ヒダマルのアニメ日記。

アニメの感想やキャラ考察など。

『ゆるゆり』 第一話「中学デビュー!」


 一迅社『コミック百合姫』に連載中の、作者「なもり」による人気漫画が原作。単行本の刊行ペースが本誌より早い時期もあった(!?)ことなどで有名な漫画ですね。ヒダマルも単行本持ってます。

 キャッチコピーは「笑われればいいと思うよ」。緩い中学生女児たちが巻き起こす日常を描いたアニメですね。
 あと、この作品を一言で表すなら、タイトル通り「ゆるい百合」です。

 百合好き、来たれ。

 

 

 

 ある日の朝。
 平凡な少女・赤座あかりの家に、友人たちが訪ねて来ます。めっちゃピンポン押されてます。まるでニゴニゴ動画のコメントだ。

 あかりが瞼を開けると、目覚ましは8時を過ぎてました。やばい。
 慌てて支度を整えるあかり。アニメ第一話的な自己紹介を独白しつつ、あたふた感を演出しつつ、食パンをくわえて登校準備完了ッ。元気に扉を開けて、友達と一緒に登校レッツゴー!

 ……と思いきや、

友人1「……遅刻かー」
友人2「遅刻だな」


 今日から中学生であることを忘れて、私服です。ランドセル装備です。

 ……うん、のっけから不憫な子だ。


 ちなみに、友人1が歳納京子(14)、友人2が船見結衣(14)で同級生、中学に上がった赤座あかり(13)が主人公です。友人2人は一つ年上の幼馴染なのです。

 

 早急に着替えるあかりを待つ間、彼女の家を勝手気ままに散策する京子と結衣(オイ)。風呂にトイレにと好き放題見学します。

 京子は結衣のスカートの中も狙ってしばかれてます。うん、スカートの中を見るのはなかなかなかなか×2大変ですよね。ポケモンマスター目指すくらいに。

 


 歳納京子さん、干してあったあかりのパンツを発見。

京子「ねぇ結衣」
結衣「なに?」
京子「おそろい(ピラッ)」
結衣「ぶっ」

 前言撤回、超簡単でした。コラッタのゲットくらい簡単でしたよ。


 あかりの準備も整って、今度こそ登校です。と、その前に、「お姉ちゃんの部屋」・「立ち入り禁止」と書かれた部屋を発見する京子。
 もうなんとなーくお察しの通り、この子はこーゆーの見たら必ず入ります。そんなキャラです。
 案の定、張り紙をガン無視して「うん、見ちゃえ」と即決して扉を開ける歳納京子ですが、彼女は見たものは。

 

 薄暗く雑然とした室内に散らばる、「妹系グッズ」の数々。

 壁一面に貼られた、あかりの写真

あかり抱き枕カバー」の口元には、吸い付いたような跡がくっきりべたべた。

 

 その光景に戦慄を覚える京子の脳裏には「最近よくパンツが無くなるんだよねー。この前もカニさんパンツが……」と笑う幼馴染の顔が浮かびます。
 そして、彼女の足元には、行方不明のカニさんパ

 バタンッ。


 ええ、この世には「知らぬが仏」という言葉があります。ちょっと大人の階段を上っちゃった歳納京子ちゃんでした。
 恐るべし、赤座あかりのお姉ちゃん。

 

 

 クラスメイトを前に、自己紹介タイムな新入生クラス。あかり、どうやら遅刻は免れたみたいですね。
 自分の番の自己紹介になり、今朝の京子の一言を思い出します。「私服で登校しかける」というボケ(?)が弱いと批評され、「次は、もっと濃い目なので一つ!」と注文を受けていたのですっ。

 今日から中学生。
 親友の忠告を真に受けて、更なる高みへの一歩を踏み出すあかりが語る自己紹介とは――

 

「みんなのハートにどっきゅーんッ💛 初めましてっ、赤座あかりだピョン💛」


 凍り付く教室。
 リアクションが取れない中学1年生。
 涼宮ハルヒですら作れなかった空気。

あかり(あれ……? これはもしかして濃いというよりも、痛いっ……!?

