ヒダマルのアニメ日記。

アニメの感想やキャラ考察など。

『スロウスタート』 第二話「うんどうのはぁはぁ」


 1年遅れのスロウスタート、その序曲。
 来週からは普通に授業、さらにはスポーツテストが待ってます。運動は苦手な花名ちゃんですが、他3人も「普通」とのこと。良かった、目立たなくて済みそうです。

 1年間の浪人生活を経験した彼女は、どうも「目立つ」ことを避けているような印象ですね。

 

 

 1年前。
 受験前日に「おたふく風邪」と診断され、運命にからかわれた主人公・一ノ瀬花名。

 みんな高校生になるのに、自分だけは1年遅れ。
 無情な現実に対して「学校になんて行きたくない……、お外にも出たくない……」と引きこもり願望を漏らす花名ちゃんですが、運命の女神が「やーいやーい」してるのが目に浮かびますね。性悪ですね。

 友達も同級生もがみんな先輩になってしまう事実を受け止められない花名。彼女を見かねたお母さま・葉月さんは、今年大学を卒業した従姉妹・志温さんのアパートで一人暮らしを始めることを勧めます。


花名「それって、引きこもりはこの家には要らないってことですか……!?」


 慌てふためく花名ちゃん。
 子どもからしたら「だったら産むな」と言ってやって良いと思いますが、そうではありません。新しい環境なら、やり直し易いだろうと考えてのことです。


葉月「もう一回、受験生からやり直すの。少しだけスタートが遅れたと思って……。ね?

 

 

 


 お昼ご飯。
 栄依子さんのみ購買のパン、花名とたまてはお弁当です。冠ちゃんはと言うと……、重箱

花名「かむりちゃん、それ全部食べるのっ!?」
冠「これぐらいは余裕。……なんだけど、食べるの遅くて完食できないから、良かったらみんなも一緒に食べて……(ぷるぷる)
たまて「おお、それは切ない……」


 かむりちゃん、食べれる分だけ持ってきましょうよ。

 

 

 

 百地たまてのお弁当は、なんとお手製。実は百地家の料理番なんだそうですよ。意外ですね。
 花名のお弁当は、志温さんの手作りです。

栄依子「料理上手な管理人さんかー。なんか浪漫を感じるわね~」
たまて「一体どんな浪漫弁当なんでしょう!」
花名「普通だよ。普通のお弁当――(ぱかっ)」


 💛


 卵焼きが💛。

 ニンジンも💛。
 ハンバーグのケチャップが💛。
 そもそもハンバーグが💛。


 ハートマークずくしなお弁当に、「もしかして、その従姉妹さんとお付き合いをしてるんですかっ!?」とハイテンションなたまちゃんです。
 というか、いつも通りなたまちゃんです。

 

 

 

 栄依子さんの水筒には、「妹が、栄養偏るから持たせてくれて」いるというスープが入っています。

 

栄依子「名付けて、「妹汁」

 

花名「妹汁って、せめて妹スープとか……」
たまて「それもどうかと思われますよ花名ちゃん」

 栄依子さんのネーミングセンスッ。

 

栄依子「妹汁だと、「妹から分泌された何か」っぽく聞こえるけど……、妹スープだと、「妹をそのまま煮込んだ」みたいに聞こえるわね


 ちがうッ、ネーミングセンスがどうとかじゃなく、この人思想が斜め上なんだッ……!!

 

「一杯どうぞ」と勧められ、試飲するたまちゃん。

たまて「妹汁うまっ!! 花名ちゃんも一口!」
花名「ああ、美味しい~」
たまて「栄依子ちゃんのまだ見ぬ妹を感じさせる味わいですねっ!」

 阿呆らしい……
 いや、この「あほらしさ」を大真面目に突き詰めると逆に面白さが生まれることは分かってるんですが、付いていけないレベルに阿呆だ……
 と、突っ込むことで楽しんでいるヒダマルですよ。

 

 


 栄依子さんの妹は14歳、今年は受験生だそうです。夜遅くまで勉強しているのに、姉・栄依子のために「妹汁」を作ると言って聞かない良い子さんなのだとか。
「体調を崩さないか心配で……」と呟く栄依子さんですが、その一言に、

 

「ホントだよっ!!」

 

 と、全力で同調する方が約一名。

花名「今から受験に備えて努力しているのは、素晴らしいことだと思います。でもね! 受験にはまず、体力! けど、健康でも安心しちゃダメなんだよっ!? どんな出来事が潜んでるか、分からないんだからねっ!?」

栄依子「ええ……?」

花名「その辺り、肝に銘じておくようにっ!!」


 花名ちゃん、近い近い。
 栄依子さんが襲われてますよ。

 


 ところで。
 先ほどから、冠ちゃんの声が聞こえません。
 長縄さんがサボってた訳ではなく、お食事中の冠ちゃんは無心なのです。無我の境地なのです。

 そして喉に詰めています。

たまて「妹汁、妹汁を~っ!」
栄依子「じゃなくて、お水っ!」

 

 

 

 

 

 スポーツテスト、当日。
 運動が得意でないこのメンバーの中でなら、目立つこともありませんよ。安心、安心。

 

