セブンにスイーツを買いに行った話。
みなさま、こんにちは。
ヒダマルだと思いますか?
あのですね、昨日ですね、こんなツイートをしたんですよね。
セブンで見つけたさ、300円のさ、チョコケーキがさ、おいしそうだったんだ。
— ヒダマル (@hidamarirun) November 8, 2019
買いに行くべきだろうか。
あのね~~~~~~~~セブンイレブンにですね、新商品と銘打ってですね、チョコのケーキ? キレ~にコーティングしてあるやつ? ザッハトルテって言うんですかね? それがね、あったんですよね。
昼間に見て、あ、おいしそうだな、でもな、300円するしな、贅沢だよな、うん、ここは見るだけで我慢しておこう、と判断したわけですな。
しかし。
気になる。
思い出す。
〇〇を得た〇〇。
晩御飯を食べ終えても、金曜ロードショーの時間が近づいてきても、あのザッハトルテが頭から離れない。
買いに行くべきだろうか、どうしようか、しかしやるべきこともあるしさ、もう遅いしさ、今日はおとなしく家でパソコンをカタカタやってようかとも思った。
が。
行けっつーことだなよし待ってろ。
— ヒダマル (@hidamarirun) November 8, 2019
水を得た魚、機会を得たヒダマル。
この流れになっちゃったらもう、大義は我にありですよ。すぱぱっと準備してセブンへレッツゴーですよ。
あけみさんありがとうございます。
夜のセブンにて。
ルンルンウキウキ気分でセブンイレブンへ向かったヒダマル。昼にも行ってるんですけどね。『廃墟短編集』を投函しに。
しかし、今回の目的はザッハトルテです。瞳を閉じれば脳裏に浮かぶザッハトルテです。人生一度切り、迷った時は行動すればいいのです。
うふふ、お口が完全に甘いものを欲しておる。
— ヒダマル (@hidamarirun) November 8, 2019
てな具合です。
濃厚なチョコレートケーキにフォークを刺し、舌にのせた瞬間の幸福、噛むほどに膨らむ甘酸っぱいソースのハーモニーを味わうモードに突入しながら、セブンの自動ドアをくぐります。
はい、
売り切れ。
置いてない。
昼はあったのに。
これだから人生って奴ぁよう……!
タイミングを逃しちゃなんねぇのさ……!
キミに決めた!
跪きました。
コンビニで。
まじで。
仲の良さそうなバイトさん(男女)の談笑を背中に聞きつつぇなにお二人さんいい感じなの? ほんとのとこどうなの? とかおもいつつ
「ないとかうそぉん……っ!」
って。
完全にもうザッハトルテの身体だったから。受け入れ態勢しかなかったから。
しかし、ここで折れてはいけない。
いつでもベストの選択を取れると思ってはいけない、あるいはベターこそがベストであるシーンだって多々あるのだから。人生だ、思うようにはいかないさ。
そう、前を見るのだ。
涙を拭き、目を開いて、顎を上げ、立ち上がり、光へと一歩進むのだ。そこに、ヒダマルの希望はあるはずだ。
ザッハトルテがなくっても。
素敵なスイーツの数々が用意されているではないか。
それらに目を向けず、絶望に身をやつすのは、まだ早いってもんだろ。
はい、
缶つま。
スイーツ買いに来たのに缶つま。
ちょっと豪華なおつまみシリーズ。
悪いか、絶望してネタに走りたくなったヒダマルが悪いというのか。
まずは外観。
肴で、酒はうまくなる。
いい言葉ですな……。そう、酒のうまさはさることながら、つまみにも大きく左右されるのですよ、晩酌というものは……。
厚切りベーコンのブラックペッパー味とか、不味い未来が見当たりません。反則気味の将来性です。
湯煎しておいしい、とあるので、お湯で温めてみます。レンチンしてもいいけど、せっかくだからひと手間かけよう。
シンプルな見た目が高評価。
無骨な外観、キャンプとかにも良さそうですね。『キノの旅』ファンとしては、「旅の途中」よろしく五徳に乗せて缶ごと火にかけたいところですが、ヒダマルの経済力ではまだ実現できません。明日に希望を託します。
鍋にお湯を沸かして、投入。
……大丈夫だよね、缶の中が膨張して「バァン」なったりしないよね……? 湯煎ってこれであってるよね……?
……怖くなったので過熱はそこそこにとどめておきました。熱いし。
実食!
はい開封――――――――!!!!
はいこれゼッタイオイシイーーーーーーーー!!!!
もうさー不味いわけがないでしょ……。
そして、外せないのはお酒。
肴あっての酒、酒あっての肴である。支え合うこと人間の如し。
じゃん。
最近になって全国展開した、檸檬堂。
『廃墟短編集』がまた一冊売れたし、ちょいとお祝いしても罰は当たらんでしょう。(カイジに学ばないダメ人間)(ハンチョーに言いくるめられるタイプ)
では、いよいよ……、
実食……!
ぉ
ぉお
おいしいいいいいいーーーーーー!!!!!!
ベーコンの常識を覆す柔らかさッ!!
「あら、もっと固くてもよろしくってよ?」って感じの上から目線を禁じ得ないソフトでホロホロな厚切りベーコンッ!!
黒コショウの刺激が舌を刺すスタイルにッ、アルコールを求める心が止まらないッ!!
そこへッ!!
流し込むッ!!
こだわりレモンサワー・檸檬堂…………ッ!!!!
いくらでも進むッ、箸が止まらねぇッ!!
この「缶つま」、税込み428円するだけの『凄味』があるッ!! 酒の肴としてのポテンシャルは十二分だと言えようッ!!
あっという間になくなったぞ檸檬堂ッ!!
そして、残った汁で作るのはッ、
チャーーーーハンッ!!
残り汁と七味唐辛子しか使ってないにも関わらず、濃厚な刺激を与えてくれる一品となったぞッ!!
お酒がおいしいなーーーーーーーーッ!!
まとめ。
ザッハトルテがたべたい。
うん、なんやかんや言いつつさ、あのザッハトルテはおいしそうだった。お酒も捨てられないけどチョコケーキも捨てられない。
またの機会があれば、つべこべ言わず手に入れようとおもう。かぶりついてやろうとおもう。まってろよ。