ヒダマルのアニメ日記。

アニメの感想やキャラ考察など。

『ゆるキャン△』 第一話「ふじさんとカレーめん」


まんがタイムきららフォワード」にて連載中の、「あfろ」原作によるアニメ。キャッチコピーは「きっと、そらでつながってる」。
 きららアニメは毎期楽しみにしているヒダマルです。『キルミーベイベー』とか大好き。二期よ来い、大人の事情を乗り越えて。

 

ふじさんとカレーめん


 寒空の下、大荷物の自転車をこぐ一人の少女。
 ベンチに寝てた女の子(あれは確実に風邪引くな……)は無視して、到着したのはキャンプ場。湖のほとり、今日は一人でキャンプをするのです。
 彼女の名前は「志摩リン」。メインキャラの一人ですね。ムーミンミムラ姉さんばりの巨大お団子が特徴的です。


 お馴染みのキャンプ場には、この時期(冬?)になるとよく訪れるのだとか。大きな湖の前で、とりあえず深呼吸です。

リン(貸し切り状態……。シーズンオフ最高……


 適当な場所を見繕って、テントを組み立てます。

 

 ちょっと話がそれますが、こういう時、漫画家さんは大変ですよね。
 実際に機材を見て、写真撮ってスケッチして頭と手に刷り込んで、仕上げに「漫画の絵」に落とし込む作業がある訳ですから。
 小説でも漫画でも、ファンタジー作品だったら嘘八百書けるのですが(それはそれで、違ったエネルギーが必要になりますが)。「現実に忠実に描く」のってすごいと思います。

 


 閑話休題
 キャンプの準備を終え、カイロで暖を取ろうとしたリンちゃんですが、ちょっと横着こきました。予想以上に寒いのです。

リン(でも焚火はなぁ……。火起こし面倒くさいし、煙臭くなるし火の粉飛んで服に穴開くし……

 ぶつくさ考えますが、背に腹は代えられません。レッツ焚火です。

 

 薪の前に、まずは「松ぼっくり」を拾います。
 何故に松ぼっくりかというと、あ、大塚明夫ボイスで解説がインサートされましたね。親切なアニメ。
 それでCMも大塚さんだったのか……。


 松ぼっくりは適度に油分を含んでおり、乾燥したものを使えば自然の発火材として活用できるのです。燃えやすさでは乾いた新聞紙もお勧めですが、灰が飛ぶので厄介ですね。「キノごっこ」には必須なんですけど。

 火をつけた松ぼっくりと小枝、薪の順に組んでいき、炎を安定させれば焚火の完成です。火を起こすのって、マッチとか炭とかあっても初心者には意外と難しいものなので、彼女の熟練度が窺えますね。
 よっ、ソロキャンパー。

リン(たとえ顔が乾燥すると分かってても。煙臭くなると分かってても。この温かさには勝てない……

 

 日が落ちて、夜。
 温かいスープを飲んで一段落、施設のトイレに向かう凛。
 周囲はもう真っ暗です。先程まで居た、グースカ寝ている女の子は……、流石にいなくなっていますね。風邪引いていなきゃいいのですが。

 

 と。

 リンが振り向いた瞬間、そこには。
 えぐえぐと涙を流す、悲壮な少女の顔があったのです。


 ビビるリンさん。ダッシュでテントに逃げますが、謎の少女も追っかけてきます、泣きながら。「森のくまさん」みたい。

 

 

 あからさまに困窮している少女と相対するリン。「大きなタレ目・ゆるふわ二つ結び」が印象的ですね。少女と言っても、リンより背は高いです。

 少女の話をまとめるに、「今日、山梨に引越してきたばかりで、自転車で富士山を見に来たけど、疲れて横になったら寝過ごして、気が付いたら真っ暗だった」という塩梅みたいです。「後先」という言葉を知らないみたいです。元気が取り柄なタイプか……。リンとは反対ですね。

 携帯も持っておらず、引越したばかりなので家電の番号も分からないとのこと。持ってるものと言えば、「トランプ52枚セット・¥430(税込)」のみ。暇つぶししか出来ないぜ。
 うん、どうしようもありません。


 少女の窮状を見かね、カップ麺(カレー味)をごちそうするリン。
 幸せそうに麺をすする少女ですが、やはり『ラーメン大好き小泉さん』の描写には敵いませんね。まあ、「ラーメン」という一点においてアレと張り合おうというアニメはしばらく現れないでしょうが。『ゆるキャン△』とはテーマも違うし。


 このどうしようもない女の子、千円札の絵にもなっている「本栖湖の富士山」を見るために来たということですが、今日は曇っていて見えなかったのです。残念。

 しかし。
 リンに促されて振り向くと、そこには。

 満月と星に照らされた夜空に浮かぶ、勇壮な富士山が佇んでいました。

 

 


 姉の電話番号を覚えていたことを思い出し、連絡して迎えに来てもらった少女。眼鏡で巨乳なお姉ちゃんは、少女をナチュラルに罵倒しながら車に蹴り込みました。心配の裏返しだと信じたい。

 お世話になったリンには礼儀正しく、袋いっぱいのキウイをくれた後にお別れしました。

 

リン「ラーメンがキウイに化けた……」

 これで、夜の珍客とはサヨナラ。
 テントに戻ってラジオでも聞こうと踵を返したリンですが、そこへ、声が掛けられます。

 声の主は、例の少女。
 一枚の紙きれを手渡され、


少女「カレーメンありがとうっ! 今度はちゃんと、キャンプやろうねっ!


 そう言い残して、去って行きました。
 渡された紙には彼女の連作先と、名前が記されています。各務原なでしこ」とありますが、なんと読むんでしょう。おのむはら?


