財布を届けた話。

　みなさま、こんにちは。
　優しさと切なさと心強さとヒダマルです。

　今日ね！　財布を拾いました！　そして届けました！

　落ちてるの見つけたときは正直「めんどくせぇぃ……、これ届けるコミュ力を絞り出すのめんどくせぇぃ……」と思ったけどいざサービスカウンターに行ってみると（交番じゃないよ）あれ、これネタになるな、いい経験できるかもなと思ってグイグイ行ってみました当社比で。

「三ヶ月以内に持ち主が現れなければ、所有権がヒダマルに移る」
「三ヶ月以内に持ち主が現れた場合、金額の一割を『報労費』として受け取れる」

　このふたつの権利を主張してきました。それら権利は放棄するんで預かっちゃってくださいませ、と伝えることもできるんですけど。これは前にやったことあるな。でも今回はちょっと欲を出してみました。現金なやつです。

　でもねーーーーこちとらホラ慈善で届けてるわけじゃないですか。基本。そこに「こういう権利を行使なさいますか？」って聞かれるの割とプレッシャーですよね！　「がめつい奴」とか思われちゃったらどうしようとか余計なことを考えてしまう！　「じ、じゃぁ、あの、それ、お願いします」て感じんなるよね！　でもこうすればさ、財布を失くしたとしてもネコババする悪人じゃなくて人のこと考えられる人にお金が渡るわけだからいいよね！　みんなも財布、届けようぜ！（カードゲームの主人公のノリで）

　だから、さぁ！　（たぶん）今日財布を落とした人よ！　探してみるといいですよ見つかるかもしれませんしそれ届けたのヒダマルかもですよ！

　財布の特徴とか中身とか拾った場所とかは言わないけど。本人確認作業を阻害する危険があるので。

　ふふふ、落とし主が名乗り出なければ三ヶ月後には臨時収入……！　現れた場合でも一割もらえる……！　どう転んでもお得！　こんな確実な投資行動があるだろうか！？　時代は財布届けだな！　財布届けで生計を立てようかな！（両さんの思考）

　ということでまぁ真面目な話にして現金な話、財布を拾ったらちゃんと届けて権利主張しとくといいんじゃないですかねの話題でした、解散！