地元な話。 その13【旧伊藤邸の雛祭り・その1】
みなさま、こんにちは。
平成も残り二週間を切ったヒダマルです。
このタイミングでなんですが、今回の地元な話はお雛様についてです。ヒダマルの地元は、桃の節句前後にお雛様お雛様するのです。それはもう賑わいます。
ということで向かったのは、
出た。
地元な話シリーズでお馴染み、「旧伊藤伝右衛門」へやって参りましたよ。
玄関。
あっちこっちで、お雛様の展示が開催されています。麻生大浦荘は行ったことないな。嘉穂劇場はいつか取り上げたいけど。
では、入館料300円を払ってお邪魔しましょう。
今回はお屋敷じゃなく、飾られているお雛様をメインに紹介していきます。「旧伊藤伝右衛門邸宅って何ぞ?」っていう方は、過去シリーズをどうぞ。
地元な話。 その4【旧伊藤伝右衛門邸・門構え編】 - ヒダマルのアニメ日記。
いきなり八畳ある玄関には、さっそくお雛様が。
丸顔です。
応接間にもいらっしゃいます。
とにかくお屋敷のあっちこっちにお人形が飾られていて、人形屋敷モードなのです。
前回訪れたときよりも観光客が多く、あんまり自由に写真は撮れませんでした。寒かったので窓も閉まってたし、お屋敷そのものを楽しみたい方は開催時期を避けた方がいいかもしれません。
想像だけど、お勧めは初夏かなー。
書斎。
ご主人の書斎にも、色々と飾られています。
まず目を引くのは、
鯛!?
幕内優勝力士が掲げる感じの鯛がいます。木彫りです。
お皿だそうですよこれ……。
スーパーで鯛の刺身買ってきて、並べるだけであら不思議、尾頭付きの完成ですよ……。
顔、歯、目にひれと、リアルです。
作り付けの棚には、丸っこいお人形たち。
雨かしら?
貝合わせ。
ちょっと進むと、黒い桶がふたつ置いてあります。
「貝桶」と書いてあり、この中に収められているのが、こちら。
貝合わせ。
なんか聞いたことあるような無いような……。たぶんハマグリ製で、ピッタリ合う番を探すとかそういう遊びだと思われます。
一つひとつに彩色されてて、観ていて飽きません。
マヌケ面でほへぇ言いつつ写真を撮っていましたが、この先がまた驚愕でした……。
こちらも同じく貝合わせですが、伝わりますか?
めっちゃ小さいんです。
一番小さいのとか、砂場で子どもが見つけるレベルですよ。よくもまぁこんなちっちゃい貝を見つけましたよねまず。
もちろん絵も描かれてます。小さいのでもピッタリ合うのかな。
ミニチュア世界。
貝合わせのみならず、ミニチュアの超絶技巧が続きます。
囲碁に将棋に双六!!
この将棋盤で戦ったらどうでしょうね、普段より広い視点から戦局が見えたりするんでしょうか。それとも視野が狭く?
大工道具!!
木槌に鋸に鉋、ほんとに使えたりしますかねこれ! 鉋で「しゅっ」ってやるの一度は憧れますよね!
よくわからん!!
茶釜っぽいのがあるんでお茶の道具かな? にしては器が多すぎますかね。ともかく食器ですね。
櫛とかんざし!!
べっこうの櫛とか書いちゃってますけど当然本物なんでしょうね……。というかようやく雛人形っぽいのが出てきましたそういえば雛人形みにきたんでした。
百人一首!?
ここまでくるともう、人間の仕業じゃない気すらしていきます。
一枚一枚描いたのかな……。だとしたらとんでもない。流石に印刷かな。
極めつけです。
2ミリ×3ミリくらいしかありません。これで対戦してたらぜったい途中で「あ”ぁ”いッ!!」です。先に「あ”ぁ”いッ!!」した方が負けです。
まだまだ他にも、色んなミニチュア作品がありました。
ガチャガチャや食玩で流行った印象がありますが、昔からあるんですねこういうの。
もちろん、ミニチュアお雛様もいました。
まとめ。
旧伊藤伝右衛門邸に舞い戻りましたが、今回はどこまで続きますかね。たぶん四回くらいかな。
雛祭り、という割にお雛様がぜんぜん出ませんでしたが、次回はあの大広間に突入するので期待してください。