 誰かと一緒にキャンプしたのは、初めてだったリン。

 本当に、変わった女の子でした。

 

 

 明後日。
 坂道を上った先にある校舎、その下駄箱付近で、なんかごく最近耳にした覚えのある元気な声を聞いた気がしたリンですが――、

 今は、気のせいだったと思うことにしました。

 

 

ゆるキャン△』第一話、キャンプの静けさと自然の雄々しさを表した回でした。登山をテーマにした『ヤマノススメ』に似た感じのアウトドアアニメですね。こちらも三期が夏に始まるのだとか。
 2018年、巻き起こせアウトドアブーム。

 ヒダマルも、久しぶりに登山行きたい……、大分の久住山登りたい……。しかし金銭的にそんな余裕ない……。
 2018年、作り出せ金銭的余裕。

 

 次回、『ようこそ野クル部へ』。

 野クル部ってなんだろう。 

 

 

『ラーメン大好き小泉さん』 第一話「ヤサイマシニンニクカラメ」「まーゆ」「こってり」


 鳴見なる原作、竹書房ラーメン大好き小泉さん。タイトル通り、ラーメンをテーマにした作品ですね。ラーメン青春グラフィティですね。キャッチコピーは「今日もどこかで彼女はラーメンを食べている」。
 2016年末には実写ドラマにもなってるんだとか。

 


 授業中、ぼんやりとよそ見する女子高生・「大澤悠」。彼女こそ、この物語の主人公です。

 ……えっ、主人公は「小泉さん」?
 それはそうなんですが、えーと、アレです。「『ハルヒ』におけるキョン」、「『ドラえもん』におけるのび太」、そんな感覚です。


 彼女の視線の先には、最近転校してきた謎の金髪美少女「小泉さん」。悠さん、彼女のミステリアスな美貌に見とれているのです。昔から可愛い子には目がないのだとか。
 おぉ……、いきなりの百合っ気です。


 それはそうと、大澤悠さん、パッと見は少年ですね。髪型とか、活発そうな印象を受けます。
 黒髪ショートカットでクリッとした瞳、どこかで見たと思ったら、『乱歩奇譚』のコバヤシ少年にそっくりだ。髪型はハシバ君寄りなので、足して2で割った感じです。

 

 

 放課後、そんな悠さんの元へやってくる二人の友人。
 はい、説明台詞&自己紹介を兼ねての登場ですね。ちょっくら仕事して頂きましょう。


 友人その1・「中村美沙」は、冷たくてとっつきにくい小泉さんが苦手なご様子。というより、「美沙より可愛いとかありえないし」とか宣ってる辺り、苦手というより敵視してますね。昔から可愛い子が嫌いなんだそうです。

 ビジュアルは「ピンクの極細ツインテール(先は巻いてます)」です。
 声優さんは『ブレンド・S』の日向夏帆ちゃんを演じた「鬼頭明里」さんですね。二期連続のツインテールですよ。
 風の噂によると、鬼頭さん、1月11日(木)の『アニゲーイレブン』に出演なさるのだとか。録画、録画……


 友人その2・「高橋潤」は、小泉さんが苦手という訳ではないにしろ、話したことは一度もないのだとか。
 美沙よりは薄い感じのお姉さんっぽいキャラですね。言葉で表すと、「黒髪ロングのデコ眼鏡」です。あ、あと黒タイツ。

 

 

「ヤサイマシニンニクカラメ」

 帰宅中、「今日は夕食当番だから」と、友人二人と別れる大澤悠さん。寄り道せずに帰ろうとしますが、家族から「今日はご飯いりません」の連絡が来ます。急にこうなると、嬉しいような困ったような。


 そんな時、通学路にあるラーメン屋が目に入りました。まだ開店前だというのに、たくさん並んでますね。

悠(食べたいけど、女子が一人で入るのもなぁ……

 心の中で呟き、入店を避ける彼女ですが、とんでもないものを見てしまいます。この出会いが、大澤悠の運命を決定づけるのです。

 

 ラーメン屋から延びる行列。

 男性ばかりが居並ぶその最後尾に。

 

 小泉さんが並んでいました。

 

 

 己の目を疑う悠。
 あの「無口な謎の転校生クールビューティー金髪美少女」・小泉さんが、どうして無骨なラーメン屋なんぞに一人で並んでいるのか。
 なし崩し的に悠も列に加わることとなり、状況に追いつけません。

 しかし、せっかく憧れの小泉さんの背後に付けたのです。髪だのうなじだの白い肌だのじっくり観察、じゃねぇ、話しかけるのです。
 自己紹介を皮切りに、

 

悠「小泉さんって、一人でラーメン食べたりするんだ~!」

小泉さん「つるんで食べるものじゃないですから」


 凍り付く空気。

 しかし、せっかく小泉さんの背後に付けたのですッ。
 座右の銘は「めげない・引かない・あきらめない」、大澤悠はくじけません。続けて話しかけますが、反応は「黙」です。もう聞いてません。


 ともあれ、入店。
 小泉さんと同じ「ぶたダブルラーメン」の食券を購入し、なんだか分からないままに注文した悠の前に現れたタベモノは、

 

 

 巨大ッ……!!

 

 

(肉ともやしの山ーーーーーーッ!?)

 

 山と盛られたもやしと肉に遮られ、あるはずの麺が見えません。いよいよ展開に付いていけない大澤悠さん、隣に座る小泉さんに助けを求めますが、

 小泉さん、臨戦態勢。

 長い髪を一つにまとめ、腕まくりして手首をコキコキしています。
 今、小泉さんの前にも同じラーメンが鎮座しました。当然です、悠は小泉さんに倣って注文したのですから(ヤサイマシニンニクアブラカラメ。なんだこの呪文)。


 割りばしを割り、手を合わせて。

 

小泉さん「……いただきます」


 伏し目がちだった小泉さんの瞳が――、開眼します。

 

 

 

 

 

 

 

 一突き。

 

 具材の陰に隠された麺を一突きで探し当てた小泉さんは、高らかに箸を上げる。飛び散る油、絡みつくスープ。
 すかさず口へと運び入れ、一気にひとすすり。まとわりついたスープと共に口腔内へ招いた麺を、ひたすら噛む、噛む、噛む。

 一口目を飲み込むと、ほとばしる唾液に応えるように二口目。
 そして狙いはチャーシューへ。スープに浸されたそれをしっかりと箸で捉え、獣の如くかぶりつく小泉さん。僅か二口で食した後、すぐさま野菜を頬張りその歯応えを味わう。そして再びの、麺。

 更なる高みへ登らせるのは、それら具材を包み込んでいた、濃厚なうま味を湛えるスープ。どんぶりを抱え、直接口元へ迎え入れる。
 煌めくスープ。
 唸る喉と、猛る高揚感。

 丼を離した小泉さんが見せた表情は、

 


 まさに至福――――!!

 

 

 

 

 

 

 

 


悠(な)

 

 


悠(な、)

 

 

悠(なに今の――――ッ!?)


