ツミキな話。 その1
みなさま、こんにちは。
三週末連続で予定が入っていたヒダマルです。なんとまぁ珍しい。
福岡県は宗像市、という街でやってたイベントへお出かけしてきたので、今日と明日でその様子をお伝えしようと思います。宗像っていうと暗器使いでしたっけ。
(『めだかボックス』の話)
ツミキな話。
目的地はとある商業施設、そこで行われていた「ツミキ」というアートイベントです。「つくりよ~けんみにき~よ」の略だそうですよ。洒落とんしゃあとですよ。
前回の「筑豊クリエイター展」より規模が大きく、初心者さんも玄人さんも歓迎なんで面白いもの作ってるひとたち集まれー、みたいな印象を受けました。
いますねー、とりじんの姿が見えますねー。
ヒダマルが到着したときは、サガサトミさんとロンザエモンさんが並んでライブペイントをやられてました。かっこいい。
いろんな作家さんたちがこう、ワン長机ワン作家さんみたいに並んでおりまして、対面販売な方式を確認した瞬間「ヒト、オオイ、コワイ。カエロウカナ」ってなりましたが、せっかくなけなしの電車賃払ってやってきたんだからと勇気を出して潜入しました。
五時まであると思ってたら四時までだったので、あんまし時間なかったんですけど。
チャンスの話。
……ところでこのイベント。
ヒダマルも出れたんですよ。
いや出なかったんですけど、本来であればクリエイター側として出店できてたかも知れないんですよ。
はじめ、ツミキ参加者募集の話をTwitterで見たときは「お絵描きもするけど、最近は小説とか文章に力を入れてるからなぁ。そっちの方が手ごたえあるし。ヒダマルには関係ないな」と判断して流したんですね。
でもよく考えると、ヒダマルはハンドメイド作品も作ってたなとか。
ハンドメイドな話。 カテゴリーの記事一覧 - ヒダマルのアニメ日記。
手作りでA5の小説本作るとかもできそうだよなとか。お絵描きだって、当日まで時間あるし何も作れないこたねぇよなとか。
しかも、出展料? 参加費? が破格の100円。で、え、場所は? 宗像? 駅も近いし行けるな? とか調べ始めた頃には募集締め切り。
チャンスを逃したって訳さぁ。
つい最近、そこそこ大きなチャンスを逃した。
— ヒダマル (@hidamarirun) 2019年3月1日
なぜかと考えるに、「構え」ができてなかったから。
自分に出来ることをキッチリ把握して、日頃からカードを揃えとかんと。
不意に飛んできたボールを逃さずスパァンと打ち返すことができれば、世界はもっと広がりそうだな。精進。
ぬぅ、ハンドメイド作家デビューのいい機会だったになぁ。
しかも100円とか。まったく売れなかったとしても、なんかやらかしたにしても、100円で失敗できるなら儲けもんじゃないですか。惜しかった~……。
でまぁ、自分が逃したチャンスがどんな感じの場だったか、この目で見とこうと思ってお出かけしましたとさ。
ハンドメイドな話。
ヒダマルは、こういう作家さんになりたいです。
今日作りました。
— ヒダマル (@hidamarirun) 2019年3月27日
こんな感じのキーホルダーとかストラップとかいっぱい作って、
籠ん中のやつぜんぶ500円とかで子どもが好きなの選んで買っていく、
商店街のお祭りとかに湧いて出てくるおじさんになりたい。 pic.twitter.com/OVO3KN5M2Y
女性向けのアクセサリーはよく分からない、つまりセンスがないので撤退。
100均の活用と「感覚的にできることしかしない」などの工夫で価格を下げて、「安かろう、そこそこ良かろう、かわいかろう」というモノを作って子ども向けに提供したいなと。
どうせなら自分が欲しいもの、作っても売っても楽しいものを手掛ける方がいいなと考えた次第です。保育士さんやってましたから、やっぱり「子どもを喜ばせたい」という気持ちはあるんです。
でもお金を出すのは基本親御さんだし、ミンネで出したとしても小さい子は見ないだろうから、結局は大人の目に止まらないとダメなんですね。ネットでは特に。
だから、「籠の中から好きなのを選ぶ楽しさ」って対面じゃないと提供できないと思うんです。だから大チャンスだったんです。
あとね!?
