深海の話。
みなさま、こんにちは。
反復横ヒダマルです。
海、怖いです。
唐突ですが海って怖いです。ちっちゃい頃からです。今はそんなでもないし、未知の深海を調査！ みたいな番組だって好みですが。でも巨大水槽にデッカイ魚が泳いでる水族館で「怖いな、怖いな」と思いつつ進むみたいな夢はたまに見ます。これがもし「大海原に投げ出されて巨大水生生物に襲われる」とかだと跳ね起きる自信があります。
海、水、暗い水中への恐怖。
「鳥が苦手」「ヘビが苦手」といった感覚のように、ヒトが持つ本能に根差してるのではないかと推察しています。
……それはそれとして、「怖いもの見たさ」というヤツもありまして。
こちらのサイト、海の水面から始まって、スクロールでずんずん潜ることができます。「その深度にいる生物」も表示されます。よくわからんけども、「クトゥルフ神話ってこんな感じかな」と思わせます。
どんどん暗くなっていく画面に時折現れる生命のビジュアルったらないです。
久しぶりに生きている存在を目にして、でもそれは、果たして生物であると理解できるビジュアルなのか。そういう不安。「ジャイアントチューブワーム」とか。「ハープスポンジ」気になる。
深海の定義は「２００mより下」なんですが、「クリオネお前そんなトコまで潜れんの！？」みたいな発見があります。
「マンボウお前そんなトコまで潜れんの！？」「シーラカンスお前そんなトコまで以下略！？」「イッカクお前そんな以下略！？」「ゾウアザラシお前以下略！？」「メガマウス以下略！？」です。コウテイペンギンの潜水能力もとんでもねぇなと思った。最も泳ぎのうまい鳥類、納得。
ちなみにヒダマルの今日の晩ごはんは、水深６０m付近にいる「マヒマヒ」です。シイラ。
ヒダマルは英語サッパリなのでほとんど読めないんですが、読める人はもっと楽しいと思います。なんでも６０００ｍ地点には「ここまで潜った人間より月に行った人間のほうが多い」と記されているとか。深海は宇宙のようだ。
興味のある方はプチ深海旅行に行かれてみてはどうでしょう。