 驚いたのは悠さんです。
 あれほどクールだった小泉さんが豹変し、勢いよくラーメンを食したのですからビックリです。


 小泉さんはというと、未だ恍惚の表情。背景にお花が飛んでますよ。
 彼女の幸せそうな顔に見とれる悠さん、小泉さんに負けじと輝いています。

 しかし、悠の視線に気づいて正気に戻った小泉さんの「伸びますよ」の一言で、現実に引き戻されるのです。そう、これから、自分も目の前のモンスターと戦わねばならないという現実へ。


 湯気を上げる特盛ラーメン。
 唾をのみ、意を決する悠。

 割りばしを掲げ、もやしと肉の山に勇ましく立ち向かった彼女は、

 

 


悠「なんて量だ……。体中の穴という穴からラーメンが吹き出そう……」

 悠さん、なんとか完食したみたいです。頑張りました。
 まさかのエンカウントに満身創痍の悠を置いて、去ろうとする小泉さん。桜並木の下、悠は彼女を引き留めます。

 クールで綺麗な小泉さん。
 実はラーメンが大好きな小泉さん。
 せっかくクラスメイトになったのだから、これからはもっと話をしようと。ラーメンのことでも、何でも。
 つまりは「お友達になろう」という意味ですが、

 

小泉さん「お断りします」

 

悠「……え?」

 


 超絶クールに断られました。
 普通だったらここらでちょっと打ち解けるタイミングですが、小泉さん、ツンのみです。ツンガチです。


 冷たくあしらわれ、その場に取り残された悠は、小泉さんの後ろ姿を目で追いながら、

悠「桜舞う中の小泉さん、絵になるな~……。よし、また明日話しかけてみよっ!」

 この子は凹むことを知りません。
 なんて強い子だ。

 


「まーゆ」

 学食に向かう仲良し三人娘、悠・美沙・潤。
 新メニュー(ラーメン)の看板を眺める小泉さんを発見し、悠が声をかけるも逃げられました。小泉さん、「ウバメの森のカモネギみたいなヤツですね。

 彼女が見ていた看板には「熊本ラーメン 馬油」の文字が。しれっと「ご当地ラーメンフェア第一弾」とも載ってますので、今後の展開も期待できそうです。


 美沙(美沙よりモテる子はみんな邪魔)、潤(ラーメンが苦手)と別れ、小泉さんの隣に座る悠。その手には、もちろん熊本ラーメンです。ここでチャーハン持ってたら主人公失格です。

 熊本ラーメンの特徴、「馬油」について感想を述べる悠さん。「まーゆ」ではなく「うまあぶら」と連呼してしまい、小泉さんの反応を引き出しました。

 

 小泉さん、この場合の馬油は馬と一切関係ないことを流れるように解説します。
 最近、学校の近くにも新しく熊本系ラーメンの店が開店したという話題まで持ち込むことに成功する悠でしたが(というか小泉さんが一方的に話してましたが)、またも誘いを断られてしまいました。
 しかも「嫌です」とハッキリ。

 しかし「やった! なんか今日けっこう喋れたんじゃない!?」が悠の思考回路です。本当に強い子だ。

 


「こってり」

 今日も今日とてラーメンを食べる小泉さん。
 そして、そんな彼女を実況する大澤さん。

 ……どうして一緒にいるのか?
 それは悠さんがストーキングしたからです。良い子も悪い子も、マネしちゃいけません。ヒダマルとのお約束。


 今回のお店では、カルボナーラ的なラーメンだそうです。白いスープを見て豚骨を連想する悠さんですが、小泉さんの目がジロリと光ります。ああ、怒られる。

小泉さん「そんな認識でよく今まで生きてこれましたね。驚きです」

 やっぱり怒られた。
 というか、見下された……


 ラーメン博士な小泉さん、ラーメンの味を決定する二大要素「タレ」と「ダシ」を解説します。なるほど、複雑な組み合わせが存在するのですね。
 しかし、福岡生まれ・福岡育ちのヒダマルですが、博多にもそんな詳しい人いませんから。悠さん、普通ですから。


 と。話しているうちに、麺がスープを吸収してしまいました。
 小泉さんのも同じ状態です。「私が無駄話ふっかけたばかりに」と謝る悠ですが、うーん、たぶん小泉さんはあなたが話していても、たとえ死の淵にいても、お構いも遠慮容赦もなくガン無視してラーメンを食べ続けると思うのですが……。

 案の定、

小泉さん「問題ありません。この時を待っていました」

 と宣言。


 このラーメンの場合、麺がスープを吸った時点からが美味いのだとか。
 小泉さん、ラーメンに関しちゃ「天下一品」です。

 

 


 いやぁ、なんか凄いアニメが始まりましたね。かつてこれほどまでにラーメンを愛したアニメがあったろうか。
博多豚骨ラーメンズとの相乗効果で、来るか「ラーメン特需」……?


 テクニカルな事を言うと、なんていうかラーメン大好き小泉さん大好き大澤さん」という構造のアニメですね。小泉さんのキャラが濃すぎて陰になってますが、悠さんのキャラ設定がなければ成立しない構図でしょう。
 ストーリーがキャラを決定するのではなく、キャラにストーリーを作らせるにあたって、かなりのキーパーソンになってます、大澤悠さん。


 それにしても小泉さん、熊本までラーメン食べに行ったりするんですね。この分だと、「みんなで北海道の味噌ラーメン食べに行こう!」みたいなイベントも期待できそうです。思い切って台湾とか?

 

小泉さんはいつデレるのか?」という大きな注目点はもちろん(そんな日が来るのでしょうか……)、「美沙と小泉さんの確執」とか「潤のラーメン嫌いの理由と、その解消」とか、様々な方向性が期待できそうなアニメ作品です。

 観るぜ毎週、ラーメン食べながらっ。

 

『わかばガール』 第四話「これが包丁ですか」


 原作のこの回は、原作者・原悠衣さんの個人ブログで発表されたものです。『S・A・O』発刊の際も感じましたが、こんな作品がネットで読めるなら本買いませんよね。

 ちなみに、前回の第三話までの原作は『乙女通信』というアンソロジーで描いていたものの、廃刊となったためにずっと未完状態だったそうです。そこを、芳文社さんで描き下ろして単行本化と相成ったのだとか。


「努力はそんなに実らない」と誰かが歌っていたけど、蕾がいつか花開くように努力は実るものなんですね。ああ憧れの……えぇと、本題に入りましょう。

 

 


 前回のラスト、休日に遊ぶ約束をした4人。公園で待ち合わせですが、

時田萌子→9:45到着(15分前行動)
真柴直 →10:00到着(時間ぴったり)
黒川真魚→10:45到着(言い訳を聞こうか? by柴さん)

