀬人ですね。色々とハイスペックなキャラクターですが、彼の何がスゴイって、この根暗な髪形で遊戯と同等の存在感を放ってることだと思う。
ヒダマルが使うのは、前回も遊んだ『伝説のフィッシャーマン』を主力としてまとめた寄せ集めデッキです。水属性モンスターで固めた布陣。
では、決闘を始めましょう。
決闘スタート!
ヒダマルのターンから。
手札はこの5枚でしたが、キーとなるフィールド魔法『伝説の都アトランティス』がある上に、下級・上級モンスターやサポートの魔法・罠カードがまんべんなく入っています。
なかなか良いスタートが切れますね。
では、『水晶機巧―ローズニクス』を攻撃表示で召喚。
『伝説の都アトランティス』を発動してモンスターを強化した後、2枚の伏せカードを仕込んでターンエンドです。
では、「もう一人のボク」にターンを譲りましょうかね。出ておいでー。
VS・もう一人のボク
「オレのターン! ドロー!!」
「手札より、魔法カード『成金ゴブリン』を発動! デッキからカードを1枚ドローし、相手ライフを1000回復する!」
「更に、フィールド魔法『ユニオン格納庫』を発動!!
発動時の効果処理として、デッキから機械族・光属性のユニオンモンスター1体を手札に加える事ができる!! オレは『A-アサルト・コア』を手札に加え、通常召喚するぜッ!! 更にこの瞬間、『ユニオン格納庫』第二の効果が発動する!! 1ターンに1度、自分フィールドに機械族・光属性のユニオンモンスターが召喚・特殊召喚された場合、そのモンスター1体を対象として発動できる! そのモンスターに装備可能で、カード名が異なる機械族・光属性モンスター1体をデッキから選び、そのモンスターに装備する!! この効果により、『B-バスター・ドレイク』を選び、対象のアサルト・コアに装備するぜッ!! そして、カードを2枚セットしてターンエンドだッ!!
……………。
ぉ、おぉぅ………。
じ、じゃあ、ヒダマルのターンね? ドロー……。
えーっと、ローズニクスをリリースして、『氷帝メビウス』をアドバンス召喚。効果を発動して、相手フィールドの『ユニオン格納庫』と伏せカード1枚を破壊します。
えっと、攻撃。
ライフに700のダメージ。
「装備されている『B-バスター・ドレイク』の効果により、『A-アサルト・コア』は破壊されず、バスター・ドレイクが代わりに破壊され墓地へ送られる! そして、『B-バスター・ドレイク』の効果発動! このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる! デッキからユニオンモンスター1体を手札に加える! オレは『C-クラッシュ・ワイバーン』を選び、手札に加えるぜッ!」
ぁ、うん……。
ターンエンド……。
「オレのターン! ドロー!!」
「手札から『C-クラッシュ・ワイバーン』を通常召喚!
現れろ、クリフォートのサーキット!! アローヘッド確認・召喚条件は機械族モンスター2体!! 『A-アサルト・コア』と『B-バスター・ドレイク』の2体をリンクマーカーにセット!! サーキットコンバインッ!!
リンク召喚ッ!! 現れろ、『クリフォート・ゲニウス』ッ!!」
「そして、『C-クラッシュ・ワイバーン』の効果発動!! このカードがフィールド上から墓地へ送られた場合に発動できる。手札からユニオンモンスター1体を特殊召喚する!! この効果により、オレは手札の『Z―メタル・キャタピラー』を特殊召喚するぜッ!! 更に、墓地の『A-アサルト・コア』『B-バスター・ドレイク』『C-クラッシュ・ワイバーン』の3体を除外することで、エクストラデッキから融合モンスターをリンクモンスターのリンク先に特殊召喚ッ!!
連結ッ・『ABC-ドラゴン・バスター』!! 立ちふさがる敵を粉砕せよッ!!!!」
……………………………………。
えぇ………………………………………っとぉ………。
ガチか。
待て待て待て、ガチだコイツ。
何リンク召喚しちゃってんの? しかも完璧な前口上で? もうアニメでもフルで言ってる人いないよ? アローヘッド……、コンバイン? って何それ美味いの?
というか初手から3枚もデッキ圧縮て。
ユニオンをリンク素材にして墓地に送ってモンスター2体のフィールドアドバンテージを稼いだ上での更なる最上級モンスター召喚て。しかも除去効果持ちて。
いやいやいやいや、
勝てる訳ねぇってばよ💛
こちとら一山いくらの余り物カードで組み立てたツギハギだらけのデッキだってのに……。飛車角落ちでやろうよ……。
しかぁしッ!
これは勝負ッ! 神聖なる決闘ッ!!
持てる力の全てを注いで、受けて立とうではないかッ!!
チェーンの応酬!!
相手バトルフェイズに入る前に、ヒダマルは速攻魔法『海竜神の怒り』を発動ッ!
フィールドに『海』が存在する場合、自分フィールドの元々のレベルが5以上の水属性モンスターの数まで、相手モンスターを破壊できるッ!!
「オレは速攻魔法にチェーンして『ABC-ドラゴン・バスター』の誘発即時効果を発動! 手札を1枚捨てることで、『氷帝メビウス』をゲームから除外するぜッ! つまり、お前の『海竜神の怒り』は不発となる!!」
く……っ!
ならば、永続罠カード『潜海奇襲』を発動ッ!
『氷帝メビウス』をエンドフェイズまで除外する! 『海竜神の怒り』は不発になるが、これでメビウスは帰還できる!!
「それはどうかな?」
なんだとっ!?
「カウンター罠カード『盗賊の七つ道具』を発動!! 1000ライフポイントを払い、『潜海奇襲』の発動を無効にし破壊する!!」
ぬああぁぁチェーンに押し負けたあぁぁぁぁッ!! フィールドがら空きんなっちゃったぁぁーーッ!?
「3体のモンスターによるダイレクトアタックを受けてもらう!! ライフに6300のダメージ!!」
これで、ヒダマルの残りライフは2700……。
フィールドの『伝説の都アトランティス』、手札の『伝説のフィッシャーマン二世』と『三世』の3枚のみで切り抜けられないか模索しましたが……、
うん、負けました。
まとめ。
いやー、キツイ。
分かっちゃいたけど、この戦力差はキツイですね。ムリムリ。貧弱貧弱。
時の運さえあれば勝ちの目もあったかもしれませんが……、もう一人のボク、ガチなんだもの。手加減してよ。
それと、前回の【VS ブラマジデッキ】に引き続き『伝説のフィッシャーマン』は活躍の場がゼロでしたね。ほんと、彼はどこで何してたんだろう。
「1ターンに2枚ドローOK」って特別ルールでも作ろうかな。
制限カード使い放題とか。これなら勝てるかも……(勝利のためには手段を選ばなくなってきたヒダマル)。
では自戒も込めて、お馴染みの合言葉で別れの挨拶と代えましょうか。
せ~の、
ルールを守って楽しくソロ決闘!
泣いてませんってば。