『ゲゲゲの鬼太郎』第85話感想 【特撮的な】
みなさま、こんにちは。
「巨人ダイダラボッチ」を観たヒダマルです。
ヒダマルのダイダラボッチ原体験は『地獄先生ぬ~べ~』なんですが、あちらでは「デイダラボッチ」だった気がします。少なくとも鳴き声(?)は「でいだら」だった。
ビルに化けてたんですよぬ~べ~では。
門倉さんの想い。
ダイダラボッチに魅せられダイダラボッチを追求しダイダラボッチ研究に人生を捧げた人間・門倉さん。
ダイダラボッチが破壊の化身になることを防ぐために研究成果を使って彼を抹殺するという展開、まぁ悲劇でした。ぬらりひょんの悪役株が上がるなぁ。
【『ゲゲゲの鬼太郎』公式サイトより引用 ©水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション】
ぬらりひょんと言えば子分の朱の盆ですが、鬼太郎のリモコン下駄を防御しちゃんちゃんこナックルすら防いで反撃するあたり、意外と強いんですね彼。前々作のぬらりひょんと朱の盆は記憶があるけど、そんなに強くはなかったような。お盆とタコだったような。
特撮的ダイダラボッチ。
特撮に詳しいわけではないんですが、ダイダラボッチのスケール感を表現するにあたっての演出が綺麗だったなぁと思います。いつもの鬼太郎では見れない工夫があった、それだけは分かる。
大きさを際立たせるために、引きのアングルから巨体が蠢く様子をじっくり描くというか。特に目・鼻・口が揃う場面なんか、おどろおどろしさを感じました。街の上空にあんなん現れたらそりゃ怖いよなぁと。
ねずみ男のワルっぷりも際立ってたなぁ今回。洗脳? されてたとはいえ、鬼太郎と一般市民を奈落の底へ突き落すとか。
ねずみ男といえば、ぬらりひょんに寝返るなんてことも考えられますよね……。バックベアード様の復活も伸ばしに伸ばされてるし、どこへ向かうんだ鬼太郎? 色々と絡み合ってきそうだ。
まとめ。
ダイダラボッチにトドメを刺す瞬間の走馬灯的な一瞬が熱かった。さよなら、という感じでした。
「人間と妖怪の関係性」という今期鬼太郎普遍のテーマを扱っていましたが、ひでり神のときみたくうまいことはいかないもんだ。
次回は「鮮血のクリスマス」。
『サンタが殺しにやってくる』っていう映画ありましたよね昔。2もあった気がする。幼少時好きだったような。