 肝心の若葉ちゃんの姿が見えません。あんなに楽しみにしていたのに、おかしいですね。「主人公は遅れて登場する」パターンだと思われます。

 萌子が携帯番号を聞いていたので確認しますが、これは家電の番号です。何考えてんでしょうあのお嬢様。


 周辺を捜索してみると、あっ、いましたお嬢様。家電の子機をいじりつつ不安気にみんなを待っていましたが、彼女らの姿を確認するや涙を流します。
「夢じゃない……、夢じゃなかった!」と感涙ですが、そうです、これがこの子の芸風です。

 

 

 なにはともあれ、全員集合。
 どこに遊びに行こうかと建設的議論になったものの、真魚の提案「モエちゃん家に遊びに行く」にみんな乗ってきました。

真魚「これはつまりアレっすね……」

真魚&直「「サプライズ訪問!」」

萌子「って、急に言われても困るよ~!」

 

 時田の萌子さん家に訪れた面々。
 若葉ちゃんは「友達のお宅に訪問するのなんて初めてですわ」とソワソワしてますが、共犯の二人は「だらー」です。借りて来てない猫です。

 


 その後。
 真魚&直は漫画を読んでごろごろ、若葉は憧れのティーン誌を(1ページに15分かけて)読みふけっています。

萌子(これなら別にうちじゃなくて漫画喫茶でいいんじゃ……)

 萌子さんの目が死にかけています。


 しかし、状況を打開すべく、萌子さんが発案するのです! 「そうだ! みんなでお菓子作りしない?」と! 自己救済というか自家発電というか、モエたんガンバレ!

 しかし、ギャルと腐女子は面倒くさい様子。

真魚&萌子「「せっかくのお休みなのに~~」」
直「この差!」

 お嬢様はというと、腕まくりで「ガッツ」です。やる気満々マン。

 

 

 チョコ味のカップケーキを作ることになりました。
 若葉ちゃんは、包丁でチョコを刻む係に任命されますが、

 若葉「これが包丁ですか……(ぼそっ)」

萌子「若葉ちゃんは卵を割って?」

 包丁没収。
 この判断の早さ……。萌子さん、君子です。

 

「お菓子作りとか普段やらないから見ないと作れないっすよ~」「まずはバターと砂糖を……」とのんびりだらだらな腐ギャルコンビ。レシピ本を見ながら作業を確認してますが、

 ガシャガシャ×10!
 ザッザッ×10!

萌子「後は焼き上がりを待つだけだね~!(良い笑顔&後光)」
真魚&直「「そうだね……」」

 何もしてない2人。
 ……というか、3人。

 

 ふんわり焼きあがったカップケーキ。
 前回はことごとく空回りっぱなしだったメンバーですが、今回はなんだか女の子っぽいですね。若葉ちゃんも大満足です。

 


 翌日。
 レシピを教わった若葉さん、さっそく手作りして持って来てみました。心遣いは嬉しいものの、いま「ちょっとアレンジを加えて……」と前置きしましたかこのお嬢様。

若葉「焼き時間を長くしてカリカリにしてみました」


萌子&真魚&直「「「まっくろ!!」」」

 

 

 次回、「お嬢様はずるい」。
 若葉ちゃんの主役回でしょうか。

 

『わかばガール』 第三話「ギャルへの道のりは遠い」


直「モエ、これ昨日言ってたゲーム」
萌子「私も持ってきたよ~」

 なんか初々しい会話してますね。友人同士でゲームを貸し合う、これぞ学生ゲーマーの嗜み方です。お金がないもの。


 しかし、「ゲームソフト」という単語を聞いた萌子はちょっと慌てます。
 というのも、

萌子「私、トランプ持ってきちゃった(サッ)」
直「アナログ!!」

 

ごきげんよう~」と優雅に登校してきた若葉ちゃんですが、この挨拶に返事ができる庶民って居るんでしょうか。

直「普通、ゲーム交換って言ったらテレビゲームだろ……」
萌子「私、そんなハイテク機器持ってないよ~」

 呆れ顔の直に、「携帯電話も高校で初めて買ってもらえたし」と訴える萌子さん。しかしまあ、「ハイテク機器」とか言いませんよね今日び。

 


 そんな会話に加わる若葉ちゃん。意外や意外、「わ……私、持ってますよゲームソフト……」とちょっと自慢げです。

 しかし、若葉が持ってきていたのはギャルゲー(健全)でした。若葉さん、「ギャルの為のゲーム」だと勘違いしていたみたいです。


 どうしてこんなもん持ってるかというと、昨日の帰り道に他校の男子高校生が話しているのを聞いたそうです。

男子1「何買うんだ?」
男子2「ギャルゲ」
若葉「ギャル!?」

 そして、こっそり後を尾けて同じものを購入したのです。何故そうした。なんだその無駄な行動力。
 ちなみに、若葉がお店に入るときは「サングラス&マスク」で顔を隠した状態だそうです。OPにも出ていますよね、このスタイル。

「私にとって敷居が高いお店だし、恥ずかしくて……」という理由ですが、絶対そっちのが恥ずかしいですから。あと、コンビニの敷居はナマケモノの血糖値くらい低いですから。

 

 買い物に失敗した若葉に、ギャルゲーではなく「乙女ゲー」を推薦する直さん。共通の趣味を持ってくれそうな友達にものを教えるのって楽しいですよね。

直「イケメンよりどりみどり。好みの相手を落とせるんだよ」
若葉「乙女ゲー……(メモメモ)」

直「ちょっとレベルが上がると女が出てこないものもあるけど、まだ若葉には早すぎるから、まず初心者向けのやつを選んであげるよ」
若葉「はい、ありがとうございますっ!」

直「そうだな、まずは……ペラペラ×2」

 

真魚(こいつ……、腐ってやがる……!)


