『ゲゲゲの鬼太郎』第51話感想 【復活のN】
みなさま、こんにちは。
「閻魔大王の密約」を観たヒダマルです。
いやーーーーねこ姉さんが復活しましたね。子どもの成長って早いね(そういう話じゃない)。
石動零の目的と鬼太郎のピンチな設定も明かされましたし、やっぱり「大逆の四将」「石動零」「鬼太郎」の三つ巴戦になりそうな予感。
鉄板の妹想いキャラ。
とりあえず、冒頭で石動零の過去を明かしてきました。
彼は鬼道衆と呼ばれる妖怪退治一族の生き残りで、妹を始め家族を村ごと焼かれてしまったらしいです。で、その犯人が鵺を含む「大逆の四将」の誰かなので、復讐したいって塩梅です。
まぁこの「妹想い」というキャラ付けは創作において便利なもんで、どんなに悪いコトしてても「実は妹想い」ってだけで不思議と憎めない奴になるんですね。アデルもそうだし、ジャイアンもそうです。『バッカーノ!』のダラスもそう。
普通の善人もランクアップされるので、ラノベ主人公に妹が多いのはこのためでもあります。
しかしこの時点で「妹想い設定」を明かしてきたということで、「あ、コイツ今回またなんか非道なことするな」と瞬時に判明しました。
案の定、鵺を騙して魂を吸収してまたパワーアップ。敵は悪い奴とはいえ、ダークヒーローっぷりを魅せつけてくれます。「幽霊電車」なんかでも、本来は鬼太郎の役回りなんだけど……。
ピンチな鬼太郎。
ねこ娘の復活と引き換えに、地獄から逃げ出した「大逆の四将」をとっ捕まえる約束をした鬼太郎。果たさなければねこ娘は地獄行き(消滅じゃないっぽい?)、鬼太郎は永久に封印されます。
厳しいっす閻魔さん。
【『ゲゲゲの鬼太郎』公式サイトより引用 ©水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション】
鵺たちが逃げ出したのは、なんでも「元号が変わるから結界が不安定になった」のが原因らしいです。現実とリンクしてきやがりました。粋です。
しかしなんですね、これを手引きした黒幕とかいたらドラマですね。とりあえずの容疑者は石動零か閻魔大王ですけどね。
身も蓋もないけど「犯人はこの中にいるの法則」です。これも展開予想の基本です。
ねこ姉さん復活!
霊峰・恐山の温泉に入って温まり、妖力を取り戻したねこ娘。鬼太郎のピンチに駆けつけてくれましたよいやぁ頼りになるわぁ。ねこ姉さんはこうでなくっちゃぁ。
幼女モードもよかったけど……。
いつでも戻ってくれていいけど……。
花子さん、地味に三週連続登場……。温泉好き設定がこんな所で活かされるとは……。
【『ゲゲゲの鬼太郎』公式サイトより引用 ©水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション】
まとめ。
残りの三妖怪との戦いが焦点になりますか。鵺は意外と弱かったけど、残りはどうでしょうね。鬼太郎と石動さんの共闘展開なら安泰というか安牌です。
次回は「少女失踪! 木の子の森」。骨休め回かな。