ヒダマルのアニメ日記。

アニメの感想やキャラ考察など。

『わかばガール』 第十二話「その目をやめろ」


「そうなのですか……」
「ええ……。若葉にも話しておいた方が良いかと思っているのだけれど……」


 どこか、残念そうな。
 母と姉の話し声に気付かないまま、小橋家の次女・若葉ちゃんは、今日も学校へ向かいます。

 大切な友達に、会うために。

 


萌子「今日は一段と冷えるね~」
真魚「ベッドから出るのが辛いっす~」

 冬の教室って寒いですよね。窓が大きいわ空間は広いわで、クラスメイトの人いきれで寒さを凌ぐしかありません。
 そんな時、

若葉「きゃああぁあぁぁぁぁっ!!」

 わっ、びっくりした。
 窓の外を見ていた若葉ちゃんが大声を上げました。何かに驚いたみたいですが、

若葉「ゆ、雪が……(ふるふる)」

「雪かよっ!!」


 確かに、窓の外には雪がチラホラ。
 若葉ちゃん、雪を見るのが初めてだそうです。「毎年寒い季節になると、一家で南の方にお引越ししていたので……」って、毎年っ!?


真魚「それはそれで面倒なような気もするっすね~」
若葉「はい。でも冬眠したら一大事ですし……」
真魚「いやいや」

若葉「ちなみに今年もその予定だったのですが、コタツが導入されたので、こっちに居ようという話になりまして……。こうして皆さんと一緒にいれて、本当に良かったですわ」

 

 

 雪を知らない若葉ちゃんの為に、積もったらたくさん遊ぼうと意気込む真魚さん。
 しかし、

「嫌だよ寒いのに……。それにそんなに積もらないって」

 こんな残念なことを言う子はどこのどいつでしょう。
 はい、柴さんしかいません。

若葉「雪やこんこん! 雪やこんこん! さあ、柴さんも一緒に!」
直「うるせぇ! 何のおまじないだよ!?」

 若葉ちゃん、雪遊びを目前にして変なテンションになってます。これは第二話、アイス屋で買い食いした回と同等のテンションですよ。

 


萌子「あーあー、このままだったら良いのになー」
真魚「何がっすか?」
萌子「ほら、三学期終わったらクラス替えでしょ?」

若葉(ぴく)

萌子「また、4人一緒だったら良いのにって」
直「気が早いな。まだ1月だろ」

萌子「でも、お正月の時も思ったんだ。この4人、とっても良いなって」

 

 素直な気持ちを口にするモエたん。
 確かに、仲良し4人組が一緒ならどんなことでも4倍楽しめそうですね。けれど、クラス替えは学生の宿命。成績や運動能力などを鑑みて、新しい人間関係を醸造する環境を学生へ与えるためにも、

若葉「大丈夫! みんな一緒に二年生ですわ!」

 あれ、どうしましたかお嬢様?
 分厚い封筒「権力」の二文字を秘めた瞳で、何を考えてますか?

若葉「私が何とかして……、みせますから……!!」

直「おいその目をやめろっ」

 

 

 

 放課後。

 見事に積もりましたね。一面雪景色なグラウンドに踊り出すわかばガールズですよ。
 若葉ちゃんは「雪合戦」も知らない様子。「どうしたら良いのですかっ!?」と、まるで初めて雪を見た女子高生のよう、あ、そのまんまだった。

 若葉・萌子VS真魚・直の雪合戦が始まりました。

 


 終了しました。

 服が濡れちゃってますが、「初めて雪を見た日に、こんな思い出が出来るなんて……」と若葉ちゃんは満足気。

若葉「この1年、楽しい思い出が沢山できました……。アイス食べたり、モエちゃんの家に行ったり……。プールに文化祭にそれから、

 川で溺れた……
 お婆ちゃんの家に……
 家族で行った遊園地に……

 

萌子走馬燈っ!?」

 

 

 萌子に身体を預け、真っ赤な顔から蒸気を噴く若葉ちゃん。
 すごい熱です。寒い日に遊んだ経験がないから、免疫力が足りないのでしょうか。

直「いいか若葉。子どもは風の子。だから風邪なんて引くんだ、反省しろ
萌子「文化祭で風邪引いた人がいたような……」

 モエたん、直の黒歴史には言及しないで。忘れてあげて。

 


