ファンアートな話。 その2【風子ちゃん】
みなさま、こんにちは。
「米津玄師」をなんて読むのか分からないヒダマルです。
「米津」は「よねつ」、あるいは「よねづ」であってると思うけど……。
「玄師」に関してはもうね、「玄人元帥」って打ち込んでから余剰分を消去して、その後「えっ、「元帥」の「帥」って「師」じゃなかったのッ!?」って驚愕してるレベルですからね。
ほんと、なんて読むんだろう……。
それはともかく、ファンアートを描いてみた話の第二段ですよ!
今回も、ヒダマルの微妙すぎる画力で、とあるブログさまのオリキャラを描かせていただきました。
描いたのは、タイトルの通り……、
『元IT土方の供述』さまの看板娘がひとりッ、
風子ちゃんだッ!!
TVアニメ絶賛放送中。
『元IT土方の供述』とは、漆うしる(id:UrushiUshiru)さんが運営されているブログです。
漆さんは旅行だったりお絵描きだったりグルメだったり、多様な趣味と多彩な技術をお持ちの方です。
更に、
四国・九州を9泊10日で放浪したり、山梨の洞窟にもぐったり、群馬と埼玉をサイクリングしつつ彷徨ったりと異常なまでのフットワークの軽さを誇り、
ヘルメットおじさん・ファン小説・ぬいぐるみ・男の娘・ボブネミミッミと華麗なる変身を遂げ続けるという特殊な生態を持つ、
要するにキューティーハニーみたいなお方です。
先日、コメント欄にて「お宅の風子さんとユキさんを描いてもよかですか」と訊ねたところ、二つ返事で快く許可してくださりました。
ということで、がんばってフルアナログお絵描きしたので、よければご覧くださいませ。
発表!!
この度、『元IT土方の供述』から、我が『ヒダマルのアニメ日記。』に出張していただきましたっ!!
風子ちゃんでありますっ!!
ひかえおろうッ!!
はい。
どうでしょう。
今回も、なかなかうまいこと描けた、気が、しないでもないです。ヒダマル基準です。
初期設定では、こんなに不敵な笑みじゃなくて、もっと「あはっ☆」って雰囲気を目指す予定だったんですけど……(その理由は後ほど)。
制作秘話。
前回に則り、風子ちゃんのお絵描き風景を紹介したいと思います。
習作。
まず、構図や表情なんかを考えます。
今回のテーマは「手」だったので、如何に手を目立たせるかに悩みました。ちょっとネタバレを含んでいたことに気付いたので、写真は載せておりませんが……。
それにしても、手って難しいですよねぇ。しかも女の子の手なんて。
しかし、ここを可愛く描けない限り「負け犬プロジェクト」の前進はないと腹を決めて、練習していきます。
下書きの下書き。
これ、正式名称はなんていうんでしょうかね。
ラフ? ネーム? アタリ? 下々書き?
ちなみに、本当は風子ちゃんの顔をこんなに上向かせるつもりはなかったんです。ヒダマル感覚では、これじゃ「あはっ☆」じゃなくて、「ふふっ☆」になっちゃいます。
ええ、この段階で既に計画が狂っています。
下書き。
だが進める。
最終的にかわいく完成できれば無問題なので、下書きでそれっぽく調整しました。見降ろし目線はどちらかというとユキさんの属性なんですが。
あ、ユキさんのお話も、あとでやります。
ペン入れ。
いつもは極太水性ペンで描いてるんですが、今回はすべて細いペンでなぞってみました。
頭の形とアホ毛がステキ。
色塗り。
前回の「結衣ちゃん&葵ちゃん」では「ヌーベル カラーパステル」なる画材を使用しましたが、今回は色鉛筆だけで塗りました。
色鉛筆って、子どもの頃から使ってるからなんとなく「安っぽい」という印象があったんですが、こちらのブログ『ダメ大学生は絵を描きたい』を拝読しておりますと、
「色鉛筆のポテンシャル、実は高くない?」
と、考えを改めまして。
髪の毛は「肌色」「黄色」「黄緑」「緑」の四色を使って塗りました。肌色を塗る意味はなかった気がする。
そして、ちょっと金髪に寄りすぎた感がある……。
更に、瞳と服を塗って(わきの下に線が足りないことに気付き、足しました)、仕上げにシャーペンで陰影を付けたら完成です。
</p
モデルはアレ。
ところで……、
風子ちゃんのこの服装、そしてこの指を見て、ピンとくる方もいらっしゃるはずです。ピンときたアナタは、立派なうしらー(漆さんファン。いま考えた)です。
そう、この絵のモデルは……、
『元IT土方の供述』をスクロールすると出てくる、「風子ちゃん:上に戻るよVer」なのです!!
この「上に戻るよ」の風子ちゃんですが、かなり優しそうというか、何も考えてなさそうというか、「アホの子」な雰囲気を醸し出してます。
負け犬さん家のお嬢ちゃんといい勝負ができそう。
ということで、原作に則って「あはっ☆」な雰囲気を再現しようとしたんですが……。
ふたを開けてみたら、「ふふっ☆」になっちゃいました。
でも、かわいいから許す。
ユキさんは……。
本当は、「お姉さん」ことユキさんも同時進行で描いてたんですよ。描いてるんですよ。この二人は一緒に描いてあげなきゃと思って。
でもね、「二枚作ったら二倍時間がかかる」という幼児でも知ってることに気付かなくって、ちょっと間に合いませんでした。
漆さん、ユキさん、ごめんなさい。
いや、もうね、ユキさん難しい。
ヒダマルはある程度動きのあるポーズを描くのが(描けないクセに)好きなんですが、ユキさんはそうもいかないんです。
身体を開く感じの動きをしてくれない(えろい意味じゃなくて)。
前回の、なっちょちーずさん家の結衣ちゃんみたいな、もっと「ばんっ!」とか「じゃんっ!」とかのオノマトペが似合う大胆なポージングなら(えろい意味じゃなくて)、表情とか陰影とか付けやすくて助かるんですけども。
でも、色んなタイプの子が描けたら楽しいでしょうから、これもまたチャレンジです。
蛇足。
「いいかい坊主……。胸ってのぁなあ……」
「線で描くんじゃねぇ、」
「塗りの陰影で表現するのが粋ってもんよ」
って、ヒダマルの中の誰かが囁いてきたので、お告げに従ってみました。
表現できたかな……。写真にするとよく分かんなくなるんですよね。アナログ人間の悩み。
え?
ああこの蛇足ですか?
えろい意味ですが何か問題でも?
漆さん、ごめんなさい。
ありがとうございました!