ドリームな話。 その4
みなさま、こんにちは。
ヒダマル鍋(醤油ベース)です。
先日、夢を見ました。
小学生の時分、学校から帰ると、引き戸のガラスの向こうに人影が映りました。
ヒダマルは鍵っ子です、親も兄弟もまだ不在のはず。不思議に思いつつ、鍵を使うまでもなく開かれた戸の先に、強烈な懐かしさを覚えました。
死んだ祖母が出迎えてくれたのです。
温かい笑顔と抱擁を受けると、瞬時に涙がたまります。しわしわで乾燥したあの手を取り、見慣れた家へあがりながら(玄関の近くに仏壇があるんです)、しかしヒダマルは理解していました。あぁ、これは夢だと。この幸福は長くは続かない、もう起きるべきなのだと。悲しみが大きくなる前に。
それから、部屋の隅にうずくまり、ぐずぐずと涙を流しながら、祖母の優しさを拒絶しました。心配そうに伸ばされる腕に、「もう起きちょうち言いよろうが!」と怒鳴り、彼女を遠ざけました。
やがて、泣きながら目を覚ましたヒダマルはそのまま普通に二度寝するあたり正にヒダマルでしたが、改めて覚醒した際、あの夢を思い返し、気付くのです。
あんな人、知らん。
いやいやいやいやいやいや、
怖っ!!??
誰よアレ!? ヒダマルのおばあちゃんまだ生きとるわ!! 知らんわあんな人!! 体型もぜんぜん違うし!!
よく考えたら家も知らんわ!! あんなとこに仏壇ないわ!! 正直あの仏壇が目に入ったとき「あ、起きたほうがいい」と直感したわ!!
あーーーーこわかった!! 何事もなかったから良いけど!! セーフ! セーフ! 好意的に考えればなんだろうご先祖様か誰かか!?
たまにこういう、よく分からん悪夢を見ますよね。ドリームな話もかれこれ四回目だし。なに書いたか覚えてないけど。
あっリンク貼ったら思い出した。
でも「吉夢な話」ってなんだろう。自分の脳みそに話しかけながらご褒美に低GI食品を摂取してるような変態が書く文章なのでどうせろくでもない内容だとは思うけど。
ということで、ちょっぴりホラーをお届けしました。ジメジメしますね最近。本格的な夏到来と手早い終結を祈って、解散!