『デジモンアドベンチャー:』第7話感想 【水中戦】
みなさま、こんにちは。
「その男、城戸丈」を観たヒダマルです。
丈とゴマモンのコンビが参戦することとなりました。パートナーデジモンのほうが先に出てくるってこれまでになかった気がします。テイルモン除く。
ゴマモンが丈を紹介する前の「選ばれし子供がいるにはいるんだけどえーっとそれがちょっとまぁ見てもらったほうが早いかな……」みたいなテンションが面白かったです。あと「オイラ」! ゴマモンは「オイラ」!
残念キャラ枠・丈先輩。
選ばれし子供たちの残念キャラ枠筆頭・丈先輩。次点でミミ。彼らが入ったことで物語のバリエーションが増えそうです。方向性をコントロールしやすくなりそう。あとはクールなヤマトがいてくれれば。
【『デジモンアドベンチャー:』公式サイトより引用 ©本郷あきよし・フジテレビ・東映アニメーション】
三話での初登場時も思ったけどちょっとキャラ変わったような気もします。奇異なイメージがついたというか、「合理的なことしかやらない! 目標に向けて突き進む!」みたいなある意味での力強さというか……、丈ってもっとなよなよしてなかったっけ? 妙な方向に行きそうな仲間たちにブレーキをかける役割というか。振り回されタイプというか頼りないやれやれ系というか。でもそういう欠点はゴマモンがこうあっけらかんとね。パートナーというより女房役なんだよねゴマモンは。もしかすると一番好きなコンビかも。
ポイズンアイビー切望。
今回もポイズンアイビーはやらなかった……。
やらなかったし叫ばれなかった。なぜだ?? デジモンは「必殺技を叫びながら戦う系エンタメ」だろう?? 叫ばなくてどうする?? 黙って必殺技を出すのが許されるのはオメガモンとかそういう劇場版的な存在感を持ってるキャラだけだぞ?? 「ピィカァ~……、ヂューーーー!!」って叫ばずに10まんボルトを放つピカチュウがどこにいる?? 例えがややこしい??
ゴマモンを見るがいい、第一声が「マーチングフィッシーズ!」だった。姿を現す前にだ。あれこそデジモンだ。
でもイッカクモンの必殺技「ハープーンバルカン」の威力はメガフレイムやメガブラスターやココナッツパンチと比べると劣ってたように思う。やっぱり「身体の一部が発射された後に爆発」という形式をド迫力にするのは難しいかぁ。チクチクバンバンと違って単発だから「出し続ける」という方法もとれない。メテオウイングにはもっとがんばってほしいけど。
それと、初進化した際には「デジモンに乗って一緒に戦う」という共通点があるように思ってたんですが、そういえばトゲモンとイッカクモンには乗ってませんでした。イッカクモン乗りやすそうだけど(ラストでは乗ってたけど)(そして落ちたけど)
イッカクモンは水中戦だったしトゲモンは素早く動き回ってたから仕方ないか。今後トゲモンが腕にミミを乗せて歩いてるシーンとかあると嬉しいけど。
まとめ。
うぅむ無印最終回の「それ、手だったんだ」を唐突に思い出してなんか切ないな。あの二人は落ち着いてるというかなんというかあんまり大袈裟な熱さがなくても繋がっていられるというか。いいな。
うーん昔の記憶に引っ張られて今作の解析が進んでないような気もするけど……。でもゴマモンにゲソモン当てるとか明らかにノスタルジー誘ってきてるからなぁ。うまい。
次回は「子供たちの攻城戦」。
ヤマトが帰ってくるぞ! 6人が揃って戦うのだ!