お絵描きな話。 【コピックでくびれ鬼】
みなさま、こんにちは。
いわゆるひとつのヒダマルです。
今日は、コピックに再挑戦してみようと思います。
前回はこちら↓
「一本一色」という厄介な特性を持つコピックですが、「ペン画でガッツリ陰影を付けた上から塗れば、少ない本数でも強弱付けれるんじゃね?」という実験をしてみます。
お金が無ければ、工夫を凝らせばいじゃない。
線画を仕上げてみる。
で、色を塗るブツはというと、こちら。
くびれ鬼さん。
鬼太郎の第二十五話、やたら怖い回に登場した妖怪です。
記事を投稿した際は線画のみのモノクロ絵でしたが、決して手抜きではなくてですね、後日こうしてコピック記事として取り上げるためにですね、敢えてこうした手法をですね
(時間が無くてやっつけ仕事になったことを全力で取り繕うヒダマルの図)
ということで、まずはこのくびれ鬼を、ペン画として完成させなければなりません。
ちちんぷいぷいの……、
そ~れっ!!
疲れたわッ!!
ブログだから3分クッキング的な流れで次にいけるけど、この時点で疲れ目だわ投げ出したいわッ!!
だけど、これはまだ半分。
これから、おおきな顔面にも陰影を付けなければなりません。
……ふて寝していいかな?
気合い、正に気合い。
ふううぅぅ……。
体感時間では3時間くらいな気がしますが、意外と計2時間弱しか経ってないという不思議。
ま、長きに渡る隠遁生活で集中のコツはつかんでますからね。持ち前の根気と合わせて乗り切りました。
プロのペン画家さんとか、どんな集中力してるんだろう……。
コピックで塗ってみる。
いよいよ本題。
線画と合わせて4時間くらい使ってる一枚に、コピックを塗ってみます。
焦るなー、決して焦るなー。
ここで失敗したら水の泡だぞー。
たぶん二日間くらいグレるぞー。
といっても、どの色を塗るかは事前に決めてあるので、メモしておいたノートを広げるだけでいいのです。下準備、大事。
以下、ノートに記してある文章です。
必要なものは『準備』である。
我が準備の先にあるものこそがヒダマルが更に先に進むべき道なのである。
必要なものは『4色のコピック』である。
ヒダマル自身忘れないようにその番号をヒダマルのスタンドそのものに傷として刻みつけておこう。
必要なものは『勇気』である。
ヒダマルは4時間かけたペン画を一度捨て去る『勇気』を持たなければならない。
朽ちていくヒダマルのペン画は4色のコピックの魂を集めて吸収、そこから『新しいもの』を生み出すであろう。
いやぁ、どこかの吸血鬼が書き記してそうな深遠なる文言ですね。
茶番を挟みつつ、塗ってみます。
……しかし、へとへとな脳みそで作業したため、途中経過をスキャンするのを忘れておりました。
ので、いきなり発表。
じゃん。
……正直、よくわからん。
「描き込む前に塗った一枚」を想像すると、こちらの方が明らかに良いとは思うものの……。色の強弱は付いてない気がする。
あ、使用したのは髪に「B00」と「B24」、肌に「G00」と「BG23」です。たしか。
歯にはアースカラーの薄いのを塗って、黄ばみを出してみました。
あまりにもつかみどころがないので、もう一回重ね塗りしてみようかな?
えいやっ。
左(さいしょ)が一度塗りで、右(つぎ)が二度塗りです。
並べてみると、若干、じゃっっっかんですが、右の方が濃くなってます。
肌の陰になっている部分に「BG23」を濃い目に置いたので、立体感が増してる、気が、しないでもないような……。
まとめ。
結論:よく分からん。
ただ、ギッチリ描き込んだペン画とコピックの相性が悪くないことはハッキリした気がします。 色鉛筆と比べて、広範囲をザーッと塗れるのがありがたい、非常にありがたい。
当面は00番の薄い色を徐々に揃えつつ、描きたい絵からの逆算で必要なものを選んでいく、ってとこですかね。
先は長いぜー。