『ゲゲゲの鬼太郎』第92話感想 【リア充爆発しろ】
みなさま、こんにちは。
「構成作家は天邪鬼」を観たヒダマルです。
パンチにキックにとかなり武闘派なキャラでしたよ天邪鬼。性格も親しめないし、もっとコミカルな感じかと思ってました。
「さざえ鬼」と「霧の夜」はほとんど戦闘シーンなかったので、なんか久々に鬼太郎のバトルを観た気がするけど「手の目」から数えて三週間ぶりとそんなに間はなかった。でもこの二本は特異性すごいからな……。
他人の不幸は蜜の味。
天邪鬼、との名前ですけども、言葉から想像するような天邪鬼っぽさはなかったですね。天邪鬼というか、より性格の悪いジャイアンみたいだった。
ねずみ男にそそのかされてケッタイなテレビ番組に出るんですけども、あれはねずみ男の利益になってたのかな? 番組の出演料ってことか? その割には衣装が地味なままだったので、単に楽しかっただけという線も。
人間のゲストキャラにして構成作家・奥田さんが終始振り回されてて気の毒でした。
【『ゲゲゲの鬼太郎』公式サイトより引用 ©水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション】
番組はふつうに歩いてるカップルにカラーボール? 投げてドッキリ成功、テニスに興じるカップルを爆破してドッキリ成功と、「リア充爆発しろ」を地で行く趣味の悪さ。
奥田さんの息子さんがテレビの真似して問題になってこれじゃイカンと気付くのは人間の愚かしさだなぁと。
先生の思惑。
で、この天邪鬼の封印を解いて暴れさせたのが誰あろうぬらりひょん先生なんですが、今回なにが目的だったんでしょうかね? 地味ぃに人間社会へ迷惑をかけましたけど。テレビ番組にしようと目論んだのはねずみ男だし。どんな結果を望んでの行動なのか計りかねます。
このぬらりくらり感が先生の真髄でもあるけど。
果たして、ぬらりひょんVS鬼太郎の直接対決はあるんでしょうかね。ないに一票入れたいと思います。最終的にまなちゃんにも取り入って人間と妖怪の完全分断を狙ったもののうまくいかず「これからも私は理想の妖怪社会を追い求めますよ」的な捨て台詞を残して閉幕な気がする。
まとめ。
力任せに趣味の悪いイタズラを続ける天邪鬼、こういう人間いるなぁという感じがしました。愉快な回じゃーなかったかな。
次回は「まぼろしの汽車」。
吸血鬼と言ったらあれか、ずいぶん前から仄めかされてる気がするバックベアード様復活の前兆か!