百合の世界に入門した話。
みなさま、こんにちは。
百合小説のプロットを練っているヒダマルです。
以前お話した、pixivとコミック百合姫で募集している小説コンペ用の作品ですね。白身魚さんのイラストが素敵なやつ。
ヒダマルを含め四人の小説書きはてなブロガーが参戦を表明してますから、負けてられんのですよね。イラストはともかく、小説はヘンなプライド持っちゃってますし。
個人的に、あけみさんを最も警戒しています。
〆切りまで残り一ヶ月程度ということで、今日は進捗状況をお知らせ。
ヒダマルなりの小説の作り方も、ちょろっと紹介してますぜ。
入門の話。
「百合小説を書こう」。
そう決めたヒダマルがまず手に入れたのが、こちら。
百合の世界入門。
百合初心者のための書籍、つまりは今のヒダマルの為の一冊だと言っても過言ではありません。
こんな本が身近にあったのは幸運でした。
表紙の絵は仲谷鳰さん、アニメ放送が終わった『やがて君になる』の原作者です。アニメ観とけばよかったなぁ……。
分類の話。
この本では、百合作品の普及において貢献した漫画を紹介しています。
『ゆるゆり』『citrus』なんかはもちろん、『となりの吸血鬼さん』『きんいろモザイク』等への言及もあり、百合のなんたるかを幅広く分かりやすく伝えてくれますよ。良書です。
普段やらないけど広告はっちゃえ。えい。
この中で、百合作品を五つのカテゴリーに分類していまして。
それが、
「ほのぼの&優しい作品」
「切ない&シリアス作品」
「ギャグ&百合ラブコメディ作品」
「ファンタジー&SF作品」
「ハード&アダルト作品」
あああ震える。
それぞれにカテゴライズされた百合作品の設定や一コマをインプットする度に魂が震える。何か作りたくなってくる。
特に「ファンタジー&SF作品」も百合のジャンルとして確立されている点が大いに参考になりました。
プロットの話。
プロットとは、「物語の設計図」です。
ここでキャラを紹介して、初めにこういう事件が起こって、こんな風に解決して、こんな新キャラを出して、次の障害はこうで、お話全体のネタばらしはここで、クライマックスはこう、
とまぁ、コレを見ればストーリーがくっきり理解できるため、数か月間に渡る執筆作業では非常に便利です。
小説を書くにあたって、まずはプロットを作る方もいれば、キャラの動きに筆を任せて書き始める方もいます。ヒダマルは完全に前者。
真っ先に考えるのはね、なんといってもね!
「感動するシーン」や「クライマックス」から!!
前回↓
も言及した、「名シーン」から妄想していきます。
「こんな状況で、こんなことするキャラがいたらかっこいいな」「こんな関係のキャラが、こんな状況に陥ったら面白いな」という妄想。後先考えず爆発させるべき部分。
次に、「どんなキャラ・ストーリー・設定を用意すれば、そのシーンを実現できるか?」を考えます。
ここはけっこう冷静にというか、究極的にはクライマックスシーンを実現するための手段である点は忘れてはいけません。
もちろん、クライマックスへ至る道程は小説の大部分を占めるので、十分に面白い必要はありますが。
ヒダマルの場合、核となる「名シーン」「クライマックス」しか決まってないプロットだと、どんどん増えてくるんですよ。
ただ、その中で戦えそうなのは……、今の所、ふたつ。
実際に小説を書く手間を考えると、〆切までに手掛けられるのはギリギリそのくらいでしょう。
でもねぇ~~~~恋を扱った小説って相手の考えてることを一切隠して進行するのがベストだから、そうなると一人称の文体になるんですよね。
で、これ百合小説ですよね。
ヒダマル、女子高生とかになり切れるのか?
って大問題があるんですよね。
時代に取り残されつつある三十路手前が……、脳内に仮想JK作るとかなんだそれ痛々しい……。
ま、クリエイターなんてみんなそれぞれ、おのおのめいめい、そーゆートコはありますけども。
ぼくらは恥ずかしがり屋より、
恥晒しであるべきなのさ。
(キマッた……!)
まとめ。
結論:ほとんど進んでない。
なんとな~くのプロット作りはぼちぼち進んでますが、具体的な肉付けはまだなにも……。キャラ設定だってほとんど……。
完成後一週間くらいは寝かせて調整したいし、年末年始は小説三昧じゃあ!!
あ、でも。
制作中の二作品、タイトルだけはほぼ決まってますよ。(仮)ですが。
その名も、
『野女と美獣』
『星のお姫様』
一月中にpixivで発表しますので、お楽しみに。