ヒダマルのアニメ日記。

毎日午後8時に更新するアニメ感想ブログ。アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りします。

モーリーのメモ

『ひぐらしのなく頃に解』感想 【一件落着?】

 

 みなさま、こんにちは。
『ひぐらしのなく頃に解』を観たヒダマルです。

 

 一期ではひたすらに情緒を乱し狂乱を極めていた雛見沢村の面々でしたが、今回はなんと一致団結して運命に抗う雄姿を魅せた!! 羽入ちゃんはなんだ神様なのか!? 梨花ちゃんはなんだ100歳だったのか!? だとしたらよく心折れなかったなそして羽入が出てくるの遅すぎるな!!

 

 誰も妄想に囚われず仲間を信じ敵の正体を知り対策し大人を味方につけと、八面六臂の活躍でしたね圭ちゃんたち。うぅむがんばった。お見事。

 惜しむらくは……、主人公格であるはずの圭一とレナが、後半は一切活躍しなかったこと……!! お話としてかなり痛いぞ。特にレナは最初から最後まで徹頭徹尾目立たなかった。一期ではレナに始まってレナに終わるメインヒロイン枠だったのになぜこうなった。ほんっとうにあの子だけは居てもいなくても同じ結果になっちゃった。

 で、大石や葛西や赤坂が見せ場のほとんどを持っていくという。次点で沙都子ちゃんと詩音。権力的には魅音。しかし梨花の死を偽装した時点で村中に留まって暗躍する必要が消えたからすぐ警察署にでも身を隠せばよかったものを。立案はともかく、最後はぜんぶ大人が解決しちゃったんだよなぁ。

 まぁあのメンバーが一致団結しなければこの結果だってなかったのだ、という理由付けがかろうじて説得力を持たせるではある……。面白ければいいしね。

 

 それとねぇ、これまではただただ喉を掻きむしって死にゆくだけだった富竹さんが生き残ってくれたのが妙に感慨深い……! あの人ほんと不遇だった今まで。鍵を開けて喉を掻きむしるだけの存在だった。最後もなんかひどい拘束を受けてたけどよくぞ今回は生き延びてくれたよ富竹さん!

 しかしまぁーーーーこれにて一件落着! 雛見沢症候群の謎を解き明かし悪い大人と組織から逃れ世界には7月1日が訪れたのだった! めでたしめでたし!

 

 じゃないんでしょあるもん。

 

 知ってるよなんとなく風の噂に聞くよ、業はただのリメイクではないと。雛見沢村にはまだなんか隠されてんぞと。圭ちゃんの私服が常識的なデザインになってんぞと。

 だから解のクライマックスに至っても「解決したとしてこれで終わりじゃないんだよなぁ」という気分が抜けなかった! これはもう後行者不利益! 「マミる」「判断が遅い」「私の戦闘力は530000です」なんかは先に知ると純粋に楽しめないそういうもんだ、巡りあわせだこればっかりは。運命運命。

 

 というわけで業を観ています。

 物語シリーズなビジュアルになった圭ちゃんたちがどんな世界を歩むのか見届けていこうと思います、解散!

 

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