 ……な、はずだったのですが。 

 青色吐息で呻く花名ちゃん。それはもう、「は行の発声練習」の如く。
 持久走です。ぶっ倒れてます。全力バタンキューです。

 中学3年時の評価は「B」、つまり普通だったはずなのですが、どうしたことでしょう。

 分析してみるに、「中学校卒業してから、全然運動してなかったから、体力が落ちた」のだと気付いた花名。
 しかし、

たまて「そんな一月で落ちちゃいますか?」
花名「だ、だよね、そうそうだよねっ。あははは……」

 隠し事があるって大変ですね。

 

 


 ハンドボール投げやら走り幅跳びやら、「この数値が何の役に立つんだ」って疑問を抱かせるテストを受けていく4人。確かに、みんな得意とは言えない成績です。

 そんな中、冠ちゃんの短距離走のみがトップクラスの結果を収めました。
 ……冠ちゃん、アラレちゃん走りですよ。「キーン」ですよ。あるいはナルト。どうしてあの走り方で早いんでしょう。

 


 冠の50メートル走を買った陸上部のクラスメイトが、彼女を勧誘してきました。「仮入部でも良いからさ! まずは見学からでもどお!?」とか言ってますが、「部活を適当にやってはいけない理由」が理解できないヒダマルからするとアリジゴクにしか見えません。

 ぐいぐい来るクラスメイトの勢いに呑まれそうになり、「え、栄依子ぉ……」と涙ぐむ冠。

はーい

 呼ばれて飛び出た栄依子さん。
「ごめんね、この子すっごく人見知りだから」と冠をフォローします。陸上部員さんの友達も来て、「いきなり来てわーわー言われたら困るでしょ」と彼女を嗜めました。ちょっと勢い余っちゃっただけで、悪い人ではないのです。謝ってくれましたし。


冠「今日は……、栄依子来てくれた」

 

 栄依子の腕の中で呟く冠。
 彼女の言葉が意味するところは、今は謎です。

 

 

 

 


「ふえふえ」言いながら、適当に盆踊りやってる人みたく移動する花名ちゃん。どうやらシャトルランですね。始めのうちは楽しいけど、だんだん吐き気してきますよねアレ。

 ともかく後は、「握力測定」を残すのみ。
 全力を振り絞った結果、見事「平均」の数値を叩き出しました。


花名(普通……。良かった……!)


 能力は人それぞれ。平均値なんてものは平均値でしかないのですから、自分基準で良いのです。一歩ずつです。少しも寒くないわ。

 


 肉体限界を超えた運動をしたため、足をつった花名。
 友人の為に湿布をもらいに行ったたまちゃんですが、「アイスの自販機を発見しましたぁー!」との報告を寄こしやがりました。
 早速に購入するみなさんですが、いや、湿布は。

Step2 うんどうのはぁはぁ

 たまちゃんの知恵袋「こむら返りにはバナナが効く」に基き、運よく売ってた「バナナチョコミントハワイアン」を花名に与える一行ですが、や、だから湿布を。

花名「たまちゃん、バナナが良いってこういうことじゃないと思う……。あと、これまずい……」

 

 湿布を寄こせよ。

 

 

 

 と。
 そこへ現れたのは、担任教師の「榎並清瀬」先生です。「うわ。もうコレ見つけたのか? 凄いな。おまえら蟻か」との寸評ですが、このご時世になかなかの毒舌ですね。

 アイスを購入し、「さっさと食って帰れよ」と言い残して去って行く榎並先生。しかし、彼女たちは見たのです。先生が「バナナチョコミントハワイアン」のボタンを押した瞬間を……

 

 

 


 翌日。
 一挙手一投足から「お茶を運ぶカラクリ人形」の如き趣を発散しつつ(風流。 by冠)、カタカタした動きで中庭に座る花名ちゃん。筋肉痛ですね。

花名「春休みの間に、身体なまってて……」
栄依子「一体どれだけ自堕落な春休みを過ごしたら、そんなことに……」

 ともあれ、志温さんの愛妻弁当を食べて回復を図りましょう。あのたわわな従姉妹から「お友達に誤解されないように」気をつけてくれるとの言質を取った花名ですが、


 💔。


 卵焼きが💔。
 ニンジンも💔。
 ハンバーグのケチャップも💔。
 そもそもハンバーグが💔。


「一晩の間に何があったのか」と思わせる「破局弁当」でしたとさ。

 

 

 


 スロウスタート第二話でした。
 流石に前回のような見事な作画は続かず、昼食中の動きが俄かに滑らかになったくらいでしたね。その瞬間はやはりビックリでしたが。


 そして、クラスメイトのビジュアルはやっぱり個性的。
 なんとまあ、一人ひとりに名前が付いてる可能性すらありますよ。前回の記事で「普通、作中に関わってくるキャラ以外は目立たないように作るもの」と論じましたが、逆に言えば「すべてのクラスメイトが何らかの形で物語に関わる」という意図なのでしょうか?
 エンドロールにも「大谷周」「小鹿野真秀」「中村千奈美」「関根ももか」「今井千尋」と、誰が誰やら判然としない名前が並んでいましたし。おそらくクラスメイトでしょう。

 どんなアニメだ……
 というか、原作がすっごい気になる……