 友人の新たな一面を目の当たりにする真魚さん。

真魚「じゃあ、この間言ってた「彼氏が出来そう」って話はまさか……」
直「あはははは! あれかー? あいつはダメだった! 選択を誤ってな……(ふらり)」
真魚「柴さん戻ってきて!!」

 


 純粋培養お嬢様・若葉ちゃんは、オタクという人種を初めて見たようで物珍しそうです。「おたくオタクですかぁ~?」という氷点下ギャグを放ち、しかも自分で爆笑してます。
 3分経っても笑ってる友人に、なんか色んな意味で可哀そうになる萌子ちゃんでした。


 その萌子さんは、「普段何して遊ぶのー?」という問いに「ゴム飛びとか!」と答え、友人の暖かな視線を受けています。

真魚&直「モエたん……」
萌子「私なにか変なこと言った!?」


 若葉ちゃんは家で何して遊んでるんでしょうね。モエたんのイメージではかぼちゃの馬車とかに乗ってるそうですが、

直「かぼちゃの馬車……」
真魚「メルヘンっす……」
萌子「私なにか変なこと言った!?」

 

 真魚はというと、あまりゲームはやらないのだとか。ヘアアクセならたくさん持っているそうです。そういえば、各話ごとに頭の飾りが違ってますもんね。珍しいキャラデザです。

 髪と言えば、若葉ちゃんも桜のを付けてます。萌子さんがそれを指摘すると、若葉はしゅるりと髪をほどいて髪飾りを両手に乗せ、穏やかな瞳で口を開きます。

若葉「これは、亡くなった祖母の形見ですわ……。わたくしも結婚して子どもが出来たら、これを託して後世に残していきたいと思っていますわ……」


真魚(お、重い……)
(髪飾りがまさかこんな……)

 


 夕暮れの帰り道。
 直さん、萌子に貸すために持ってきたゲームを若葉に貸してあげるそうです。「ちょっとレベル高いかも」ということですが、ギャルを目指す若葉の胸の灯は熱い。


 さらに、モエたんが嬉しい提案をしてくれます。

萌子「良かったらだけど……。今度のお休みの日、みんなで遊ばない?」

 身体に衝撃が走る約一名。

若葉(お休みの日にみんなで……、遊びに……、遊び……)

 どさっ。

「「「若葉ちゃんが倒れたっ!?」」」


 若葉の胸の灯が燃え尽きました。買い食いであれだけはしゃげるくらいですからね。そりゃあね。

 

 

 実家のリビング(超広い)にて、直に借りたゲームを起動させる若葉(超デカい。テレビが)。

 姉&母の前ですが、不安しかありません。このままでは黒歴史確定コースです。案の定、家族の前でBLイケメンボイスが響き渡る結果になりましたとさ。

 

 

 各キャラの特徴が深堀りされた回でした。 キャラの意外な一面が出てくるのって鉄板で楽しいですよね。

 次回、「これが包丁ですか」。
 お嬢様・メルヘン・ギャル・腐女子の仲良し四人組、どこに遊びに行くんでしょうね。楽しみだ。

『ゆるゆり』 第九話「今年の夏は怖くない」


「「「アッカリ~ン……」」」
「は~い! ってなにこれ!?」

 

 なんだかおどろおどろしい雰囲気なタイトルコール。背景が墓場です。
 ビビりながらも、恐る恐る使命を果たすあかり。その肩に青白い手が置かれましたが、ここは見なかったことにするのが賢明な視聴者です。

 

 

 夏の暑さを乗り越えるため、「怖い話をしよう」と持ち掛ける京子。「くり済ませり」の時と同じく、京子の持ち込み企画ですね。
 しかしながら、本当に月日の流れが速いですよねこのアニメ。五話から九話の間にほぼ一年経ちましたよ。まぁ、『ゆるゆり』は年月が過ぎても年を取らない「サザエさん方式」なので問題ないんですが。


 綾乃&千歳をターゲットに、怖がらせる作戦を練るごらく部。

結衣「怖そうな仕掛けってどんなだろう」
京子「テレビの中から、」
結衣「やってみろ」


 ちなつは「トイレのレバーを引くと、あかりに大量の水が降ってくる」という仕掛けを提案するも、

あかり「あかり限定っ!?」
京子「え、それコントだよね?」
結衣「ていうか、イジメっぽいかも……」

 と大不評。
 ナチュラルに黒ちなつが出ちゃいましたね。この熱さに猫も剥がれ落ちたか。


 色々と策を練るも、「準備が面倒臭いからやらない」という結論に達しました。京子による鶴の一声です。言いだしっぺのくせにコレですよ。

 

 

 あまりの暑さにノックダウン状態なごらく部。
 納涼のために「逆に「寒い」と言ってみる」とか「靴下脱いだらちょっと涼しい」とか試行錯誤しているうちに、結衣が二つ結びになりました。
 興奮するちなつ。うん、これは「セミロング二つ結び最強伝説」ですね。


あかり「何か涼しくなる方法ないのかなぁ……」
京子「全裸で川に飛び込んだらいいと思う
あかり「そっかぁ!」
結衣「「そっかぁ!」じゃねえだろ。露出狂か」

 髪型が変わっても、律儀にツッコむ性格は変わらない結衣にゃんです。

 


 話題が切れた時のためにと、「話題ボックス」を作る京子さん。
 あ、これは第二話で「めだちたgirl」、第七話で「抽選ボックス」として使用されていた箱ですね。頑張ってますね。もはや準レギュラーですね。

 暑さが苦手なちなつちゃんを見かねて、ひんやり冷たい膝枕をしてあげる結衣先輩。そして、クーラーのある生徒会室へ涼みに行こうとする京子。

ちなつ「待ってください! 今、良い所なんです!」
京子「……知らんがな」

 

 


 怖い話を再開しながら歩みを進める京子たち。生徒会室の扉を開けると、そこには謎の黒髪パッツン色白無表情少女(注・「閻魔あい)ではありません)がッ……。

 幽霊が出たと勘違いした4人(主にちなつ)は、叫びながら逃げ出します。廊下をダッシュ。途中であかりがコケて脱落するも、

ちなつ「あかりちゃん、ありがとうっ!!」
あかり「なんでお礼!?」
京子「あかりの犠牲は忘れないよ~!」
あかり「ま、待って~!!」

 もうてんやわんや。

 


 一方、生徒会室にいた地獄少女謎の少女は、読んでいた書類をクールにまとめます。
 更に、そこへ現れたのは白衣の煤けた女性教員。実験に失敗して爆発したそうですが、なんでしょうその漫画的理由。

 黒髪少女に親し気に語りかけ、科学のポリシーを訥々と喋る女性教員・その名も「西垣奈々」ですが、返事はありません。どうも無口キャラみたいですね。『涼宮ハルヒの憂鬱』の、長門有希くらい喋りません。話を聞いてる雰囲気はあるんですが。


 そこへ、生徒会副会長・杉浦綾乃がやってきました。
 黒髪少女に書類の扱い方を訊ねる綾乃ですが、え、「会長」って呼びましたか今。なるほど、この方こそが「七森中学生徒会会長・松本りせ」なんですね。というか、さっきから会長の席に座っていますね。

