ヒダマルのアニメ日記。

アニメの感想やキャラ考察など。

『わかばガール』 第五話「お嬢様はずるい」


 いつもマイペースを崩さない黒川真魚さんですが、今日はなんだか「けだるげ」です。ため息連発です。
 若葉ちゃんの「ごきげんよう~」を見るや、「まぶしいっ」と目を細める始末。
 どうした、真魚さん。


 教室では、「お嬢様はずるい! 笑顔だけで人を魅了する力を持ってるんすよ!?」と主張しつつのヤケジュース。
 しかし真魚さん、あなたがそんなことをするとですね、あぁやっぱりお嬢様が真似した。若葉ちゃんの教育上よろしくありませんね。や、これは別にギャルっぽい行動ではないんですが。

 

 彼女の胸に巣食う病は、「恋煩い」
 毎朝電車で会う男の子がいて、彼のことがちょっと気になっているのだそうです。

真魚「それで、いつもこっそり隣に立ったり……」
直「案外可愛いところあるんだなー」
真魚「こっそり盗撮なんかしちゃったり……」
直「それは止めとけ」

 女子→男子の盗撮も立派な犯罪ですからね。NO、盗撮。


 しかし、今朝の彼の隣には、水連女学院(有名お嬢様学校。若葉ちゃんの第一志望でした)の美少女が立っていたのです。
 そして、仲睦まじげにお話していたのですっ……。


「あのお嬢様に勝てる気がしない」と、珍しく傷心な真魚を勇気づけるモエたん&柴さん。
 萌子ちゃんは「まだ気持ちも伝えてないのに諦めちゃダメだよ!」と常識的なアドバイスですが、直は「そいつがブレザー派だっただけのことさ!」とちょっと偏った意見を繰り出します。

直「恋の傷はなかなか癒えないものだからな……。私も昔、色々あった……」
真魚「まさかの経験者っ!?」
直「でも、絶対に傷つかない方法もあるんだぜ……」
真魚「何すか教えて下さい先輩っ!」

 

「ようこそ二次元へ!!」
真魚「お断りっす♥」

 

 

 

 役に立たない友人たちは置いといて、自ら打開策を打ち出す真魚さん。「これを期にまおは変わるっす!」と己を鼓舞します。

真魚「本物のお嬢様は無理でも、お嬢様キャラにはなれるはずっ!!」
直「お嬢様属性ってやつだなー」

 直さん、あなたはちょっと黙ってて。

 


 しかし、一口に「お嬢様」と言えど、具体的にどうすれば近付けるのか分かりません。まずは「本物のお嬢様」をよく観察し、理解することが第一歩ですね。
 しかし、本物のお嬢様が身近に都合よくいるはずも……、

  ……いました、隣に。
 この低レベルな恋バナにも参加できてないお嬢様が、いました。

 

真魚「つまり、若葉ちゃんを完コピすれば、完璧なお嬢様キャラにっ……!

 

 


 真魚さんの戦いが始まりました。
「若葉ちゃん観察日記」を用意して、お嬢様の生態を詳らかにすべく観察を始めます。


 まずは身のこなしを分析です。流石は若葉ちゃん、優雅に歩いていますね。「お嬢様は歩き方からっすね(メモメモ)」。

萌子「背筋も伸びて姿勢も良いし……」
直「!? 見てみろ! ちょっと床から浮いてる!!
真魚「どうやってるんすかアレ!?

 ※そう見えるだけです。

 

 昼休み、若葉ちゃんの今日のご飯は「コンビニのおにぎり」です。「とりあえず全種類買ってみたんです~」と瞳を輝かせる彼女を見て、(なるほど、お嬢様は庶民の味に感動する……)と分析する真魚さん。
 さっそく実践です。

真魚「カップラーメンとか超うまいよねー!」

直「真魚……、ただの庶民にしか見えないぞ……」

 

 校舎の隅で、小鳥さんにエサを上げる若葉ちゃん。真魚は(お嬢様は動物好き……)とメモりながら見せてもらいますが、

若葉「かわいいでしょう?(ギャアギャア)」
真魚「カラスは小鳥じゃないっすよ!!」

 

「本物のお嬢様の家」を確認すべく、若葉の後を尾行する真魚&直。辿り着いたのは、まさしく「豪邸」でした。

真魚「これが若葉ちゃんの家……」
直「本物のお嬢様だな……」

 格差社会を目の当たりにした女子高生。

 

 


 夕暮れの帰り道、ため息をつく黒川真魚。
 若葉ちゃんを一日追跡して、真魚なりの結論に達したみたいです。

真魚「まおはまおだし、ムリヤリ変わる必要はないかなって
直「諦めたか」

 ただの諦めではなく、これは「肯定的な諦め」ですね。自己受容の悟りに辿り着いたようです。


「ありのまま」とか「世界に一つだけの」とかいう言葉は、「自己受容」に達した上での視点であり、出発点です。
「自分が嫌いだけど、世界に一人なんだから価値があるはずだ」という無理矢理で開き直った「自己肯定」ではなく、「自分が嫌いな自分」という現在をひとまずは受け入れる、そんな「自己受容」こそが、幸せへの第一歩ですよ。

 

 更に、

真魚「っていうか、近くにあんな最強のお嬢様がいるのに、お嬢様キャラなんかになれないっすよ~!!


「若葉ちゃん観察日記」には、「若葉ちゃん最強」との文字が。

 うん、確かに彼女は最強ですが。人は、みんなそれぞれ、なんとなーく良い所があったりするもんですよ。
 失恋は哀しいものですが、人の心は変えられません。卑下せず受け入れることです。まだ若いあなたは、やがて新しい恋にも出会うことでしょうからね。

 ガールズ、がんばれ。

 

 


 翌日。
「おはようっす~!」とポージングする黒川真魚さん、昨日の今日で元気です。若葉ちゃんも、「おはようっす~」と続いて決めポーズ。

真魚「いやぁ、よく考えてみたら若葉ちゃん、いつもまおの真似してるじゃないっすか~」
直「それが?」

真魚「最強のお嬢様がまおに憧れてるって事っす。それってつまり、まおは最強より最強ってことじゃないっすか!!

直「お前、幸せな人生歩みそうだよな……」

 

 ……実はこのシーン、アニメと原作では少々オチが違います。
 以下、原作バージョンです↓


 翌日。
 なんだかウキウキ気分な黒川真魚さん、昨日の今日で元気です。直さんが気を使い、さりげなく声をかけますが、

真魚「実は今日家の近くで、超カッコイイ人とすれ違って~!! これこそ運命っていうか!

直「ああ。そっかお前惚れっぽいんだな……」

 


 綺麗にオチましたが、なにはともあれ元気が一番ですね。
 ガールズ、がんばった。

 次回、「布の面積が小さすぎます」。
 水着か、水着回なのか。