算数の話。
みなさま、こんにちは。
江戸川ヒダマル。探偵さ。
このあいだTwitterで見かけたんですがこちらの算数の問題がですね、
子供が学校から持って帰ってきた小学5年生の算数の問題なんだけど結構難しくて驚いた pic.twitter.com/UMFJ5uhRN7
— 素数を数えて落ち着くんだ… (@koujounodenki) May 25, 2021
難しくないか。
えっ五年生が解けるだと? これを? ぇ難し。咄嗟に答えられないわこれ親の威厳の危機だわ。
甥っ子ちゃんからこんな問題を出される日も近いであろうヒダマルおじさんも他人事じゃねぇ! ちょっくら挑んでみっかい! ゆうて五年生が解けるんでしょ複雑な公式とか要らないんなら考え方次第でヒダマルの頭でも解けるはず!
えーまず……。ぱっと見で分かる情報を整理していこう……。
とりあえず、AもBも0ではない。それと、Bが繰り上がってAになってるので、AはBより大きい。つまりAは最低2、最大9。Bは最低1、最大8だ。うむうむイイ感じで絞られてきたぞ。
じゃあ次、Bの特定方法を模索しよう! Bの可能性をさらに絞ればAも絞れる構造だからな。
えーと、ここでもしBが最低の1だとしたら、Aは2~9までの可能性が残るわけか……。総当たりで計算しなきゃいけなくなる、それはとってもめんどくさいな……。もっとスマートな考え方があるかもだけど、ヒダマルにはもう思いつきそうもない。
でも、もしもBが8だとしたら、Aは9で確定だ。勝ち確素敵ルートだ。試しにこのパターンでやってみよう。
よし、B!
お前は8であれ!
計算ッ!
899
+ 89
───────
988
解けた。
これでダメならBを7、Aを8か9で順繰りに総当たりしていくつもりだったけど、なるほど、論理パズルでここまで来れたらゴールなんだな。もう怠けていいよと。Bを1、Aを2~9で試算する逆ルートは大変だから、素敵ルートに気付いた時点で終わるわけだ。よくできてる!
やー面白かった。
甥っ子ちゃんが五年生になったらこれ出題してみーよおっと、解散!