『ゲゲゲの鬼太郎』第82話感想 【ラブロマンス】
みなさま、こんにちは。
「爺婆ぬっぺっぽう」を観たヒダマルです。
不気味な回でした。
や、子泣き爺と砂かけ婆のラブロマンスがではなく、敵の目的・力量がまったく判明しない状態でメインプロットが進むという不気味さがありました。ラストでぬらりひょんが出てきたのは、むしろ安心感あった。
老化現象。
母親が振り向くとおばあちゃんになっている、という冒頭はなかなか怖いもんがありそうです、子ども的に。
ねずみ男の企みがバレて捕まるところからスタートというのも、あんまり見ない感じの構成でした。
そして、ねこ姉さんや鬼太郎も老化……。
一反木綿はクシャクシャになったけどぬりかべは耳がないので呪いを受けず無効でした。今回ふんばったなぁぬりかべ。
【『ゲゲゲの鬼太郎』公式サイトより引用 ©水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション】
ねこ婆さんになっちゃった……!
鬼太郎の白ひげはこないだも見た。
子泣き×砂かけ。
老化現象で痴呆が入った砂かけ婆を心から心配する子泣き爺。
人生のクライシスに直面する晩年の老夫婦感が出てて、おぅ鬼太郎そういうのもあるのか鬼太郎。
【『ゲゲゲの鬼太郎』公式サイトより引用 ©水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション】
「意識を保つために昔の話を」とか、「自分でなくなる前に遺言を」とか、終いには涙ながらのキスで目を覚ますとか、ラブロマンスが止まりませんでした今回。
キスシーン長かったなぁ……。
普通にエンタメ消費してて、あんま見ることないもんなぁ、お年を召された方同士のキスシーンって……。体感で30秒くらいあったような気がする。
まとめ。
ぬっぺっぽうは何がしたかったのか、という点が一切明らかにならなかったのが不気味です。ぬらりひょんが糸を引いてたらしいので、伏線になる可能性も。
バックベアード様復活の兆しも、ハロウィン以降ありませんねそういえば。どこに向かうのか分からなくなってきました鬼太郎。
次回は「憎悪の連鎖 妖怪ほうこう」。
怖そうだなまた……。お面で顔を隠したねこ娘は鬼太郎に謝りに来たのかな「ごめーん」って……。あ、福岡ローカルネタです気にしないでください……。