ハンドメイドな話。 その5【ワイヤーアート】
みなさま、こんにちは。
この間、ひらがなの「ね」が咄嗟に書けなかったヒダマルです。
「ね」「わ」「れ」って、なんであんなに似てるんでしょうね?
アイデアに困って絞り出した感ありません?
「う~ん、もう思いつかないから、「わ」の先っぽんトコくにゃくにゃってしてあと二文字作っちゃえっ☆」って裏話を妄想させますよ。
誰だ、こんなやっつけ仕事したのは。
素材紹介。
すっかりお馴染み「ハンドメイドな話」シリーズ、今回はワイヤーを使ったアクセサリー作りの基礎を学びましょう。
わぁなんか先生みたいですね。
使用するのは、こちらのワイヤー。
12mで270円だったかな? 意外と安かったので買ってみました。太さは0.35ミリです。
……どうしてこんなわよんわよんになってるかというと、開けた瞬間に「みよんっ」って爆発したためです。ヒダマルは悪くないんです。
みよんってなるなら「みよんってなるよ」って書いといてよ。
……その後、床に落として更なる大惨事を招いたのはここだけのヒミツです。
試作品紹介。
練習で作ってみた作品を見てみましょう。
左端が最も古いもので、右に行くにつれて徐々に上達しています。してるはずです。してますよね? してるって言って?
そして、もう少し難しい形に挑戦したのがこちら。
フリーハンドで四角形は難しいなぁ。
はなびらは、もうちょっとシャープさが欲しいところ。でも、葉っぱは良く出来たと思います。
初めてやってもなんとなく出来ちゃう、これが世にいう才能です。ドヤァ。
向いてない保育士なんて目指さずに、10年前からこっち方面の腕を磨いてればなぁ……。
ところで、ワイヤーアートの造形美って、どこかで見たことある気がします。
日常生活でいつも目にしているような、生活に根差しているような……、
……あ。
君だったのかぁ。
「雫のピアス」に挑戦。
雫型のモチーフが付いた、爽やかな感じのピアスを作ってみたいと思います。ワイヤーの扱い方を伝授しましょうわっはっは。
でも、ヒダマルは両手を使う場面の写真が用意できないので、その辺はうまく説明できないかもです。
詳しくはヒダマルも持ってるこの本の6ページと21ページを読んでください(丸投げ)。
あ、長くなりそうなので、今回はワイヤーの話だけにしときますね。仕上げは次回ということで。
まず、ワイヤーを「円柱の何か」に巻き付けて、丸→雫を作ります。
本当はサイズが決まった「ゲージ」というアイテムがあるのですが、例によってお金の問題でパス。
今はペンで代用します。
普段、お絵描きに使用している極太水性ペンと、普通サイズのペン。
右の「太字」と書かれている部分に巻き付けて丸を作った後、左のペンのお尻にひっかけて雫型へ変身させます。
さぁ、こっから本題ですよ(やっとか)。
まず、太いほうのペンにワイヤーを巻きつけます。
こうして、
こうして、
こうして、
交差部分を平ヤットコで挟んで三回くるくるってしたらこう!
……肝心な部分がわかり辛いですよねすみません。
余分な部分をニッパーで切り落とすと、綺麗な丸ができます。
今回は雫の形にするので、先ほどより一回り小さい円柱(ペンのお尻)を利用して……、
ねじねじっとしている部分を平ヤットコで挟んで、ペンを引っ張って成形します。
コツとしては、ヤットコを引っ張るのではなく、ペンを引っ張ること。
ヤットコは「その場から動かないようにする」くらいの意識でやると上手くいきそうです。
とりあえず、雫がひとつできました。
コレを、今回はそうですね、むっつくらい作っときますか。
毎回条件が同じ単純作業なので、コツをつかむまではとにかく練習です。ヒダマルは一本60秒で作れるようになりました。ドヤァ(二回目)。
……ドヤ顔を作るほどのタイムじゃないですね。
まとめ。
初めて挑んだワイヤーですが、フレームやミール皿とはまた違った楽しさがあります。可塑性が高いのと、軽やか&涼やかなのがイイですね。
「可塑性」というのは、「好きなように形を作れる」くらいの意味です。砂とか粘土とか。
ピアスに加工するには、このワイヤーに膜を張ったりスポンジに刺したりもっとねじねじしたりする必要があります。
そのお話はまた今度ということで。
……今回のMVPは、ハンガーくんな気がする。