ハンドメイドな話。 その2【レジンの型取り・着色】
みなさま、こんにちは。
アチャモかミズゴロウかキモリかと問われれば、即決でアチャモなヒダマルです。
進化系のカッコよさが群を抜いてません?
「ブレイズキック」「スカイアッパー」「ブレイブバード」「ブラストバーン」と、覚える技までカッコイイとかズルい。
「うろ覚えで描いたアチャモとバシャーモ」
何かが違う……。
実験企画。
今回は、ちょっとした実験です。
レジンアートを作るにあたっては、こういったシリコン型が売られているのですが……(左のは、試しに作ったやつです)、
それを、「自分で作っちゃおう」と考えたのです。
材料は、こちら。
お湯で柔らかくなり、冷めると固まる樹脂です。
それと、原形はヘアゴムですね。
ちょっとダークリィなデザインですが、こういう小物が似合いそうなキャラが今、『覇穹 封神演義』というアニメに出ていまして(そう、王天君)。
「ブローチやピンバッジに加工すれば、彼のコスプレ用品ができるのでは?」と目論んだわけです。
模ってみよう。
素材を取り出してみます。
うん、ゴムみたいな感触。
コレを温めると、自在に形を変えられるという触れ込みですが、ホントかいな。
電気ケトルでお湯を沸かして、材料と共にボウルに入れます。
1分くらい待つと……、
柔らかい!
箸でつまむと、ぐねぐね動くようになりました。面白いです。
これを取り出して、こねて丸めて……(熱い)、
固まってきたら、再びお湯に戻して温めて……、
原型を、グーッと押し付けます。
完成したのが、こちら。
冷えると、最初のゴムみたいな弾力に戻りました。これで型の出来上がりです。
着色してみよう。
この中に入れるレジンですが、今回は着色にもチャレンジしてみます。
そう、コレを使って。
ヌーベル カラーパステル。
保育士時代の代物で、最近ではお絵描きに使ってます。
えみるちゃんとか鬼太郎とかはコレで色を塗りました。ザザ―っと塗れるので、色鉛筆よりヒダマル向きです。
この画材を削って粉にして、レジンに色を付ける、みたいな動画、な~んかどっかで見たことあるような気がするんですよね。
そんなうろ覚え知識を基に、実験してみます。
こんなノリで無謀な挑戦をして、惨敗した経験が最近あったような気もしますが……
うむ、習うより慣れろ。
まずはカッターで削って、粉状にします。灰色と白を混ぜてみました。
そこにレジンを垂らして、まぜまぜ。
混ざったら、先ほど作った型に流し入れます。
お弁当用のアルミカップを使いましたが、途中で破れてしまったので、やはりシリコンカップや専用のトレー等を使った方が良いみたいです。
びみょうに残ったレジンももったいないので、ヘラも欲しいなぁ。
表面を軽く整えたら、太陽の出番。
今回は、念のため30分くらい待ちました。
作品が分厚い上に、なんか濁ってて光を通しづらそうですし、型の素材も白濁で同じく光を……、
……ちょっと待てよ?
クリア素材の方を使えば良かったんでは???
後悔、先に立たず。
とりあえずは、どうなるかやってみましょうかね。
~30分後~
そろそろいいかな?
普通だったら余裕で固まってる頃合いです。
試しに手に取って、ちょっと動かしてみると、
やべ。
……………。
ま、いっか☆
漏れちゃったもんはしょうがない。
これは実験かつ練習、試作かつ勉強ですしね。
湧き出て来た分をふき取って、再び光の下へ放置です。固まれー。
完成!
こうしてできたのが、こちら。
色は、まぁまぁ良しとして……。
形が少々崩れてますね。
途中の失敗が響いたか?
それと、この完成品……、真ん中を押すと「ぐにっ」って凹むんですけど。
周囲はともかく、中身は全く固まってないみたいです。
※この試作品は、その後「模様の隙間からレジンが染み出してくる」というそこそこの危険物質に変貌したため、処分しました。
前回も言いましたが、目に入ったりしたら危険なので注意しましょう。
透明Ver。
こちら、透明な方で後日作った型です。
おもて。
うら。
光を通すのはもちろん、こねる際に中の気泡が見えるので、その点でも透明素材の方が良いですね。
空気を抜けば完成時の歪みのリスクが減りますし。
型取りも二回目にしてコツをつかんだので(ドヤァ)、そのうちお伝えしようと思います。
全体的にもっと綺麗に整えられれば、この段階でも売れるかも……?
まとめ。
1、型の素材は、紫外線を透過するタイプで作るべし。
2、色付けの素材は、以下同。
以上の二項目を学んだヒダマルでした。
かなり行き当たりばったりで暗中模索な記事でしたが、参考になれば幸いです。
型さえ作っておけば量産できるので、コスパは抜群ですよ。色々作ってみたいです。夢が膨らみます。
それにしても、いちいち太陽光に頼るのが面倒くさいですね。
日照時間って意外と短いですし(雨や雪や曇りや梅雨や台風なんかを計算に入れると、一日平均5時間らしいですよ)、本格的に作るなら効率化を図りたい所です。
そんな便利なUVランプ……、
半年以上前から憧れの、UVランプ……、
買っちった。