 書類についての手ほどきを受ける綾乃ですが、松本さん、口は動いているんですが声が小さすぎて何言ってるか全く分かりません。
 戸惑う綾乃に、「「その書類は、該当項目にマーカーで線引いて期日までに職員室に持って行けばOK」だそうだ」と通訳する西垣先生。
 どうして分かるんでしょう。


 どうも、この西垣先生は生徒会の面々とは顔見知りなようです。理科室が一週間使用禁止になったので、その間生徒会室に居座るのだとか。

 室内で怪しい実験をしている西垣先生。早速ですね。松本会長と話していますが、何故か会話が成立している模様。

 

 

 犠牲になったあかりを助けに戻って来たごらく部の3人。その時、生徒会室の扉が黒煙と共に吹っ飛びます。


 煙の充満する室内で「やっぱり爆発は必須か……」と呟く西垣先生ですが、松本会長が焦げて転がってますよ。助けてあげて。
 会長の無事を確認する西垣先生に、綾乃は視聴者を代表して質問します。

綾乃「前から思ってましたけど、先生と会長、仲良いですよね……?」
西垣「いけない関係というやつだ。開発中の薬を試してくれたり、色々世話になってる」
綾乃「それは、本当にいけませんね……」
西垣「あと、よく一緒に爆発する。あれだ、爆友?


 なんか、京子が大人になったような人ですね。

 

 

 幽霊の正体は生徒会長だったことを知り、安堵の息を漏らすちなつ。
 この会長、実はいつも生徒会室にいたそうです。何故これまで誰も気づかなかった。 

 四話で海に行った時にも一緒に来てたそうです。あの謎の手や、9分割されたスイカの理由は彼女だったのか。
 まさか、『ゆるゆり』にこんな伏線があったなんて。

 


 それにしても、あかりはどこに行ったんでしょう。京子は「まあいいじゃん」と楽天的ですが。

 あ、櫻子&向日葵と一緒に歩いてきました。顔をみるなり「今日はごめんね」と誤った来ます。
 あかりに謝られる理由が分からない3人ですが、

あかり「だって今日、部活に行けなかったから。先生に頼まれて、お手伝いしてたんだよ?」


 えっ。
 じゃあ、今までのあかりは……?

 

 


 いや、まさか『ゆるゆり』こんな伏線があったなんて(2回目)。
 生霊になっても影の薄いあかりでした。

 次回、「修学旅行というが、私たちは一体何を学び修めたのだろう」。
 修学旅行ということは、二年生ズがメインでしょうか。予告に復帰した途端に出番が怪しい主人公(笑)です。

 

『ゆるゆり』 第八話「エイプリルフール」


「「「アッカリ~ン!」」」
「「は~い! ゆるゆり、はっじまっるよ~!」」

 

 今回はあかり&ちなつでタイトルコールでした。普通に達成できたあかりですが、二人の今回の出番はここだけだそうです。

 そんな訳で、二人揃って「アッカリ~ン」してしまいました。
 透明です。点線だけです。

 あかりの不幸は、周囲も巻き込んで加速します。

 

 

 春休み、資料室の整理をする綾乃と千歳。
 ただ整理しているのはつまらないからと、「嘘つきゲーム」を始めます。今から千歳が嘘を交えた話をするので、綾乃が見破って、最後に答え合わせをしようというお遊びですね。
 自身満々に受けて立った綾乃ですが、どうなることやら。


 早速に嘘をつく千歳ですが、

千歳「なあ、綾乃ちゃん……。うちの今日の下着、セクスィーやねん……
綾乃(コ、コメントし辛い……)

千歳「あ、この間、歳納さんが綾乃ちゃんの靴の臭い嗅いでたわ~。あとさっき、トイレに幽霊っぽいのが居てな? あとこの間、生徒会長が、またドッカ~ンなって……」

綾乃(……ひょっとして、千歳って嘘つくの下手?

 うん、全部あからさまな作り話ですね。これではゲームになりません。
 真剣に嘘をつく千歳の微笑ましさに「これは楽勝ね」と勝利を確信する綾乃ちゃんです。
 そうとは知らず、嘘を重ね続ける千歳さん。

千歳「うち、宝くじ100万当たってん」
千歳「赤座さんが、学校の机の中でアリ飼ってるらしいで」
千歳「実はな……。うち、双子やねん!」

 

 綾乃も捌き切れないほどの特大ネタを次々放り込んできます。
 覚えられないからとメモする綾乃に、「生徒会室に、10年前に賞味期限が切れたコンビーフがあってな……」と更なる嘘を提供する千歳、こうなるともう才能の一種ですね。

 

 資料整理も終わり、ようやく答え合わせです。
 設問の多さにいちいち確認するのも面倒な感じですが、えーと、「「うち、今から嘘つくから」が、嘘」、って……。
 え。
 えぇ?

 じゃあ、「女子トイレに幽霊が出る」も「あかりは机の中にアリを飼っている」も「生徒会室に10年前のコンビーフ」も全部本当だったということでしょうか。
 マジか。

 では、「うち、双子やねん!」も?
 ……マジか。

 

 

 春休みの宿題を片付けるため、学校の図書室を訪れた京子&結衣。
 読書中の千歳を発見しますが、声をかけても反応がありません。集中してるみたいですね。目が合ったのに無視されましたよ。


 腑に落ちない京子さん、千歳に猛アピールをかけます。
 紙飛行機、変顔、武士スタイルと策を弄するも、全て空振り。最後の手段とばかりに耳に息を吹きかけたものの、千歳にガン飛ばし&舌打ちされました。

「千歳に睨まれたー!!」と結衣に助けを求める京子、流石にショックが強かったみたいです。
 そこに現れたのは、綾乃&千歳。
 ……千歳っ!?

