『ヒーリングっど♥プリキュア』第１６話感想 【私とは誰だったのか】
みなさま、こんにちは。
「友情の誓い！永遠の大樹の下で」を観たヒダマルです。
ご老人がのどかに対し「なんだ藪から棒に」と言ったのが妙に味わい深かった。使用する言葉で年代を伝えると同時に、初めて「藪から棒」に出会った子もいただろうなぁ、こういうのでなんとなーく語彙を増やすのって実は馬鹿にできないんだよなぁなんて。
忘れっぽいひなたさん。
「その樹の下で友情を誓えば永遠に続く」という大樹にルンルン気分で向かう三人と三匹とラテ様は「そんなことしなくてもずっと友達」的なこと言ってましたが確かひなたちゃんだったかな、でもアナタ一月前にプリキュア脱退しようとしてたし先週はのどかとラビリン大喧嘩してたの忘れてるでしょう。当たり前は当たり前じゃないのだよ。
老人の問い。
なんですね、若い男二人と女性一人の仲良しトリオにヒビが入って喧嘩別れしてたわけですがうち二人はご夫婦だったんですかね。明言されてはいなかったと思うけど。そうするとはやり恋愛的な感じでもつれたのだろうか、と考えるのが自然ではあるんですが物語的な都合でキャラを一人ずつ出すのは回りくどため「二人は今も仲良し」である点を伝えるためにも一緒に喫茶店へ行かせたのだと捉えることも可能です。どうなんだろう。何があったのでしょうあの三人に。
【『ヒーリングっど♥プリキュア』公式サイトより引用 ©ABC-A・東映アニメーション】
どっちにせよ数十年前に壊れた友情をまだ引きずってるというのもあまり健全な印象がありませんがしかし……、他に色々あった末に、人生の総まとめを探るにあたってあの季節を想起しないわけにはいかなかった、あの場所に行かない選択肢などなかった、という感じだろうな……。
あのご老人の問いは「私とは誰だったのか」だと思う。
まとめ。
プリキュアにもご老人たちにもあまり感情移入できなかったな今回は。そういう回もあるというか、まだまだ「分からないこと」はあるのだと思った。
次回は「最高のおもてなし！？ちゆのおかみ修行」。
久しぶりだなちゆ回！ シンドイーネが来るのも！ それにしてもおかみ修行は大変そう。ヒダマルなら裸足で逃げる。
