文フリ福岡の話。 その5【戦利品編】
みなさま、こんにちは。
ヒダマルでしょうか、いいえ、誰でも。
さぁさぁ始まりました今回も「文フリ福岡の話」ですが流石に第五回ともなるとみなさまそろそろ「ぃやもぉええわ!」って漫才コンビツッコミ役の決め台詞を持ち出したくなる頃合いでしょうけれどもまだほんのちょっとだけ続きますよなんたって今週は文フリウィークですからね。
イベント関連で、この話題を出さない訳にゃぁいかんでしょうよ!
そう、「戦利品」だ!
『アップルパイナップルースト』
まずはこちら。
外せません、この方の本はとりあえず外せませんでした。なんたって、ヒダマルが文学フリマに興味を持ったきっかけを与えていただいた方の本ですから。
半年前にツミキでお会いした、黒部想太さんです。
(作者は松下和生さんです)
実は、このときに購入した『マヴァラグランスメディカ』を参考にしながら作りましたから。『廃墟短編集』。
黒部さんはイラストを描かれてハンドメイドを作られて、本、は執筆はしてらっしゃらないのかな、でも置かれてて。「おぉ、これ、いいな! ヒダマルにもできそうだな!」と前向きになれたのです。ありがとうございます。
で、『アップルパイナップルースト』ですよ。
『渦巻時計の高速道路』『葡萄飴・チューリングテスト』『アップルパイナップルースト』の短編三本立て、作者の松下和生さんのメルヘン感が角度を変えて現れてくるようなお話でした。面白かった。
装丁といい内容といい、買ってよかったです。
こちら、ネットでお買い求めできますぜ。
他にも『マヴァラグランスメディカ』、『大迷園 -ラビュリントス-』、『時計国時計町時計屋敷』、ポストカードや色紙掛けがあります。
『大迷園』買おうか迷ってたんだけどなぁ。読み応えありそうで。
爽やかな感じの気分だったから、アップルにしました。いやほんと装丁が素敵なんですよトレーシングペーパーで柔らかく透けてて丁寧で豪華で!
オススメポイントなんですが
— 黒部想太@い24文フリ福岡10/20 (@kurobesota) October 18, 2019
「アップルパイナップルースト」にはトレーシングペーパー製の半透明カバーがつきます。めちゃかわ。#文フリ福岡 #文学フリマ pic.twitter.com/d4C3hEuyki
『さよならピグマリオン』
『まぶたの裏にてひかるあなたの』
ヒダマルは元来お金を持っていないので、あまり高い本は買えないんですよね……。いや、不可能ではないんですけど、心が「うっ」てなる……。
あと、文フリさ、通路を歩いてるだけで色んなところから視線とお声が飛んでくるからそこそこ怖いよね……。決して視線を合わせないように、どこのブースにも近付かないように通路ど真ん中に進路を取って、割と戦戦慄慄だったよね……。「ぁ出店者の方が楽だわこれ」って気づいた……。
そんなヒダマルの心を奪った作品が、こちら。
グイグイ来ない接客姿勢とヒダマルに優しいお値段設定、そして。
こちらの作品。
百合なんです。
新刊『まぶたの裏にてひかるあなたの』は、「自称宇宙人と目の見えない地球人の百合」なんです。『さよならピグマリオン』は、百合初心者なヒダマルの表現力では言及できないレベルの、百合なんです。
ちょっと立ち読みして中身を確認したところ、え、ひょっとしてタダモノじゃないなと感じました。当たってました。
いや、これ、いえいえこれ呼ばわりしてはいけませんこれら作品は、「百合文芸小説コンテスト」でじゅうぶん戦えると思います。すごい。面白い。ぜひ参戦してほしい。前回の受賞作と比べても遜色ないです。
いやーーーーちょっとすごいですよすごかったです発見! 百合のすごいひと発見! て感じです。
こんなレベルの作家がほいほいいるってなんだよ百合小説界修羅かよっておもった。
廃ログ公式グッズ!
文フリで手に入れた本は上記三冊だけなんですが、ここからはヒヤパさんからいただいた廃ロググッズ自慢に移ります。
はいきょがある と たんけん願!!
広島でヒヤパさんが手ずから がしゃ こん して作った廃墟探検願――――!!
「おっあぁっ!?」てなりましたよねこれ見たときは。廃ログ公式グッズじゃんかと。白地に銀色で凹ってる活版印刷すてきすぎる。
そーれーとー、
こちら、ヒダマル用の一冊なんですが……、
ヒ・ヤ・パの三文字が!
新アイテム・ヒヤパスタンプも捺印していただきましたよへっへーん! ヒダマルのサイン入り本はこの世に16冊もあるけど、ヒヤパスタンプ入りはこの1冊だけですよたぶんね! いいだろいいだろー!
それと、ハンドメイドに使える小物もいただきました。普通に嬉しいやつです。
ハンドメイド作品が売れるイベントとかないかなー福岡で。次はもっと戦略変えて試してみたい。
廃墟短編集イラスト!
分かります?
ヒヤパさんがキャナルでくれたんですけど、このイラストもう不意打ちすぎてうまくリアクションできなかったんですけど、分かりますか? 何が描かれているか?
『廃墟短編集』を読んだ方なら、分かると思います。この世に30人くらいしかいないけど。
この巫女さんは……!
あのリモコンは……!?
これだけ丁寧に拾って描かれていると、こう、どう反応すればよかったのか。とにかく机に飾っております。ヒダマルは巫女さんに見守られております。ありがとうございます。
まとめ。
ふーー、語った語った。
やっぱり、実費で本出してるくらいの作家さんって全体的にレベル高いのだろうか。小説アドバイスなんてやってるヒダマルですが、少なくとも戦利品において、指摘する点なんぞどこにもないですもん。面白い。
まぁ文芸寄りなんで、ラノベとはまた毛色が違うけども。
いやでもそこはほら、我が『廃墟短編集』も?
しかもその方、めちゃくちゃエモいブログやってる方でした。
— たけぞう🍤文フリ福岡お疲れ様でした (@Takezaux) October 23, 2019
あとで挨拶にいこう。
番外編:廃墟短編集【文学フリマ福岡】 - 廃墟ガールの廃ログ https://t.co/Bu12I7SptH
……面白かった。ちょい悔しいくらい。
— たけぞう🍤文フリ福岡お疲れ様でした (@Takezaux) October 24, 2019
連絡先はどこだ。ツイッターにはいないっぽい。ブログしかないのかな。コメント残してくるか……。 https://t.co/PCanbPbwO7
ヒダマルとはすれちがいだったたけぞう🍤文フリ福岡お疲れ様でした (@Takezaux) さんが、『廃墟探偵』を絶賛されております、ありがとうございます……!
さて、長らく続いた文フリ報告シリーズも……、
明日でラストかな……。
( 終わると見せかけて続く……)