千歳「やっほー、千鶴」
千鶴「あ、姉さん」
京子&結衣「「ね、姉さんっ!?」」
綾乃「ホントにいたーっ!?」


 実在しました、瓜二つな千歳の片割れ。
 千歳、恐ろしい子です。

 


 綾乃&千歳と一緒に帰る池田千鶴。
 かなりクールな言動の彼女ですが、家では甘えんぼさんなのだとか。千歳とお風呂に入ったり、一緒に寝たりしているそうです。

「綾乃ちゃんも、そのうち歳納さんと」と綾乃をからかう千歳お姉ちゃんを見て、おもむろに眼鏡を外す千鶴。
 ま、まさか……

綾乃「もう、ばか……」
千歳「綾乃ちゃん可愛い……」

 妄想炸裂っ。
 緩んだ口元からよだれを垂らしてます。姉妹そろって百合好きなんですね。血は争えません。
 指摘されても「大丈夫です」と言い張る辺りも双子ですね。


 そこへ現れたのは、京子と結衣。
 なれなれしい京子に噛みつく千鶴です。結衣は「嫌われてるんじゃないの」と心配しますが、当人は「そんな訳ないって」と楽観的に捉えています。

「千歳×綾乃」でよだれを垂らす妹・千鶴と、「京子×綾乃」で鼻血を流す姉・千歳。フォローに負われる綾乃は「余裕ありま温泉」です。結衣は噴き出します。なんか収集つかなくなってきた。


結衣「じゃあ改めて……、船見結衣です」
千鶴「池田千鶴」
京子「歳納京子ちゃんですっ☆」
千鶴「くたばれ」

 千鶴さん、容赦ありません。それでも京子は「いやいや照れてるだけだって」と主張を譲らず抱きついてますが。京子さんは、遠慮がありません。

 

 

 晩御飯を食べる池田姉妹、「あーん」し合ってますよ。仲良いですね。
 そして、千歳の入浴中に忍び寄る千鶴。脱衣カゴの中に何かを見つけますが、それは姉のセクシー下着でした。
 そういえば、あれも嘘じゃなかったのか……。なに考えてんだ千歳……。

 

 

 衝撃の事実が判明したゆるゆり第八話でした。
 いやあ、ゆるゆりワールドにおける「千歳最強説」が浮上しましたね。

 次回、「今年の夏は怖くない」。
 引き続いて、謎の新キャラが登場するみたいですよ。

 

『ゆるゆり』 第七話「くり済ませり」


「「「アッカリ~ン!」」」
「は~い! ゆる、あ、きゃあっ!」

 

(ごちん。)

「いたた……、ごめんなさい。カ、カメラさん大丈夫ですか?」

(こくり。)

「ゆ……、ゆるゆ


 途中で転んで、尺が足りずに尻切れトンボ(2回目)でしたね。
 あかりの不幸のバリエーションは尽きることを知りません。

 

 

 クリスマスを来週に控えたゆるゆりワールド。
 浮かれに浮かれている歳納京子さん(サンタコス)、「クリスマス当日、カップルごっこしようぜ! 二人一組になって、デートをするのだ!」と特別イベントを持ち込みました。

 参加するのは、ごらく部&生徒会の計8人。
 京子さん、全員集合の生徒会室にて「抽選ボックス」を取り出します。あ、第二話で「めだちたgirl」として使われてた箱ですね。まだあったんだ。
 この箱からくじを引き、書いてある番号でカップル成立です。


 俄かに熱気を帯びる生徒会室。

京子(ちなつちゃん来い、ちなつちゃん来い、ちなつちゃん来い……!)
ちなつ(結衣先輩とカップルになりますように……!)
櫻子(向日葵以外、向日葵以外……!)
向日葵(櫻子以外、櫻子以外……!)
綾乃(ま、まあ、当たっちゃったらしょうがないものね、歳納京子でも……)
千歳(綾乃ちゃんと歳納さんが、カップルになりますように……(鼻血))
結衣(なんか、すごい熱気……)
あかり(あかりだけ番号が書いてないとかだったらどうしよう……)

 運命の、瞬間です。

 


結衣「どうしたら、いいのかな……」
綾乃「さあ……」

 公園のベンチに並んで座る船見結衣&杉浦綾乃ペア。
 二人の間には、びみょうな空間が空いてます。お互いに京子を通じてしか喋ったことがないため、間合いを計りかねてるんですね。ツッコミ役同士なので噛みあいませんし。

 結衣が「ひょっとして、カップルになりたい相手がいた?」と話しかけるも、綾乃は赤くなってはぐらかすのみ。

 どうも会話が続きません。
 流れるのは沈黙のみ。
 沈黙のみ。
 沈黙のみ。


結衣&綾乃((……きまずい…………))

 

 

 映画館の前に並び立つ歳納京子&吉川ちなつペア。
 ハイテンションな京子に連れられて、「魔女っ娘ミラクるん」の劇場版を見る予定らしいですね。前回の「カレーに豆乳」事件があるので、ちなつ的には全く良い印象ないみたいですが。
 彼女は結衣先輩とデートしたかったはずなので、京子は最悪のパターンですね。ご愁傷さまです。

 

 喫茶店内にて向かい合う赤座あかり&池田千歳ペア。
 あんまり接点のない先輩相手にちょっと緊張気味なあかりに、千歳は「この間のティッシュのお礼」にと、風呂敷包みを渡します。
 特に事件の起こりそうにないコンビですね。なごやか。

 

 ファミレスでメニューを睨む大室櫻子&古谷向日葵ペア。
 櫻子の希望はあかりで、向日葵の希望はちなつちゃんだったそうですが、なんやかんやで今日も仲良しな二人です。
 うん、鉄板ですな。

 


 まだベンチにいる結衣と綾乃。
 共通の友人の話題なんか出しつつ会話の糸口を探るも、どうもうまいこといかずに沈黙。
 沈黙。
 沈黙。


結衣&綾乃((……なに、この空気…………))

 

 

 映画を観る京子とちなつ。
 ちなつちゃん、嫌がってた割に真剣に観てますね。意外に面白かったか。
 そんなちなつとスキンシップを計ろうと画策する京子さんですが、ちなつの無意識による危機回避能力ですべて空振りに終わります。残念。

 

 喫茶店でお茶してるあかりと千歳。
 千歳が暮れた包みを開けてみると、中にはたくあんが入っていました。
 意外過ぎる贈り物に動揺するあかりですが、千歳の柔らかな笑顔に(なんだかおばあちゃんみたいな人だなあ……)と好印象。
「次はあんみつでも食べに行きませんか?」と提案し、「ええなあ」と千歳も乗ってきます。

 ……あかりの安住の地はここにあるのでは。

 

 ファミレスでランチ中の櫻子と向日葵。
 ぶうたれながら食事する櫻子を宥める向日葵という、やっぱり鉄板な流れです。
「せっかくのクリスマスだからもっと新鮮なドキドキがほしい」と駄々る櫻子ですが、ドレッシングを求めて揺れる向日葵のおっぱいに堪忍袋の緒が切れます。

「おっぱい禁止!!」と主張してますが、ファミレスでそんな大声出しつつセクハラしてるのは十分に刺激的ですから。主に社会的に。

 


