ヒダマルのアニメ日記。

毎日午後8時に更新するアニメ感想ブログ。アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りします。

モーリーのメモ

正義の話。 【真面目な話】

 

 みなさま、こんにちは。
 ヒダルマに間違えられるヒダマルです。

 

 や、たま~にいらっしゃるのですよ。

「ヒダマル」を「ヒダルマ」と勘違いしちゃう方。

 漢字で書くと飛騨丸だけど、これじゃ火達磨んなっちゃいますね。物騒なヤツですね。

 

 や、いいんですよ。

 ぜんぜんいいんですよ字面もこんだけ似てたら間違えますよむしろありがとうございます。

 皮肉でも嫌味でもなく、純粋に嬉しいことですよこれ。

 

 だって、「覚えてくれた」んですから。

 

 間違いだろうがなんだろうが、ヒダルマだろうがヒダマノレだろうがピグモンだろうが、「ブログとか小説とか絵とかで表現してるヤツ」として認識していただけたという事実に、ただただ感謝です。名前なんぞ些細なことです。

 ありがとうございます。

 

 

 や、大事は大事ですよ?

 相手の名前を間違えないようにするのは大切です。

 

 良好な人間関係の基礎は「相手の大切なものを大切にする」ですから、重要なポイントの一つでしょう。「尊重」とも言い換えられます。名前なんてその人そのものみたいなもんですし。

 名刺をやたら大切に扱うのもそうですね。あの辺の作法みてると、もはや茶道や弓道ですよね。ああもマナーにうるさいのって日本だけなのかな。名刺道?

 

 

 ただ。

 

 

 それと同時に、覚えておかなきゃならない点は。

 

 

自分が大切にしているものが、相手にとっても大切だとは限らない」という現実です。

 

 

 現実です。

 

 

 何度も言うけど、現実です。

 ただの現実です。

 

 この点を無視して話を進めると、それはもうファンタジー世界の設定なので、肝心かなめなポイントです。

 ヒダマルが人生をかけている大切なものが、相手にとっても同じように大切だとは限りません。

 例えば、ヒダマルの命とか。

 

 

 だから、誇りを持ってる大切なものを勘違いされたり、軽く扱われたり、ってことがあったとしても、感情に任せないように気を付けてます。

 ま、こいつの場合は活動範囲がネットだけだし、物理的な損害があるわけでもないのでね。「相手にとっては、これは大切じゃないんだな」とだけ想像して、ちょっくら成長して、うん、終わりです。

(名前を間違われる程度では怒りなんて一切湧かないけど)

 

 

 で、まぁ何が言いたいかというと、

「私の大切なものをあなたも大切にしないとは何事だ!」って沸騰してる方が多すぎるんですよ。

 

 

 よく聞くのが、無茶な要求された絵描きさんが怒ってる話。Twitter上にいくらでもありますよね。

 

 絵が描けるって、特殊技能じゃないですか。今のレベルに達するまでに、どんだけ努力してきたんだって話ですよ。たゆまぬ努力が礎にあってこそです。

 ヒダマルに言われるまでもなく、絵が描けるひとなら、骨身に染みて分かってますよね。

 

 じゃ、逆に、「絵が描けないひと」がその事情を理解・想像・共感しにくいであろう点も、ちょーっとくらいは歩み寄ってもいいんでないの?

 

「考えたら分かる」とか「常識的に」とか「想像力が」とか言うけども、あなたは全知全能なの?

 どの業界のどの相場にも精通してるの?

 どの職業のどの大変さも想像できるの?

 

 なんでも知ってるの?

 知ってることだけじゃないの?

 

 じゃ、怒る前に、伝えればいいんじゃないの?

 伝えて、分かってもらえなかったら、それはそれで終わりなんじゃないの?

 

 

 

 と。

 おもいます。

 ヒダマルはね。

 

 

 

 でもねー。

 

 どうもねー。

 

 この現実を前提に置かず、話を進めてしまうひとって、うん、多いんです。

 

 

 

 冒頭に戻るとね、保育士時代もね、あるんですよ。

 特にヒダマルのようなポンコツは、よく間違えるんですよ名前を。

 

「龍」が「瀧」じゃないとか。

「菅」が「管」だとか。

「大」が「太」だとか。

 

 

 

 

 

 

 

 どおおおぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおお

 

 

 

 

 

 ッ

 

 

 

 

 

 

 ッ

 

 

 

 

 

 

 

 ッ

 

 

 

 

 

 おおおぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおお

 

 

 

 

 

 ッ

 

 

 

 

 

 ッ

 

 

 

 

 

 ッ

 

 

 

 

 

 

 おおおぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおッッッッでもいいわ!!!!!!!!

 

「大」が「太」だろうがなんだろうが、どうでもいいわ!!!!

 

 同じだわ!!!!

 

 

 その「、」ひとつの間違いに対してここぞとばかり眉間にシワよせて「名前間違ってます不愉快です」って伝えてきた末の人間関係が多少なりと悪化するデメリットの方が


 遥かに大きいわ!!!!

 

 

 

 

 てなもんで。

 

 大事ですよ。名前。気を付けますよそりゃ。

 

 言ってることは間違いなく正しいですよ。

 間違えてて悪いのはヒダマル一択ですよ。

 

 でもね、自分が大切にしているものだからといって、相手にも常に大切にしろと等価を求めるのは、無理ってもんです。「理」が「無」いってもんです。

 

 よ。

 

 ね。

 

 

 

 

まとまれ。

 ごめんなさい。

 うん、これ実は深夜テンションで書きなぐりました。

 

 ほら、どこかの商店街で89歳の男性が看板撤去してるとか、

「死にたいなら一人で死ね」とかさー。

 

 あるじゃないですか。

 最近。

 

 

 

 

 あのねー……。

 

 

 

 

 正しさを突き詰めた先にあるものって、必ずしも正しいとは限らないんですよ。

 

 正しさって、正しい「だけ」であって、その程度のもんなんです。残念ながら。

 

 まったく全能じゃないし、ぜんぜん万能でもないし、あるいは有能ですらなかったりもします。場合によっては。

 

 追いかけることは尊いし、大事なことだけど、正義こそが正義だー、って言ってても、世の中なーんも変わりませんよ。ヒダマルでよければ保証します。

 

 もしもそれで変わるなら、この世はとっくの昔に天国ですからね。

 

 

 

 というわけで、久方ぶりの「真面目な話」。

 

 お送りしたのは、カネゴンでした。
(原形どこいった)