 萌子と真魚に肩を借り、なんとか家路に就く若葉ちゃん。直さんは鞄をみんなの持ってます。

若葉「あの……、すみません……」
萌子「気にしないで?」

若葉「でも、風邪がうつってしまうので……」
萌子「大丈夫、大丈夫!」


直「なんとかは風邪引かないっていうしな!! ……どうかしたか?」


 悪気はないのです。
 残念に悪気は一切ないんですよ。ただ、残念なだけで。少しでも明るくしようと思っただけで。

 

 


 友人たちの思いやりのある言動が身に染みて、ぽろぽろと涙を流す若葉ちゃん。

 

 小学校の時も、中学校の時も。
 父親の仕事の都合で、転校ばかりしていた若葉ちゃん。

 

 そのせいで、友達もなかなか出来なくて。

 

 自分はずっと、このままなんだと思っていた、女の子。


「でも、みなさんと出会って……、普通の友達みたいに受け入れてくれて……」

 

 


 ―その「みんな」の中に、私は含まれますか……?―


 あの時。
 あの一言を訊ねる勇気を、どんなに振り絞ったことでしょう。

 


 ―若葉ちゃんも一緒に行こう?―

 そして。
 その一言の優しさに、どんな幸せを感じたことでしょう。

 

 

「それから、ずっと、ずっと、友達で……。普通の友達で……!」

 

 

 

真魚「若葉ちゃん……」
萌子「ふぐぅ……(もらい泣き)」

 モエちゃんに。
 まおちゃんに。
 柴さんに。
 友達でいてくれたことに、お礼を伝える若葉ちゃん。
 2年になっても、3年になっても。ずっと友達でい続けることを、みんなは誓ってくれました。

 

 

 毎度おなじみ、小橋家の豪邸。

 雪が積もった庭には、「小橋柚葉(姉)」「小橋乙葉(母)」ご両名の、巨大雪像がそびえておりました。しっかりライトアップされて。


 あっけにとられる3人。
 とりあえずこの流れで、お嬢様に伝えとかないと。

「「「私たち、お金目的で友達になったんじゃないからね(な)っ!」」」

 うん、それ大事。

 

 

 

 後日。

 友人たちの想いが届いたか、すっかり良くなった若葉ちゃん。邸宅内を歩いていると、お母さまが電話で話す声が聞こえてきました。

 

えぇっ。まあ、そうでしたの……

 

 足を止める若葉。
 なんだか、不穏な空気を感じます。
 彼女は幼いころから転校の連続。そういう気配は、察してしまうのです。

 

今度は海外に移って、仕事をするのですね……

 

 

(かい、がい…………?)

 

 

 

 

  

 若葉ちゃんと友人たちの友情を再確認できる、ハンカチ必須な涙回。そして、過去最大の引きを見せたラストでした。

わかばガール』も、残すところはあと一話。

 お嬢様、メルヘン、ギャル、腐女子
 4人の友情は、関係は、どうなってしまうのでしょう。

 次回最終話、普通の女の子

 

『ラーメン大好き小泉さん』 第三話「サイミン」「味集中カウンター」「即席麺」


「小泉さ~ん!!」

 

 放課後。
 就業のチャイムが鳴り響く校内で、大澤悠は小泉さんを誘います。

 

「今から潤や美沙たちとワック行くんだけど、一緒にどう?」
「結構です」


 小泉さん、今日も絶対零度
 悠にとっては、月面よりも遠い存在ですね。

 

 


 ワックにて(マクドナルドは、もうワクドナルドでも商標取れるんでは?)。
 潤も美沙も小泉さんと仲良くなっているのに、自分だけ仲間外れな現状に駄々をこねる悠。
 彼女の意味分かんない困窮を見かねた友人2名は、

潤「そもそも、あの小泉さんをワックに誘うのが間違いなんじゃない?
美沙「そうそう。そもそもラーメン以外のものを口にすることあんの?


