ヒダマルのアニメ日記。

毎日午後8時に更新するアニメ感想ブログ。アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りします。

モーリーのメモ

『だがしかし2』にも登場している「うまい棒」が、オタクに寄り添った進化を遂げていた。


 空前絶後の駄菓子アニメ、『だがしかし2』

 2016年冬に第一期が放送された後、2年ぶりにお茶の間に帰ってきました。放送時間は半分になりましたが、作品の質は変わらず好評放送中です。

 

『ラーメン大好き小泉さん』を観ているとラーメンを食べたくなるように、このアニメを観ていると駄菓子が食べたくなります。「ホームランバー」とか「タラタラしてんじゃね~よ」とか、十数年ぶりに食べましたよ。

 さて、今回は「うまい棒」をいくつか購入したので、さっそく食べてみようと思います。

 

 

おや? うまい棒の様子が……?

 まずは、これ。

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 テリヤキバーガー味。
 日本生まれのハンバーガーを駄菓子に落とし込んだ、歴史を感じさせる一品です。


 そして、これ。

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 コーンポタージュ味。
 おつまみには不向きですが、ポタージュスープ風味のまろやかな味わいが堪りません。


 さらに、これ。

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 チョコ味。
 他のうまい棒と比べて一回り小さいものの、辛めな味付けの多いうまい棒界において貴重な存在です。チョコが溶けやすいため、夏季(6月~8月)には販売されないそうな。


 忘れちゃならないのは、これ。

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 めんたい味!!
 福岡の誇る名産品・明太子をモチーフとした、うまい棒の代表選手と言っても過言ではない一品でしょう。ヒダマルは一番好きです。「うまい棒と言えばめんたい味」という方も多いのでは?

 

 並べてみましょう。

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 いやぁ、幼少の時分に戻ったみたいです。

 ディスカウントストアで一本9円ですから、これだけで僅か36円ですよ。少ない金額で多くの味が楽しめるのも、うまい棒の魅力、ひいては駄菓子全体の魅力で……、ん?

 

 んん?

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 んんん?

 

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 誰だあんたッ!?

 

 

 そう、今回取り上げるのは…………、


「うまい棒、オタクに寄り添った進化を遂げている問題」です。

 

 

謎の人物の正体。

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 第一期の第一話、「うまい棒とポテフと……」でも取り上げられていた、ド定番の駄菓子・「うまい棒」。1979年7月から発売されているそうで、けっこう色々と派生商品が存在するみたいですよ。
 これ以上詳しく知りたい方はウィキへどうぞ(丸投げ)。


 そのウィキペディアによると、

 

2017年、このキャラクターの名称が公式に「うまえもん」に定まると同時に、その妹キャラとして「うまみちゃん」が誕生した。うまみちゃんは、兄とは異なり人間らしい外見を有し、「ウマイアミ州」からやってきた地球年齢17歳の帰国子女とされる。
(Wikipediaより引用)

 

 だそうです。
 普段のパッケージに乗ってる「ドラ〇もん」っぽいのが「うまえもん」で(著作権良いのかコレ……)、その妹が、ここにいる「うまみちゃん」な訳ですね(ド〇ミちゃん……!?)。

 色々と綱渡りなキャラ設定でハラハラしますが、とりあえず先に進みましょう。

 

 さて、こちらを向いて恥じらっている可愛らしい女の子の名前が「うまみちゃん」だという事実は判明しました。

 よく見ると、ちゃんと名前が記されています。そして、手にはうまい棒を持っています。頭の帽子もうまい棒っぽいデザインですね。

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 あと、うまえもんは宇宙人という設定らしいので、その妹であるうまみちゃんも宇宙人。だから「地球年齢で17歳」なんですね。

 未来人だったらいよいよアウトだったので、ここらで差別化を図ってきました。一安心です。

 

 

バリエーション。

 実はこのうまい棒(うまみちゃんver)、計3種類の絵柄があるのです。
 まずはこちら。

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「これが伝説のお菓子、うまい棒です。」

 

 そうですか……。
 伝説のお菓子なのですか……。デカいですもんね、そのうまい棒。


 そして、こちら。

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「このうまい棒を、あなただと思って生きていきます。」

 