 YESとしか答えようのない自問ですね。京子の言葉なんか真に受けるから。
 そそくさと挨拶をし直すあかりに、担任からの必死のフォロー「あ、あかりさんは、何部に入るの?」。

 極寒の空気の中。
 問われたあかりはしかし、迷いなく即答するのです。

 

「わたし、『ごらく部』に入りますっ!!」

 

 

 

 

 ……私立七森中学校の敷地内、森のはずれに佇む一軒の家には厳かな一枚板が掲げられ、そこには「茶道部」と達筆な文字が、ってあれ、『ごらく部』は?

京子&結衣「あかり、入学&ごらく部入部おめでとー!
あかり「わーい、祝え祝えー!

 そう、「茶道部」と銘打たれたこの贅沢な和風一軒家、今はあかり達『ごらく部』の部室として、こっそり使われているのです。茶道部は廃部になったそうですね。「看板に偽りあり」です。


 その部活内容や、「好きにダラダラするだけ」と宣う京子。「せっかく中学生になったんだから、もっと刺激的な何かが欲しい」と所望するあかりに、京子は結衣の胸をわしづかみます。うん、確かに刺激的ですね(結衣の鉄拳が)。


 気を取り直して、「電車がジェットコースター」「めっちゃ速い観覧車」と刺激的な例えを繰り出してみる歳納京子。このとりとめのなさ、中学生っぽいです。

 刺激と言えば、「こ……、恋とか?」と提案してみる船見結衣さん。座布団で口元を隠す仕草がかわいい。
 あかりに話を振るも、

あかり「あかりは京子ちゃんと結衣ちゃんが好きっ」
結衣「ど……、どうも」

 あかりの純粋さの前には、手も足も出ませんよ。

 

あかり「京子ちゃんは?」
京子「自分が一番好き(即答)
結衣「うん、すごい納得した」


 みなさんお気付きの通り、京子=ボケ・結衣=ツッコミという構図となっております。
 あかりは「純粋」です。「主人公」にして「存在はボケ」だけど「言動はツッコミ」な存在です。なに言ってるのか分からないかもですが、このアニメを観ていると新たな認識が生まれること請け合いですよ。


 あかりに話を振ったものの、そういう結衣も特に恋とかはしておらず、うん、この話題は終了ですね。

 

 


 部室の隅に置かれた漫画『魔女っ子ミラクるん』の最新刊に目を留めるあかり。京子は、『ミラクるん』の同人誌を作っているそうです。
 アニメによくある「隠れオタク」ではなく、公然と描いてるみたいですね。この恥じらいの無さが気持ち良いです。

 大のミラクるんファンである京子は、「なんだよーもう、あるじゃん刺激っ」とテンション高め。うん、さっきから毛筆で「ミラクるん」と書かれたでっかい掛け軸が見えるのはこの人の趣味だったか。


 そんな折、茶道部ごらく部に近づく謎の人影がっ。茶道部ごらく部の襖を開けて登場し、「わ、私、吉川ちなつ。……茶道部、入部希望ですっ!」と名乗った新キャラは……、

 

 なんと、「ミラクるん」に激似だったのですッ!!

 

 

 

Bパート。
ミラクるんに激似の入部希望者」の登場に動揺を隠せない3人(主に京子)。

 一方、おしとやかな姉に憧れて茶道部の門を叩くも、既に廃部になっちゃってた吉川ちなつはショックを受けてます。
 あかりが『ごらく部』の説明をしようとしますが、「あ、あなた同じクラスの痛い自己紹介した……」と認識されてショックを受けてます。うん、これはざっと15年くらい引きずる黒歴史かな? ファイト。


 ちなつちゃんに「魔女っ子ミラクるん」の面影を重ねる京子は「あなたはここにいるべきだと思う!」と詰め寄りますが、結衣がその暴走を止めます。流石ツッコミ役。

 茶道部ではないものの、この部室には設備も整っていることですし、部員が集まれば復活できます。当面のところは、ごらく部員として席を置くことになった吉川ちなつ。

 

 

 京子の過剰なラブコールに怯える彼女に、京子のお目付け役としての責任を全うする結衣はこう宣言します。

 

結衣「ちなつちゃん、何かあったらすぐに言いなよ。私が守ってあげるから」

 

 胸をときめかせる吉川ちなつ。
 この言葉で、ちなつちゃんの人生、っていうかこのアニメでの立ち位置が決定されるのです。


京子「もう、失礼だなぁ。変なことなんかしないって」
結衣「本当?」
京子「うん! だから、ミラクるん変身セット買いに行こ!
結衣「話聞いてた?」

 話を聞かない京子さん、ホントに買いに走ったみたいです。そんな彼女はほっといて、新入生の2人に「近くに駄菓子屋あるの知ってる?」と振る結衣。入学祝いに奢ってあげることにした結衣先輩、京子の行動は歯牙にもかけずに案内します。