悠「た、確かに……っ!!」


 気付こうよ。

 

 


 後日。
 小泉さんに、ワックの魅力を伝えようとする悠ですが、意外にも小泉さんはワックにも行くんだそうですよ。

小泉さん「あれは2ヶ月前……


 小泉さんの回想がインサート。
 ワックにて、外人さんと英会話する小泉さん。テイクアウトで店外に出ると、彼女の白い肌に、常夏の陽射しが降り注ぎます。

 水着に着替えた小泉さん。
 南国のビーチにて、髪はお決まりのポニーテイル。ワックで購入したカップの蓋を開けると、中には香り立つラーメ

 

「ちょっと待った!!」

 

 なんですかもう。
 せっかく小泉さんのサービスシーンなのに。

 

「ワックにラーメンなんて無いよっ!」
「ありますよ? ハワイ限定ですが。「サイミン」という麺類が販売されています」
「マジでっ!?」

 どうも、日本のラーメン店のハワイ進出が進んでおり、ロコモコ」「マカダミアナッツ」に続き、「ラーメン」は彼の地の名物と言っても過言ではないのだとか。


 ちなみに、小泉さんもハンバーガーを食べたことはありますよ。
 かつて大阪の天下一品・喜連瓜破(キレウリワリ)店で、何故かハンバーガーが販売されていた時期があるそうで(ホント何故っ!? 店舗名も凄いなっ by悠)、その際に食べたことがあるのだとか。
 へー、小泉さんもラーメン以外の物食べるんだ……


 ……何の話だっけ。

 

 

 

 

「小泉さ~ん!!」

 放課後、帰り道にて。

「日曜ヒマ? 一緒にどこか行かない?」
「行きません」
「なんでぇ~!」
「ひとりで過ごしたいので」


 今日も今日とて振られ続ける大澤さん。
 ホントくじけませんよねこの子。鋼鉄のメンタルしてますよね。

「もっとフレンドリーに行こうよ~! 人類皆兄妹~!!」

「人類より麺類です」

 

 名言出ました小泉さん。
 もう落とせる気がしません。

 

悠「小泉さんの好きなお店で良いから連れてって~!!」

 泣いて訴える悠でしたが、「店に現地集合、現地解散で良ければ」との言質を取りました。

悠「マジでッ!? いいよっ、ありがとう! 全然オッケー!」

 

 

 

「小泉さ~ん!!」

 

 日曜日。

 今回こんなんばっかですね悠さん。

 

店に入ればこっちのもの。一気に距離を縮めるぜ!」作戦に意気込み、おしゃれして出かけた悠でしたが、

「なぜ制服ッ!? 私服期待してたのに~!」

 小泉さんに、人間らしい何がしかを期待するのはいい加減止しましょうね。

 


 小泉さんと待ち合わせたのは、一蘭というラーメン屋。
 あっ、この店見たことある! 「キャナルシティ博多」にあった!(今もあるかは知らない)
 店のシステムがよく分からなくてヒダマルが入店を断念したお店ですよっ。や別に怖かった訳じゃなくて、ヒダマルの低コミュ力で店員さんに迷惑かける訳に行かないじゃないですか。


小泉さん「席は……、端と端が空いていますね」

 食券を購入し、「空席案内板」なるものを確認する小泉さん。彼女に続いて暖簾をくぐった悠が見たものは、


 全席個人スペース。


 自習室の様相を呈しています。
 しかも、小泉さんの席とは反対方向。強制ぼっち席へご案内です。何のために来たのやら。

 席に用意された注文シートに希望のラーメンのステータスを書き込んで、注文終了。
 悠の前に、豚骨ラーメンが出されました。

 

(んー! 細麺うまー……!)


 初体験の替え玉を堪能し、初の一人ラーメンも経験した悠。
 一人でも、意外と楽しかったのでした。

 


「それでは」
「うん! また学校で!」


 えぇーっと。
 ……何しに来たんだっけ。

悠「結局、全然話せなかった……。ラーメン美味しかったけど……

 あ、そうだった。
 悠は小泉さん目当てだった。

 

 

 

 近所のスーパーに買い出しに訪れた悠さん。
 買い物をしていても、頭に浮かぶのは小泉さんの事ばかり。「小泉さんの事=ラーメンの事」なので、カゴの中も自然とラーメン関連の物ばかりになります。

 今頃、小泉さんは、どんなラーメンを食べているのでしょう。
 そんなテーマの鼻歌を口ずさみながら帰路に就く悠。


 そんな彼女の目の前に。

 小泉さんがぶっ倒れていました。

 

 どうも、ラーメン屋の定休日を間違えてしまい、空腹で行き倒れていたみたいです。なんて残念な失敗だ。

悠「なんかよく分かんないけど、私ん家まで運ぶよっ! 近くだからっ!!

