ハンドメイドな話。 その1【レジンアートの作り方】
みなさま、こんにちは。
ヒノアラシかワニノコかチコリータかと問われれば、断然チコリータなヒダマルです。
「うろ覚えで描いたチコリータ」
飛び蹴りしてるふなっしーみたいになった……。
思えば、ヒダマルが初めてポケモンで遊んだ時(銀)のパートナーもチコリータだったなぁ。その後、捕まえやすいポケモンやイベントで仲間になるポケモンを何も考えずに育ててたなぁ。
結果、パーティが「メガニウム」「オオタチ」「ヨルノズク」「トゲチック」「ウソッキー」「ルギア」と何のひねりもないメンバーになっちゃてたなぁ。
そんなことより、メガメガニウムはまだかなぁ?
ヒダマルとオヒサマ。
GWは過ぎ、陽射しの暖かさが増して、新生活にも慣れ始めた今日この頃。
ヒダマルは、この時を待っていました。
太陽エネルギーを存分に利用できる日が来るのを、待ち望んでいたのです。
「ヒダマル×太陽」と聞いて、このブログを読みつくしている方はピンと来るかもしれませんが…………、
まぁそんな人はいないと思いますが…………、
いたらちょっと引きますが…………、
いや、読んでいただけるのは嬉しい限りですけど、こんな木っ端ブログを熟読しても何の役にも立ちませんから、悪い事は言わないのでもっと自分と社会のためになる健全な活動にお時間を使われた方が…………、
正解は、
「レジンアート作り」です。
ヒダマルは、手先の器用さを活かした手作りアクセサリーを作って売れないだろうかと、以前から画策しているのです。
そして、レジン液は紫外線で固まります。
しかし、ヒダマルはUVランプを持っていません。つまり、今のヒダマルがレジンアートを作るには、太陽の力が欠かせないのです。
ちなみに、鈴木ミカさんの記事を読んで「そうだ、レジン作ろう」と思い出しました。おかげでやる気も出てきました。ありがとうございます。
ブログって本当にいいもんですねぇ。
レジンアートの作り方(ヒダマル調べ)。
さぁ、ここから本題ですよ。
レジンアートの基本的な作業内容を、写真多めで解説して行こうと思います。長くなりそうなので、なるべくちゃっちゃと行きましょう。
※あくまでも「ヒダマルのやり方」なので、間違ってる部分もあるかもしれません。
こちらの材料を使って、ストラップを作ってみたいと思います。レジン液以外は全部100均です。セリアです。
まずは、土台の裏にマスキングテープを貼ります。穴が開いているタイプの型には必須の処置ですね。コレやんないと、液が漏れます。
次に、レジン液をちょこっと流します。その上から、ピンクのフレークを散りばめていきましょう。
素手でなんてやってられないので、ピンセットで大まかに入れた後は待ち針を使ってちまちま調整します。
レジン液は粘性があるので、針の先にちょこっとつければ小さなパーツはくっついてくれるのです。
見えます?↓
完成後に裏からもきれいに見えるように、まんべんなく敷き詰めます。見え辛い時は、光にかざすと便利。
写真では分かり易いように青空に向けましたが、ここまでやる必要はありません。あまり傾けすぎるとレジン液が垂れてくるので注意しましょう。
目に入ったりしたら一大事ですからね。
そして、日の当たる場所に置いて待つこと数分。
これだけ陽が当たってれば5分くらいで大丈夫かとは思いますが、今回はブランクがある事ですし、念のために10分待ちました。
風が強かったので、ランプは重しです(ベランダに置いてましたが、不純物が混じる可能性があるので、お勧めしません……)。
~10分後~
あ~、『宇宙戦艦ティラミス』面白かった~。
さて、レジンの様子は……、
ばっちり固まってます。針でつついても問題ありません。
次に、二層目を入れていきます。
使うのは、このブリオンパーツ。ネイルアートで使う素材らしいですが、面白そうなので買ってみました。つぶつぶしてます。
このちっさいスプーンですくって……、
宝石箱や~~っ!!
って言いたくなりません? イクラっぽいですよね。
そして、レジンと共に型に入れてみたものの……
見えますかね、コレ?
