ヒダマルのアニメ日記。

毎日午後8時に更新するアニメ感想ブログ。アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りします。

モーリーのメモ

『スター☆トゥインクルプリキュア』第1話感想 【プリキュアがプリキュアに戻った】

 

 みなさま、こんにちは。
「キラやば~☆宇宙にきらめくキュアスター誕生!」を観たヒダマルです。

 

 2月3日、シリーズ16作目のプリキュア『スター☆トゥインクルプリキュア』が始まったわけですが……。

 

 ん~まぁ……。

 

 なんだな。

 

 HUGプリと比べるのは酷だな。

 

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【『スタートゥインクルプリキュア』公式サイトより引用 ©ABC-A・東映アニメーション】

 

 

星奈ひかるとお馴染み展開。

 主人公・星奈ひかるちゃんが冒頭で妖精(に類する立ち位置のキャラ)に出会う、プリキュアの定石を踏む展開でした。

 そこから、謎の宇宙に行ったり謎の宇宙船に出くわしたり謎の宇宙人と漫才したり謎の敵に襲われたりするのですが……、

 

 なんかこう、主人公の子役がただただひたすらに「わ~っ!」って叫んでるだけの子ども向け映画冒頭を観てる気分というか……。や、『妖怪大戦争』のことですが……。

 アニオタだって大人ですから、ちょっちダルいかな……。
 ヒダマルの感想ですが。

 

 

 変身に至る過程も


「私がなりたい、野乃はなじゃない!!」

 のインパクトには負けるなぁ……。
 冒頭最大の見せ場がクライマックスへの伏線にもなってるって、構成としても最高でしたし……。

「HGUっと!プリキュア、最終回。」は言わずもがな素敵だったし……。 

 

 

フワとプルンス、マスコット二人体制。

 鍵を握ってるっぽいフワが「かわいくて天然」、火星人な見た目のプルンスが「ツッコミ役」だと思われます。ペコリンと長老的な役割分担です。

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【『スタートゥインクルプリキュア』公式サイトより引用 ©ABC-A・東映アニメーション】


 しかし。

 これも。

 ヒダマルね、プリキュアの妖精が苦手なんですよ。

 

 

 プリキュアには妖精がつきものではあるものの、妖精がでしゃばる活躍するタイプの作品ってあんまり好みでない。『ドキドキプリキュア』とか正にそう。

(でも、ドキプリのキャラ自体は好き。そして前期EDは至高だと思う。あのカメラワーク? 編集? は絶技)

 

 その点、HUGプリは妖精の立ち位置をはぐたんとハリーで分担していたため、子ども向け作品のダルさが非常に軽減されていたんですよねぇ……。

 

 

歌いながらの変身シーン。

 プリキュアでお馴染みの「元気のプリキュア! キュアエーール!!」みたいな変身時の名乗りですが、実は「無意識に口走ってる」という設定があるのです(この設定が定着したのは『スマイルプリキュア』だったかな?)。

 

 その無意識下の行動が今作ではなんと、歌を歌わせるまでに進化しているのですよ。

(進化というか深刻化……?)

 

 これは新しい試みでした。

 キャラそれぞれの歌があるんでしょうかね? じゃあ全員での変身シーンはどうなるんでしょう? そもそもシリアスな場面にはそぐわない演出だけど、全体的にコメディ色強めで行くのか? 敵キャラも明らかにウケ狙いだし? ていうかEDのそのポーズはなんだUFOってか?

 

 色々とツッコミどころの多い第一話でした。

 とりあえず、全体的にそんなシリアス路線には入らないと予想します。

 

 

まとめ。

 まぁ、前作が前作でしたから……。

 比べるのは酷ってもんですね。始まったばかりですし。

 

 第一話の総観としては、「プリキュアがプリキュアに戻った」。

 節目を迎えてちょっぴり大人を向いていたプリキュアというコンテンツが、子どもたちのエンターテインメントとして本来の路線へ舵を戻した印象です。
(「初の変身時、有り余るパワーに動揺する」というお馴染み演出も復活してました)

 

 史上三人目? な「緑プリキュア」や「謎の黒ギャル」も話題になってますし、これからに期待です。

 とりあえず、一ヶ月は様子見といったところでしょう。

 


スター☆トゥインクルプリキュア 第2話予告 「宇宙からのオトモダチ☆キュアミルキー誕生!」