 悠さん、小泉さんをお姫様抱っこ。
 初めて触れる小泉さんにドキドキぢながら、ダッシュで家まで運びます。火事場の馬鹿力でしょう。

 


 小泉さんが起きたのは、夕方。
 店の定休日を間違えて、朝から何も口にしておらず、路上で力尽きたのだそうです。美味しいラーメンを食べるためには、限界に挑むことも辞さない姿勢の小泉さんです。

 即座にお暇しようとする彼女に悠は「帰る前に、ご飯食べて行かない?」と引き留めます。両親が共働きで、子どもの頃からやってたため、料理だけは得意なんだとか。

 

 ……来ました。

 悠が報われる日が、来ましたよ。

 

 

 

「特製なんちゃってイタリアンラーメン」。

 悠が、小泉さんを想って作った一杯です。
 インスタント麺をトマトジュースで茹で、ニンニクと残り物の野菜と肉類を炒めて乗っけたお手軽ラーメン。仕上げに、粗挽き胡椒と粉チーズをかけて出来上がりです。

「ここまで手を加えたら、もはやインスタントではありませんね」

 さては小泉さん、料理しませんね。

 


 ともあれ、実食。
 悠の心が宿ったラーメンを、小泉さんがすすります。

 


 一口食べて、お気に召したようで。

……美味

 一気に食べ終わりました。

おかわりいただけますか?

 おかわり入りました。

 


酸辣湯麺
(お好みでお酢を足してねっ)

「サバ味噌カレーラーメン
(味噌とカレーの不思議な合体!)

カルボナーラ風ラーメン」
(黄身がトロトロ、黄身と豚骨っ)

「鶏そぼろと梅のお茶漬け風ラーメン」
(お茶を濃く入れるのがポイント!)


 ラーメン料理のレパートリーを、片っ端から披露する悠。
 そして、片っ端から食す小泉さん。

 

 


「お腹いっぱいになったー……?」
「大変、満足です……」
「そりゃー良かったー……」

 5杯の創作ラーメンを平らげた小泉さん。
 小泉さんの舌と胃袋を満足させることに成功した悠。

 何かをやり遂げた表情です。

小泉さん「この借りは必ず返します……」

 

 

 翌日。
 憧れの小泉さんを満足させることが出来て、ニコニコな悠。彼女がロッカーを開けると、バラバラと紙切れが落ちてきました。

 正体は「ラーメンの割引券」

 ロッカーの陰から覗く小泉さんは「昨日のお礼です」とだけ言い残し、瞬時に逃げて行きました。


 ……小泉さん、ジョウト地方の三犬みたいなヤツですね。

 

 

 

 大澤悠の料理スキルが炸裂した回でした。
 一緒に(?)ラーメン食べにも行けましたし、急接近出来たのではっ! ラーメンで彼女の胃袋をつかんだ今、もはや悠のライバルはいないのではッ!?


 それと、小泉さんの行動範囲の広さにも謎が残りますね。
 国内はまだしも、ハワイまでラーメン食べに行くとか。ちょっと常軌を逸しています。

 悠の身の上話「両親が共働きで……」という点にも、何らかの想いを感じていた風な描写から、彼女の家庭もなかなか一筋縄ではいかない事情があるのではないか……、そんなふうに分析するヒダマルです。


 次回、「ようしょくてん」「赤or白」「コンビニ」。
「ようしょくてん」と「コンビニ」は場所ですが、「赤or白」ってなんでしょうね。orなら分かるのですが。

 次回も観るぜ、ラーメン(味噌)食べながら。

 

『ゆるキャン△』 第三話「ふじさんとまったりお鍋キャンプ」


 同級生にしてカレー麺の恩人・志摩リンのソロキャンプに乱入した各務原なでしこ。困惑しているリンをよそに、「餃子鍋」なるものを作り始めます。
 リンが「何か手伝おうか」と問うも、

なでしこ「大丈夫! 切ってぶち込んで煮るだけだもん!」

 確かに。

リン(すげー不安……)

