ヒダマルのアニメ日記。

アニメの感想やキャラ考察など。

『スロウスタート』 第一話「はじまりのどきどき」


 篤見唯子さんの4コマ原作、「まんがタイムきらら」連載中の作品。キャッチコピーは「しあわせは、ゆっくりはじまる。」。

 前評判でも「人気作品がいよいよアニメ化!」みたいな情報が流れてましたが、確かに力入ってる感じです。
 というのも、序盤からキャラの動きが超滑らかなんです。作画の方々、いつもありがとうございます。どうかご自愛ください。

 

 主人公の「一ノ瀬花名」は、今日から高校生。
 少々引っ込み思案なようで、友達ができるか不安な様子です。誰でも最初は一年生、どきどきするけどドンと行け、という諺もあることですし、大丈夫大丈夫。

はじまりのどきどき

 


 小学校以来の再会・「十倉栄依子」(ヘアピンお姉さん)と「千石冠」(銀髪ミニマム、冠羽つき)を初めとして、周囲のクラスメイトはもう仲良くなっています。

 そこに、誰にでも気さくに話しかける超元気人間・「百地たまて」(片側リボンの極細ツインテール)も加わって、3人仲良くお喋りです。栄依子さんと百地さんは顔見知りみたいですね。

 自然、千石冠ちゃんが百地たまてさんに自己紹介です。


冠「千石冠(かむり)です。よろしく……」
たまて「あああぁっ、ちっちゃ可愛いー!!」
冠「(むう)」


 低身長を2人にからかわれる冠ちゃんですが、「60年後に吠え面かくなよ」と威嚇します。なにその長期計画。

 ちなみに冠ちゃんの声は「長縄まりあ」さん(『小林さん家のメイドラゴン』のカンナカムイ)なので、何を言われようと怖くありません。むしろ罵って。もっと。

 

 

 あっという間に仲良くなっちゃってるクラスメイトを見ながら、花名ちゃんの焦りは加速します。
 担任・「榎並清瀬先生」の音頭で「自己紹介タイム」の始まりです。ここで間違えたら、1年間地獄です。しかし、こんな平凡な時間がアニメーションになってる以上、何らかのアクシデントが起こるのがエンターテインメント作品の常というもの。

 涼宮ハルヒゆるゆり』の赤座あかり、まして『わたモテ』の黒木智子のような失敗をすれば立ち直れませんよこの子。ガンバレ。


「一ノ瀬」という名字の特性上、出席番号は一番。席も一番前。緊張しつつ、当たり障りのないことを言って無難に終わらせようとしたものの、「一ノ瀬、今日が誕生日じゃないか」と先生に声をかけられました。

 ……実は、花名ちゃんにとって、そこ(年齢)は触れられたくない部分だったりするのです。益々緊張してしまう花名でしたが、教室の隅から救いの拍手が授けられます。
 拍手をくれたのは、百地たまてさん。

たまて「おめでとうございます! お誕生日一番乗りですね!」

 彼女の衒いの無い行動に、教室内から自然に拍手とお祝いの言葉が贈られます。

栄依子「おめでとう!」
「おめでとう」


 ……えっ、あっ、びっくりした。
 なんかいきなり最終回みたいな空気になったもんで。大空と珊瑚の海の間でみんなに「おめでとう」って祝福される流れですよねコレ。途中、ペンギンがクェーって。

 


 入学初日に誕生日をお祝いされてしまった花名さん。
 なにはともあれ、乗り切りましたよ。うん、頑張った。

 そんな花名に話しかけてきたのは、「百地たまて」さんです。自己紹介では「お気軽にたまちゃんとお呼びください!! 百地のたまちゃん!」と、選挙活動の如く連呼していました。

 たまちゃんが「誕生日プレゼントです」と取り出したのは、「交通安全」と書かれた絵馬の根付。
 後に続いた栄依子と冠からも、同じものを手渡されます。計3つです。今朝、駅前で配ってたのだとか。なにこれイジメ?


 しかし、彼女らに悪意はありません。「来年はもっと良いもの用意しておきますね?」と意気込むたまちゃん。
 うん、これは原作最終回(もしくは一発入魂の回)に向けた壮大な伏線ですね。1年後、この子らは何を贈るのでしょうね。


 クラスメイトの気持ちを受け止め、さっそく携帯に取り付ける花名。すっごい事故りたくない人みたいになっちゃいました。これで登下校も安全。

 

 しかし、ほか3人のご利益が無くなってしまいました。「みんなで帰れば無問題」という流れになりますが、電車通学の彼女らと違い、花名は徒歩通学なのです。

 どうにも言い出しづらい展開になっちゃってるのを見抜いた栄依子さん、「駅前の桜並木だけ一緒に見よう」と助け船を出しました。見た目通りのお姉さんだ。

 


 駄弁りながら帰る4人。
「「玉手箱」から「たまて」と名付けるのは、「肉団子」から「肉団」と名付けるようなもの」だとか、冠の名前の由来は「カンムリワシ」からだとか、姦しくお喋りします。

 花名の家に遊びに来る約束まで取り付けちゃいました。

 満開の桜の下、友達の温かさに触れた花名さんです。

 


 晩御飯は、半同居状態のアパートの管理人(従姉妹)・「京塚志温」お姉さんの手料理です。誕生日兼入学祝なので豪華ですね。

 ちなみに、志温ちゃんからも「駅前で配ってた交通安全ストラップ」をもらいました(4個目)。

 

 

 

 翌日。

たまて「ややっ、昨日誕生日のー! おはよーですよー!」
栄依子「お、昨日誕生日の。おはよう」
冠「ん。昨日誕生日の。おはよ」

 

花名(も、もしかして、名前覚えられてない……?)

 

 ヤバい可能性に気がついた花名ちゃん。
 誕生日のインパクトにかき消されてしまったのか。気を取り直して、友人たちに「自己紹介」するのです。

花名「一ノ瀬花名ですっ。改めて、どうぞよろしくお願いしますっ!」


 一ノ瀬花名、17歳。
 中学浪人で、一年遅れのスロウスタートですが。彼女の高校生活が、始まりました。

 

 


 えぇっと、このアニメ、なんか作画がスゴイです。最高レベルではありませんし、「日常系にしては」という前提は付きますが。

 第一話だからかもしれませんが、やたら滑らかに動くんですよ。映画観てるみたいです。最終回でちょっと滑らかになるのなら分かりますが、初っ端からこれはレベルが違います。背景もかなり手が込んでますし。
 志温さんのたわわが毎週あのクオリティで見られるのかと思うと、ヒダマルちょっと感激です。


 あと、自己紹介の際、クラスメイトのキャラデザがやけに作り込まれてたのが印象に残っています。作り込むとまで言うと大げさですが(目とかはほぼ使いまわしでしたし)、髪形のバリエーションが豊富なんですよ。

 前髪を結んでおでこ出してたり(花名の列の3番目)、前髪ぱっつんで後ろはまとめたお嬢様っぽかったり(教室ド真ん中)デカいリボンでギャルっぽかったり(中央列の最後尾)、果てはネコミミっぽいのがいたりするんです(冠の右隣り)。
 この分だと、同じ髪形してるクラスメイトは一人もいないんじゃないでしょうか。

 普通、作中に関わってくるキャラ以外は目立たないように作るものですが。作画もそうですけど、どんだけ力入れてるんでしょうこのアニメ。髪型に関しては、まさか原作からそうなのか……?


 きららアニメは毎期楽しみにしているヒダマルですが、大型アニメが始まった感がありますね。
 ストーリーは今のところ「平和な日常系」という印象ですが、作画注目度&期待度は今期ナンバー1です。