なんか、液と一体化してどこにいるのか分かんなくなりました。
うぅむ、この素材はレジン向きではないか……? じゃぁ、銀色のお星さまパーツで代用します。キラキラ。
これを、また陽射しの下に置いて、10分くらい待ちます。
さて、ティラミスの続きでも観るか……、と思いましたが、洗濯機がヒダマルを呼んでいます。ピーピー言ってます。
~10分後~
天気がいい日のお洗濯は気持ちいいですね。
さて、レジンは……うむ、固まってる。
次は、この作品の肝。
こちらのパーツを封入していきましょう。
もう既にかわいいです。
「EAT ME」と書かれたクッキーと、フォークにスプーン。『不思議の国のアリス』がモチーフですね。
これもネイルアート用の素材なので、小さくてかわいいんですよ。クッキーの直径は5mmくらいです。
注入したレジン液の上に乗せて、針で位置を微調整。
レジン液は柔らかいので、ちょっと傾けただけで位置がずれてたりします。ここは集中して、念入りにやりましょう。
位置を整えたら、再びお日様の下へ。
~10分後~
さぁ、ここからは仕上げの作業です。
レジン液を縁のギリギリまで入れて、表面がぷっくりしたデザインに仕上げます。表面が綺麗になるように、均等に液を伸ばす必要があります。
これがけっこう難しい。
写真で分かりますかね、表面張力でぷくーっと膨らんでます。
一旦固めて、表面に気泡の後やざらつきが見られるようなら、もう少しコーティングしましょう。
~10分後~
さぁ、表面のコーティングも終わったことですし、これで完成……、ではありません。
底のマスキングテープをはがすと、裏側はまだザラザラしているのです。写真ではまったく分からなかったので、載せていませんけど。
裏面にも、先ほどと同じようにレジン液を乗せて、ぷっくり感が出るように伸ばして、日に当てれば……、
完成!!
なかなか良い出来じゃないですか? 鍵の先にも、封入したのと同じお星さまを付けてみました。
(ストラップは穴に入らなかったので、渋々ボールチェーンを取りつけました)
裏面はこんな感じ。
これまでに作った物と並べてみます。
鍵の形をしたのも良いですけど、小瓶タイプの「EAT ME」もかわいいですよね。より原作に近いイメージで。
しかもコレ、キャンディ部分はレジンからぽこっと飛び出してるんですよ。
お値段設定ってさ……。
さて、問題は……、コレにいくらの値を付けるか、です。
順当に言えば、「材料費」と「時給」を合計した数値が、正当な対価の目安になるかと思うのですが……。
ザックリ計算すると、
「材料費」 356円(レジンを5g(約150円分)使ったとして計算)
「時給」 264円(福岡県の最低賃金を基に、待ち時間を除いた実質作業時間20分で計算)
つまり、このストラップ一個の値段は「620円」となりました。
…………高くない?
加えて、ネットで売るとなれば送料がかかる訳ですよね? (実店舗を構えるよりは断然安上がりだとは想像しますが)
一番安い定型郵便で送るとしても、+82円?
実質、702円?
たか、……く、ない? ですか?
思いっきり子ども向け作品ですよ?
ハンドメイドってこんなもんですか?
いやでも、UVライトを手に入れて作業の効率化に成功して、1時間に6作品くらい作れるようになったとしたら、時給は半分になってマイナス130円だから一個490円、ワンコイン設定にできる訳か……??
でも、それが全部売れるとは限らないから、ロスが出ることも考慮して黒字を出そうとすればもっと高く…………????
まとめ。
下手の考え、休むに似たり。
もしも、「私もハンドメイド作品作ってるよー、売ってるよー」という方がいましたら、値段設定をどうやってるかアドバイス頂けませんか……?
「このサイトや書籍が参考になるから、自分で勉強してね」って話でも、非常にありがたいです。人様のノウハウをロハで頂こうなんて思っていません(頂けるものなら、ありがたく、本当にありがたく頂戴致しますが)。
また、そのありがたさを理解しているがゆえに、自分の持っているものはじゃんじゃん表に出していく所存です。今回みたいに。
とりあえずは、「minne」というハンドメイド作家さんが集まるサイト? を回って勉強してみようと思います。
それにしても、久々に仕事っぽい作業したなぁ……(ダメ人間)。