 重いな。
 一本10円の商品をあなただと思われてもちょっと反応に困るな。

 

 

萌えキャラブーム到来の日は来るのか。

 定番の駄菓子「うまい棒」が、いつの間にかオタクに寄り添った進化を遂げていましたが、実は「萌えキャラを推す食品」って意外と多いのです。オタク界隈には特に。

 オタク御用達の店でなくても、実際のアイドルを二次元化してパッケージに乗せているお煎餅とか、普通のスーパーで見たことがあります。

 

 ちなみにこちらは、人気ブロガー・負け犬さんが紹介されていた萌えキャラ食品です。 

aki1200.hatenablog.com

 

 後日、こんな記事も発見しました。 

 筆者の中村千沙さんは、ミス日本酒の北海道代表なのだとか。美味しい日本酒、色々知ってそうですね。

chisa-nakamura.hatenadiary.jp

 

 

 萌えキャラの消費対象が、一部のオタクのみに限定されている今の状態は、もはや長くは続かないのではなかろうか、ヒダマルはそう考えています。

 こういった萌えキャラ系食品が、一般人の目に着く場所に陳列される日も近いのでは?

 

 実際、今回ヒダマルが購入した「うまい棒(うまみちゃんver)30本セット」は、イオンのレジ横に置いてありました。オタクに限らず、誰もが目にする場所です(レジを通らずに買い物は出来ません)。

 


 例えば、「聖地巡礼」ってありますよね?
 あれは「実在する土地や施設などがアニメに取り上げられる」ことから起こる現象ですが、この流れは逆に考えることも可能なはずです。

 つまり、「自治体の主導で、自治体を舞台としたアニメ作品を作り、自治体自らが聖地を作り出す」という手法です。


 いきなり大掛かりなものは難しいでしょう。

 しかし、1、2分くらいのCM映像を作るとしたら? 今時ゆるキャラに頼っても代わり映えしないのが現状だと思われます。ならば、アニメ制作会社にオファーをかけて、自治体オリジナルの萌えキャラに、土地の魅力を伝えてもらう。聖地として紹介してもらうという手を打っても良いのではないでしょうか。

 プロの手できちんと作られた作品であれば、コアなオタクのみならず、一般の方も食いつくと思いますぜ?

 

 

 ただ、少し前の話ですが、とある自治体で、地元を舞台としたライトノベルのポスターが「セクハラではないか」と問題になり、別の物に差し替えられたという話も聞き及びます。

 一般人に対してオタクのセンスを押し付けることは避けねばなりませんが、性的ニュアンスを極力排除したとしても、萌えキャラの魅力を伝えることは可能なはずです。
 むしろ、そうした方が万人に受け入れられ易いかもしれません。

「ゆるキャラブーム」の次は、「萌えキャラブーム」が到来するのではないか。
 ヒダマルは、そう期待しています。

 

 

画像いろいろ。

 最後に、うまみちゃんのスナップショットをどうぞ。まぁ、元が3種類だけなので少ないですが。

 

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 妹さん、顔ちっちゃいな……

 

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 よく見ると、下にいるおっちゃんも若干デザインが違います。「うまみちゃん」の方が、ちょっとシャープな顔つきになってますね。

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 そして、30本入りのオマケとして付いていたのがこちらのクリアファイル。

 見やすいように、コピー用紙を挟んで撮ってます。こっちの方が、うまみちゃんの表情がハッキリわかりますね。

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 裏は、定番のお兄ちゃん。

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 オマケその2。
 シールです。

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 なぜ。
 何故、こっちはお兄ちゃんオンリーなのだ、株式会社やおきんさんよ。

 使いどころが無い……。

 

 以上、うまい棒をさくさく食べつつ、日本の未来に想いを馳せるヒダマルがお送りいたしました。それにしても、うまい棒について3000字以上語る日が来るとは思っても見なかった……。

 次はポテフが食べたいなー。

 

 

 

 

 

 

 ……あっ、忘れてた。

 

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 中身は、普通にうまい棒です。

 

やおきん BIGうまい棒うまみちゃん (めんたい) 30本