 公園に蔓延る恋人たちを眺めつつ、沈黙を噛み締める結衣と綾乃。

綾乃「………………」
結衣「………………」
綾乃「……どうしよう東照宮……………」
結衣「ぶっ」
綾乃「…………………」
結衣「…………………」


結衣&綾乃((……本当にどうしよう…………))

 


 映画を楽しんだ京子とちなつ。次はゲーセンめぐりです。ちなつちゃん、完全に京子の趣味に付き合わされてますね。ドンマイ。

 しかも、連れて来といておいてけぼりです。
 しかし。不機嫌なちなつの前に、「ねこくらげ」のぬいぐるみを持った京子が現れます。さっき、ちなつが欲しそうに見ていたのを覚えていたのです。おお、男前ですね。


 次の店に向かう途上で、京子が不意に立ち止まる京子。いつになく普通な表情で、愛しのちなつに問いかけるのです。
手、つないでいい?」と。

 数秒考えたちなつは、「今日だけですよ」と了承します。

 クリスマス限定の、ちなつの手の感触。

 

 あんみつを食べるあかりと千歳。塩辛いたくあんと甘いあんみつのコラボレーションに舌が感動してますが、良い子は店に持ち込みしちゃダメですよ。というか、悪い子もダメですよ。

 他のカップルの様子を予想する二人。
 千歳は「綾乃ちゃんは、歳納さんとカップルになれなかったから、へこんでんねやろな」と想像しますが、

綾乃「あなた、いつも京子の側にいるから、京子の残り香がするわ……」
結衣「綾乃……」
綾乃「もっと、嗅がせて……」
結衣「いいよ……」

千歳「以外とアリやなぁ……」

 千歳の妄想は「綾乃×京子」限定じゃなかったみたいです。いつもは受けな綾乃が攻めてますよ。

 

「向日葵のおっぱいのせいで最悪のクリスマスだよ」と訳の分からない怒り方をしている櫻子さん。苦手なニンジンを向日葵に食べてもらいます。「あーん」です。
 対する向日葵は、ピーマンを櫻子の口へ。

 女子中学生による超・仲睦まじい姿を見せつけられた店内から好機の視線が注がれてしまい、

向日葵「櫻子のバカ!(ぱこーん!)」
櫻子「痛っ!? ……なぜだ…………」

 

 冒頭からまったく動きのないお二人。
 お互いの相方・歳納京子と池田千歳の話題でなんとか場をつなぎます。ツッコミ担当同士、共感が生まれる部分を見つけてちょっとだけ仲良くなれました。

 そこに帰って来た、京子&ちなつペアとあかり&千歳ペア、そして櫻子&向日葵ペア。
 数時間だけ離れていた相棒の姿を見て、感じるところがある結衣と綾乃です。

綾乃「なんて言うか、やっぱり千歳を見るとホッとするわ……」
結衣「ああ……。なんとなく、分かる」
綾乃「私たち、あの子たちがいないとダメね」
結衣「そうだね」


 ふたりとも、良い友達を持ちましたね。
 そして、長い沈黙をよく耐え抜きましたね。

 

 


 年が明けて、新年。

 ~赤座家のお正月~
 着物を着て、親戚にご挨拶して、お年玉をもらっておせちを運んでと充実してるあかりですが、うん、なんて言うか、普通ですね。
この光景をアニメーションにする意味があるのだろうか?」と感じさせるくらいに何の変哲もないお正月風景です。
 流石、「特徴がないのが特徴」こと赤座あかり。

 しかし、ちなつから届いた手書きの年賀状を見て白目剥いてフリーズしました。前回判明した通り、ちなつの描く絵は猟奇的ですからね。
「うさぎだよー」と注釈してあるものの、「神に背いて何らかの神罰を受けたモンスター」にしか見えません。
 今年もガンバレ、主人公。頼む。

 

 ~吉川家のお正月~
 ちなつのお姉ちゃんは、あかりのお姉ちゃんと一緒に初詣に出かけるそうです。仲良かったんですね。
 ……あかりのお姉ちゃんと言えば、第一話で戦慄の自室が明らかになった謎のキャラクターですよね。ちなつの姉と共に、未だそのキャラデザは闇に包まれています。なんだこのラスボス感。


 去年の出来事を思い返すちなつ。
 結衣先輩と出会い、結衣先輩に(おでこに)キスしてもらい、上々の一年でしたね。あかりの唇を奪ったことは記憶にないのでしょうか。

 郵便受けには、年賀状がどっさり。
 結衣先輩は年賀状もクールです。そして、「郵便事故」の札が付いた一通の葉書。裏返してみると、可愛らしいウサギの絵の上にクッキリとタイヤの跡が付いちゃってます。
 原作では「インクがかすれてる」という、彼女の存在感を絡めたネタでしたが、もっといたたまれない事態になってますね。
 あ、特に「誰からの」とは言いません。察してあげて。


 ~船見家のお正月~
 大人が酒盛りをする間、二階でまりちゃんと遊んでいる結衣。「下から食べ物も立ってくるけど、何がいい?」と問いかける結衣に、まりちゃんは「うに!」と即答です。グルメな幼女・まりちゃんです。
 あ、ちなみに、原作ではこのシーンがまりちゃんの初登場です。


 うにの軍艦巻きを頬張るまりちゃん。

結衣「うまいか?」
まり「うめぇ! 大きくなったらうにになる!

 と元気に答えますが、子どもって発想が自由すぎますよね。将来の夢を聞くと「消防車」とか普通に言いますもんね。

 

 ~歳納家のお正月~
 コタツでぐーすか眠る歳納京子。

母「京子ー、おせち」
京子(ぐーぐー)
母「年賀状来てるわよー」
京子(ぐーぐー)
母「京子ー、お年玉」
京子(――――カッ(覚醒)!!)

 

 ~赤座家のお正月(その2)~
 未だに白目で固まっているあかり。
 そのお団子に割りばしを刺して遊ぶ親戚の子どもたち。

 ……今年もガンバレ、あかり。頼む。

 


 ゆるゆりメンバーがクリスマスを楽しむと、こんな結果になりました。
 どのコンビも面白かったですが、結衣と綾乃が作り出すびみょうな空気が形容し難い魅力を醸し出していましたね。

 ちなみに、ヒダマルの前回のクリスマスは、なんか気がついたら26日でした。別に泣いてないですよ。


 次回、「エイプリルフール」。
 急に三ヶ月が過ぎましたね。セオリー的にはバレンタインとか挟むのでは。