「ばひゅん」と戻ってきた京子は「って、いねぇっ!?」と一人ツッコミ。

 

 

 

 あれから数日、すっかりごらく部に馴染んだ様子のちなつちゃん。隙あらば抱きつこうとしてくる京子先輩を華麗に避けつつ、尊敬する結衣先輩に接近します。

 しかし敵もさるもの引っかくもの。愛しのミラクるんちなつちゃんを我が物とすべく、全力でスキンシップを計ります。


 結衣のもとへ逃げるちなつ・ちなつを追う京子・後輩を守る結衣。

 三つ巴のやり取りの中、一人呑気にお茶をすする本作の主人公・赤座あかりに、衝撃の感想が投下されます。

 

3人「「「……居たんだ」」」

あかり「ひどぉいっ! ていうか、ちなつちゃんは一緒に来たよねっ!?」


 調子よくツッコむあかりですが、事は重大なのですよ。
 珍しく襟を正しつつ、「最近、気になってたんだけどさあ……」と少々言いにくそうに真実を告げる歳納京子は、

 

京子「あかり……、影薄くない?」

 

 このアニメの最大の問題点(強み?)を指摘します。

 


「最初は学園モノアニメの主人公みたいだったのに、ちなつちゃんの入部以来、急に存在感がなくなったような……」と疑問を投げる京子。あかりは「そんなことないよねっ?」と結衣に助けを求めるも、「フォローしたいけど言葉が見つからない顔」をされてダブルショック。

 


 京子の提案で、「あかりの今後を考える会」が開かれます。痛い。

 しかし、三人寄れば文殊の知恵。ごらく部メンバーが出し合った「あかりの今後」とは、

結衣《効果音が全部「アッカリ~ン」》
京子《おっぱいミサイル》
ちなつ《とうめいにんげん》


 全部組み合わせたイメージに悶絶する3人。
 あかり、遊ばれてます。

 

 

 次は「物語の主人公にありがちな設定」を付与しようという作戦。「めだちたgirl」ボックス(ひどい名前だ……(by結衣))に案を入れます。
 結果、

・よく寝坊する。
・空から女の子が降ってくる。
・順応性が高い。
・伝説の剣を拾う・
・ピンチの時、能力が覚醒する。
・無意味にモテる。

 うん、現実的に使い物にならない特徴ばっかです。

 


 自らの存在意義に疑問を持つあかり。そんな彼女を、仲間が励まします。

ちなつ「あかりちゃんには、良い所いっぱいいあるんだから」
結衣「そうそう。なんと言ってもあかりは…………………………………………………、いい子だっ!
ちなつ「うんうん、いい子いい子」

結衣「あと……………………………………………………………………………………、そうだ、スゴイいい子っ!
ちなつ「ええっ、本当にいい子ですよねっ」
あかり「他はっ? ねえ他はっ!?」

 あまりの特徴の無さに泣き崩れるあかり。いたたまれない3人ですが、こうなれば奥の手です。あかりにだって秘策があるみたいですよ。
 意味深な笑いを浮かべつつ、ゆらりと立ち上がるあかり。

あかり今こそ発表しますっ。あかりが誰にも負けない、存在感を発揮する方法をっ!!

 未だかつてない自信を見せるあかりに、息をのむ3人。さあ、あかりの口から、自らの存在感を示すための方向性が示されます。
 緊張の一瞬っ。

 

あかり「それは……、それは……、それは「歳納京子――!!」


 謎の大声。
 謎の闖入者。
 歳納京子に強い敵意を持つ、謎のオーラを放つ新キャラさん。

 そして、座布団に膝を付く赤座あかり(主人公)。

(わ……、私の……)


(私の存在感――――!!)


 うん、全部持ってかれましたね。

 

 

 謎の新キャラの正体とはっ(腕章に生徒会って書いてますが)!? あかりの存在感はこれ以上に薄れてしまうのかっ!? 主人公の座は果たして、誰の手にっ!!

 次回、「私とあなたと生徒会♥」。
 ごらく部の対抗勢力「生徒会」が絡んできます。

 

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