『ゆるキャン△』は無理なので、『へやキャン△』を目指してみる。 その2【ネイティブ柄の布編】
~前回までのあらすじ~
お洒落キャンパーになりたい貧乏青年・ヒダマルは、『へやキャン△』を実現するために一念発起。
アカシア素材の木皿にヤスリをかけ、熱々料理を食べられるように改造したのであった。
次なる目標は「ネイティブ柄の布」だが、ゆくゆくは鉄鍋を買い求めることを考えると、ここで出費を重ねる訳にはいかない。
そこでヒダマルは、「ネイティブ柄の布」の自作を決意するのだった……!!
下書き。
さてはて、その➁です。
ネイティブ柄の布を手作りすると言っても、素材はこちら。
スケッチブック。
保育士時代の遺物ですね。ヒダマルは工作やお絵描きが好きなので、意外とコレ系の物持ちは良いのです。
この画用紙を、四枚つなぎ合わせて、小机のサイズに合わせて四隅を切って、録画しておいた『ゆるキャン△』第八話「テスト、カリブー、まんじゅううまい」を観ながら下書きすれば……、
じゃんっ。
いやぁ、三分クッキング的な流れですね。アニメとはちょっとバランスが狂ってますが、ヒダマルは保育士の割には不器用(というか、雑)なので、大目に見て頂けると嬉しいです。
ところで、余談ですが……。
このネイティブ柄について調べようと「大垣千明 ネイティブ柄」で検索したら、「ヒダマルのアニメ日記。」がてっぺんに表示されてかなりビックリしました。
画材問題。
さて、ここから色を塗って行く訳ですが……。
どうやって塗ろうかな?
(無計画)
色鉛筆じゃ薄いだろうし、クレヨンじゃ色移りするしなぁ。
普段のお絵描きに使ってる極太水性ペンという手もありますが、かなり面倒ですね。極太マッキーとかがあったらそれも手ですが、持ってないし。
どうしたもんかな。
……あ。
絵具だっ!!
絵具も確か、捨ててなかったはずです。
えっと、収納の上の方に、奥の方に……。あった!
ホラ、あの奥のカゴですよ。
さっそく降ろしてみます。よいしょ……っ、と。
絵具でお絵描き。
ありましたよ、でっかいヤツが。
筆も大小そろってるので、うむ、絵具で塗りましょう。
まずは大きめの筆で大雑把に塗って、細かい所は極細の出番。茶色から塗って行きます。ぬりぬり。
途中経過はこちら。
茶色を塗り終えました。ふぅ。
お次は黄色ですが……、分離しとるがな。
絵具って放置しとくとこんな感じになるんだ……、まぁ、混ぜれば問題なかでしょう。まぜまぜ。
ここから青、オレンジと続き、隣接する部分は乾き次第塗って行きます。ぺたぺた。
完成っ!
ふぅ……。
意外に疲れた。
結果的に半日仕事でしたよ。
お金がないから手作りした訳ですが、「コレ、時給換算でいくらになるかなぁ?」とか余計なことも頭によぎりました。
しかし、ヒダマルは、やり遂げたのです。
刮目せよッ!
これが、ヒダマル謹製・「ネイティブ柄の布(紙)」だぁッ!!
流石は絵具、発色が素敵ですね。
そして、机にかけると……?
あらぁ。
イイんじゃないかしらぁ?
これでさっ、例えばさっ、
「次は、どの女の子を紹介しようか……」とか考えてみたりっ!?
キャンプ飯の定番・カレーを食べてみたりっ!?
ブログの編集をしたりっ?
できるってことですかぁッ!?
まとめ。
ふっふっふ……。
これで、大垣千明ちゃんの定める「お洒落キャンプ」に向けては、「スキレット」を残すのみ。
木皿とネイティブ柄がそろった時点でけっこう満足してるヒダマルですが、まだまだ追及していきますよ~?
ヒダマルの『へやキャン△』求道ストーリー、お付き合いくだされば幸いです。
(つづく)