(愚痴が続きます)
ミンネとかネット販売ってね、いちいち作品に名前を付けなきゃいけないじゃないですか!?
いる!? 必ずしも!? 名前!?
「ここに星座が入っちょってねぇ、うすーい紫でキラキラしちょうお月様なんばいかわいかろ?」
でよくね!?
かわいいもんはかわいいでよくね伝わるくね!?
って思うんですよねぇ……。
ヒダマルの目指す「安かろう、そこそこ良かろう、かわいかろう」は同じようなのをいっぱい作るので、それぞれの個性は薄まりがち、という事情はありますけど。
かといって、番号だけ振るのも味がないし。
「こういうタイプの作品からランダムに届きます」という形でも成り立つは立つだろうけど、送料込みでワンコイン以上のガチャガチャなんて自分がしたいと思わんし。
本人が、できれば子どもが手に取って、気に入ったのを選んでほしい。
色々の諸々から考えて、やっぱり対面販売が向いてると思うんですね。口下手なヒダマルも、子ども相手なら専門分野だからまだ可能性あるし。
だから、あ~チャンス……。
(愚痴おわり)
かわいい話。
そう、「かわいい」だ。
かわいいものは本来、「かわいい」の一言で済むのだ。
しかし我々には、それ以上のかわいさを表現したい瞬間がある。
「かわいい」では満足できず、あらゆる言葉を織り、この感動を伝えたい、そんな場面が人生にはある。
今がその時だ。
かわいい……。
むしろまぶしい……。尊い……。
ヒダマルに天使が舞い降りた……。
かように尊い絵を描かれる方は、イラストレーター・あさかみまきこさん。
去年の春か夏か、一度目か二度目かの筑豊クリエイター展で作品に出会いまして……。一目惚れしまして……。ちょっぴり収入があったので、思い切って……。あさかみまきこさんの作品、前からほしかったんです……。
でも、「かわいすぎて手が出せない」という状態? 分かります?
「ヒダマル如きがお迎えしてよいのだろうか」という不安? を感じるレベルの尊さを魅せる天使さんなのです。
そして、今回のメイン!
このためにツミキへ赴いたと言っても過言ではない一品がこちら!
天使のコースター!!
素朴な板に、天使ちゃんが焼き入れられています。木目がステキ。
そしてこの木、なんかすっごい良い匂いするんですよ……。なんだろうこれは。ヒノキとかかな。
どこまでかわいければ気が済むんでしょう……。
しかし、ね。
このコースター、ひとつだけ欠点がありましてね。
置けるかってんだ。
この天使ちゃんの上に、コップのお尻を乗っけられるかってんだてやんでぇ。
十中八九こうなるわ。
むしろこうだわ。
こんなのもいいな。
これも合うな。
これでどうだ。
ツミキの本命は、この「天使のコースター」でしたとさ……。悔いはない……。
まとめ。
次回へ続きます。
自分語りも混ぜちゃったから長くなったので……。いくつか作品を手に入れたし、そちらの紹介もしたいなと。
最後にこちら、あさかみまきこさんのTwitterです。
「クレイジー・ダイヤモンド」のように優しい作品世界をもっと知りたい方はぜひ。
まきこ@お絵かき薬剤師 (@oekakimaco) | Twitter
こちらには、コースターや栞などの商品情報が載ってます。材料はやっぱりヒノキだそうです。眺めてるだけでもずきゅんずきゅん癒されるので、ぜひ。
※あさかみまきこさん、作家のみなさん、ありがとうございました!
筑豊クリエイター展の話。 その1 - ヒダマルのアニメ日記。
筑豊クリエイター展の話。 その2 - ヒダマルのアニメ日記。
筑豊クリエイター展の話。 その3 - ヒダマルのアニメ日記。