自作ラノベがNow on saleな話。【黒歴史】
みなさま、こんにちは。
小・中時代の一人称は「オイラ」だったヒダマルです。
ガチです。
ガチ話です。
ヒダマルは自分のこと「オイラ」って呼んでました。
ええ、黒歴史とゆーヤツですわ。
恥ずかしい話~! 略して、ハズバナ!
さて、末代まで語られ得る大恥をのっけから晒しちゃったヒダマルですが、どうして斯様に無駄なカミングアウトしてるかと言いますと……、
そんなもん、本題と比べたら大して恥ずかしくないからです。
一人称が「オイラ」だった?
あっそう、若気の至りだよね。
ていうか子どもだしね。積極奇異型アスペの言動っぽいよね、かわいいかわいい。
翻って、今回の発表は……。
半年ほどブログ閉鎖して雲隠れしたいレベル。
そんぐらい恥ずかしい。
Now on sale
まぁそういうことです。
先日、kindleにて小説家デビューを果たしたヒダマルは、ストックしていたライトノベルを軽く改稿し、コイツも世に出してあげたのです。
タイトルは『ミルトとリーヴ』。
かなりシンプルですね。
短編集の形式で、文庫本にして200ページ弱の厚みです。隙間時間にさらりと読める、忙しい現代人に優しい仕様。
2015年、「第12回2期 MF文庫Jライトノベル新人賞」にて一次選考を通過した作品を改稿したものです。
見眼麗しいけど年齢不詳な聖霊の少女と、年齢一桁だけど異能力ゆえにやたら頭がよくてマスコット的可愛らしさを持つ人間の男の子が、共に世界を旅するお話。
雄大な自然描写とそこに生きる人々の暮らし。ミルトとリーヴは彼らと関わり、そして別れていきます。他ではあまり読めない二人称小説もあったり。
ラノベ的異能力バトルも内包した読みやすさの中で展開される、涙あり笑いありのストーリー、そして魅力的なキャラの数々があなたを異世界へといざないます……。
……とまぁ、それっぽい紹介をしてみましたが。
この小説のね、どこがどう恥ずかしいのかと言いますと。
ヒダマルが高校時代に書き、電撃小説大賞へ応募した短編が元になっています。
あいたたたたた~~。
いやぁ~~、痛い痛い痛い。
痛々しい。
高校生の妄想が形になってるとか。
しかも、それで大賞狙えると信じちゃってたとか。
穴を掘って隠れたいレベルで痛い。
お値段発表。
300円です。
おう、ヒダマルよ。
前回の『5つのショートホラー』は100円だったのに?
散々恥ずかしいとか痛いとか言っといて?
値をつり上げてきたってか?
テメェは読者様を何だと思ってんだ? あぁ?
聞いてください、どうか怒らないで聞いてください。
以前のように100円で販売すれば、1冊売れたとして33円がヒダマルの手元に入るのですが……、
33円……。
青春時代から情熱を注いで、時間をかけて、決死の思いで作りあげた小説がやっと日の目を見るにあたって、収入が、33円というのは……、
あまりにもじゃねぇか。
(by 大垣千明)
あるいは、
あんまりだ……。
(by エシディシ)
売り上げの70%を収益とするには、最低でも250円に設定する必要があったのです。でも、250円じゃ読む人が多いかもしれないから300円にしたのです(コイツは何がしたいんだ)。
つまり、今回は一冊につき210円がヒダマルの収入になる計算です。
ご理解ください……。
というか、恥ずかしいからいっそ価格を20000円に設定して誰も読めないようにしてやろうかと頭によぎったくらいですから。
多くの方に読んでいただけそうで……、
ヒダマルの心も納得するレベルの料金設定……、
でも、やっぱり「面白さ」のレベルは、事実、低い……、
そういった悲喜こもごもが絡まっての、300円と相成った訳です。
ゆってもね、前回の『5つのショートホラー』よりも大ボリュームですし、有名なレーベルの一次選考は突破した作品ですから。
プロには敵わないかもしれませんが、それなりの面白さは用意できているつもりです。
ただ、ラノベラノベした作風なので、ライトノベルが苦手な方にはお勧め致しません(MF文庫Jをご存知の方は分かり易いかと)。
お勧めするとすれば、そうですね……、
かわいい女の子が好きな方。
生意気な男の子が好きな方。
熱い異能力バトルが好きな方。
二人称小説を読んでみたい方。
短編ラノベが好きな方。
「ラノベの一次選考突破レベルを確認したい」という方。
といったところでしょうか。
最後のは、ヒダマルの趣旨とは少々ズレますが、「このくらいの技術があれば一次選考は通れるのか」という創作の勉強にも非常に役立つと思います。
まとめ。
恥ずかしさを我慢して、意を決して世に出した、初めてのラノベ。さぁどうなることやら。期待せずに見守りますかね。
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「作品の10%は無料公開OK」という規約なので、そのうちこのブログでも試し読み記事を作ってみたいと思います。
迷ってる方は、そちらを待ってからでも無問題。
それと、同じ賞レースに応募して同じく一次選考を突破した作品が実はもうひとつあるので、そっちもいずれ発表したいと考えております。
ただ、改稿作業量が今回の比じゃないというね……。
あ、『5つのショートホラー』もお買い得ですよ、100円ですよ。