『HUGっと!プリキュア』が持ってるアレの謎。【タンバリンの真実】
みなさま、こんにちは。
HUGプリの「ミライパット」が欲しいヒダマルです。
だってですよ、パン屋さんになってサンドイッチ作ったり、ケーキ屋さんになってケーキのデコレーションしたり、キュアフローラにフィギュアスケートを披露したりできるんですよっ?
ミニゲームが充実してる上に、先輩プリキュアが登場してくれた時のサプライズ感ったらないぜ……。
※上記の情報は、ヒダマルがイオンの女児向けおもちゃ売り場に設置してあるお試し商品で実際に遊んだ体験に基づくものです。どうか通報しないであげて。
タンバリン? タンブリン?
ところがどっこい、今日の本題は「メロディタンバリン」。
EDのサビで、プリキュアの三人が使ってる楽器ですね。劇中ではぐたんも遊んでましたね。
コレですコレ↓
HUG(はぐ)っと!プリキュア いっしょにおどろう メロディタンバリン
- 出版社/メーカー: バンダイ(BANDAI)
- 発売日: 2018/02/03
- メディア: おもちゃ&ホビー
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小学校や幼稚園で使っていた方も多いであろう楽器、「タンバリン」。
しかし、童謡「あわてんぼうのサンタクロース」の歌詞では、「タンブリン」と表記されているのはご存知でしょうか。
これ以外にも、多くの童謡の歌詞では「タンブリン」となっています。
普段の生活では「タンバリン」と呼んでいる楽器ですが、童謡を歌う時は「タンブリン」と呼ぶ必要があるのです。
保育・教育の現場には、このようなダブルスタンダードが存在します。これでは、子どもたちを混乱させるのではなかろうか。
そう、すなわち……、
「タンバリン? タンブリン? 問題」。
ヒダマルの見解。
ヒダマルは、小学校時代、「タンバリン」と習ってきました(たぶん)。
自分でも「タンバリン」と呼ぶし、周囲の大人も友達も、みんな「タンバリン」でした。
ヒダマルの常識では、アレは「タンバリン」なのです。
プリキュアでも普通に「タンバリン」と呼ばれていることを考えると、あの楽器は「タンバリン」と呼ぶのが普通なのでしょう。
しかし、だからといって、「タンブリン派」の意見が間違っているとは言い切れません。
子ども時代の狭い価値観の中で醸造された常識など、大人になってからは通用しないことも多いものです。
異なる価値観を論ずる場合は慎重であるべきで、他人の意見をないがしろにすれば、結果として排他的な世論に繋がりかねません。それは、ヒダマルの求める答えではないのです。
そういった意味では、この疑問は、このまま闇に葬るべきなのかもしれません。
けれど……、気になるっ……!
(ざわ…ざわ…)
学校や地域によって呼び方が違うのか? あるいは、年代によってバラツキがあるのか?
唯一絶対の、確固とした答えは無いものだろうか――?
真実を知る覚悟はあるかい?
保育士時代、長年この問題の解決を先延ばしにしていたヒダマルは、とあるクリスマスの夜、決意しました。そろそろ決着をつけるべきだと、心を決めました。
赤服おじさんが持つあのゴキゲンなアイテムは、果たしてタンバリンなのか、タンブリンなのか。
baなのか、buなのか――。
意を決して、和英辞典を開くヒダマル。
英語表記での綴りを確認しさえすれば、一切のわだかまりなく、疑問に終止符を打てると考えたのです。
辞書特有の、薄い紙を指に滑らせながら、今までの思い出が去来します。
(タンバリン、アレはきっとタンバリンーーけれど、その事実が「タンブリン派」を貶めるような現実に繋がってしまうとすれば、答えを知るべきではないのかもしれない……。いいや、ことによると、我々「タンバリン派」こそがマイノリティである可能性も否定できはしないのだ――)
様々な葛藤と、待ち受ける未来への不安を抱えながら、指は着実に「た」のページをめくっていきます。
(た、た…………、だろう……ちまなこ、行き過ぎた…………ちくわ……血を分けた兄妹……、あった!)
ついに、ついに積年の疑問に終止符が打たれる時が来たのです!
924ページ。
「断髪式」と「短パン」の間に、その語句はありました。カタカナ表記では「タンバリン」となっています。
そして、綴りは…………、
『tambourine』
oh my God…………!!
まとめ。
謎が深まっただけでした。
タンバリン、タンブリン、タンボリン。
各自、お好きな名称でお呼びくださいませ……。
※いちおう、「タンバリーン」みたいに発音するそうです。