地元な話。 その15【旧伊藤邸の雛祭り・その3】
みなさま、こんにちは。
『キャロル&チューズディ』が予想以上に面白かったヒダマルです。
音楽を取り扱った作品は漫画よりも小説向き、小説よりもアニメ向きなので、こういうの良いですねぇアニメ原作として。『響け! ユーフォニアム』もそうですね。
(ヒダマルはああいう排他的なスポコン大ッ嫌いだけど。真面目にやってる人たちはそれはそれとして尊いけども、「じゃあテキトーに楽しみたい奴の居場所は?」ってなるので)
文章はともかく、聴覚を視覚情報(絵)で表現するのってかなり難しいとおもうんですよね。アニメに向いとるわぁ。
しかしそういった意味で、『四月は君の嘘』なんかは秀逸ですよね。まぁこっちは原作を知らないんですけども。
三歌人。
さてね、本題と一切合切関係ない前置きで開き直った所でお雛様といきましょう。
あ、ちなみに今現在は、子どもの日にちなんで甲冑とか飾ってあるらしいですよ。5月21日まで。GWに福岡にお越しの際はぜひ。
玄関と本座敷をつなぐ「繋棟」の中之間にて。
お雛様じゃないお人形ですね。
ほほう、三歌人。
江戸時代には雛壇のレギュラーメンバーだったそうですよ。へぇボタン連打ですよ。
こちらは、菅原道真公。
大宰府に祭られているので、福岡県民にとってはお馴染みです。「こちふかば」のひとです。
ヒダマルは親しみを込めて「みっちゃん」と心の中で呼んでますが、この方って大怨霊の一角だったっけ。祟られないかな大丈夫かな。
まぁそんなに了見の狭いお方じゃないでしょう。ね、みっちゃん。
福岡の大宰府には
— ヒダマル (@hidamarirun) 2019年4月22日
「梅の実ひじき」
なる名物がありますが、
タール色素を使っているのでヒダマルは 絶 対 に 食べません。
GWにお越しの際はお気をつけください。
こちら、小野小町さん。
名前のインパクト凄いですよね。ラノベヒロインみたいですよね。べっぴんさんを指して「〇〇小町」って呼ぶのはこの方が由来なんですっけ。
こちら、柿本人麻呂さん。
好々爺という印象です。
閉め切り注意。
前にも言いましたが、この時期(3月中旬)はちょっぴり寒くて窓が閉め切られてる可能性がなきにしもあらずです。
まぁ、最近は暖かい日が続いているので開け放たれていると思いますが。
中庭の景色が見えません。
躙り口に見立てた中庭への窓もこの通り。
見学者は施設にお触り厳禁なので、景色を見るには案内人の方に声をかける必要があります。みゃー姉には不可能です。つまりヒダマルにも不可能です。
前に来た時は(6月)、ここから本座敷~広大な庭まで見通せたんですが。
でも、すりガラスの魅力は健在です。すりガラスを楽しみたい方はむしろ、寒い時期の方が良いかもしれません。
さげもん。
上から吊るす形の飾りを「さげもん」と呼びますが、これって地域限定だったりするのかな。
ざっと調べたところ、福岡は柳川という土地が有名らしいですが。柳川というとアレです、元大関・琴奨菊さんの故郷です。優勝した時は奥様と川下りしてました。中継でみました。
こう、ずらーっと。
鞠なんかもありますね。もちろん雛壇も。
すっとぼけた顔で宙に浮いてます。
うさぎさんに悪い奴ぁいません。
鶴に亀に羊にと賑々しいです。
これは飛騨丸……!?
ここにきて、ようやくお雛様らしいお雛様に出会った気がします。本座敷の喧騒を離れて落ち着いた表情。
こういう鞠って、ちゃんと弾むんでしょうかね。飾ってるだけじゃなくて触らせてよっておもいますよね子ども的には。(三十歳児)
他にも、お人形がたくさんいました。
人間国宝の方が作られたそうです。重要無形文化財に「個人の技術」が選ばれると、その方がいわゆる「人間国宝」と呼ばれるんですよね確か。
おぼっちゃんです。
赤ちゃんです。
絶妙な表情してます。
!?
まとめ。
ラストにホラー感ありましたが、大丈夫でしょうか。この先、お人形が苦手な方はちょっと大変かもしれません。
さてな、いつまで続くかなぁ。あと三回くらいかな。
お楽しみに!