 確かに。

 


 キャンプ場までは桜お姉ちゃんに車で送ってもらったなでしこちゃん、夜は車中泊だそうです。おお、ちゃんと計画的に物事を考える力もあるんですね。「後先」という言葉を辞書に加えたなでしこです。


 寒そうな彼女に、「張るカイロ」の提供を申し出るリン。鍋のお礼にと渡したのですが、

なでしこ「ありがと! でもこれは、あの時のお返しなんだ」
リン「あの時?」
なでしこ「カレー麺の!」

 情けは、人の為ならず。

 

 具材を切ってぶち込んだので、後はフタをして煮るだけです。

な「出来るまで鍋を覗いてはダメですよ……?」
(なでしこの恩返し……)

 

 カイロを張るときは、「首の付け根」「みぞおち」「肩甲骨の間」など、太い血管が通っている所に張って、上からマフラーやダウンなどを着込むと効果的です(大塚ボイス)。

 大塚さんのアドバイスにより、ぬくぬくななでしこ。

な「5分だけ横になっていい……?」
「やめた方が良いと思う」

 ヒダマルもそう思う。
 あなた、ぜったい寝る。

 

 


「酒の川本 身延店」にて。
 バイトの面接を受けるのは、野クル部員の大垣千明です。緊張気味でしたが、無事採用。
 もう一人の野クル部メンバー・犬山あおいと共に、キャンプ費を稼ぐ為のバイトを始めるみたいです。ちなみに、犬山さんのバイトは「川本」の横のスーパー。このスーパー、酒は売れるんだろうか……

 

 


 なでしこ謹製、餃子鍋が完成しました。
 スープは真っ赤ですね。辛そう。

なでしこ「辛そうで辛くない、少し辛いお鍋だよー奥さん。おいしいよ~?」
リン(スーパーの実演販売か)

な「はいはい、たーんとおあがり」
リン(田舎のお婆ちゃんか)


 実食。
 うん、美味しいみたいです。

な「どうじゃ~? 身体の芯から温まるじゃろ~?」
(田舎のお婆ちゃん、気に入ったのか)


 冬空の下で食べるアウトドアめし。
 唐辛子がじんわり効いて、食べるほどに身体の芯からポカポカと、

 ポカポカと、

 ポカポカと、

 

「「暑いっ!」」

 

 脱ぎっ。
 もはやダウンも要りません。

 

 


 相変わらず美味そうに食うなでしこ。
 彼女の衒い無いふるまいに、どことなく罪悪感を感じるリンさんは、「あのさ」と口を開きます。

リン「この間は、ごめん……」
なでしこ「この間……? なんだっけ」

リ「サークル誘ってくれたのに、すごい嫌そうな顔したから」
な「ああ~……。私もなんだかテンション上がってて。無理に誘っちゃってごめんなさい」


 あの後、犬山あおいちゃんに言われたそうです。

な「リンちゃんはグループでわいわいキャンプするより、静かにキャンプする方が好きなんじゃないかって

リ「それはまぁ……、そうなんだけど……」

 言葉を濁すリン。
 分かります、彼女の考えていることが、感じていることが、ヒダマルには想像できます。


 一人が好き。
 でも、「みんな」が嫌いな訳じゃない。
 それでも、一度「みんな」を受け入れれば、「ひとり」では居られなくなるのではないか。「ひとりの時間」が、奪われるのではないか。
 そんな不安です。

 同時に。
 そんな「みんな」をまるごと拒絶できるほど、リンは強くない。「みんな」を傷つけるのも、怒りを買うのも、嫌なんです。


 そのため、

「じゃ、またやろうよ。まったりお鍋キャンプ! そんで、気が向いたら、みんなでキャンプしようよっ」

 なでしこの、押し付けでない好意の言葉は。
 リンにとって、ひとつの救いになったことでしょう。

 


 なでしこの功績により、餃子50個入りの鍋を平らげた2人。
 ラジオから流れる音楽(EDテーマ)に耳を預け、夜の富士山を眺めます。

 富士山からの日の出を見るため、6時に起きる予定を立てるなでしこですが、リンは「やだ寝てる。起こすなよ」とつれない返事です。
 リンさん、それは「絶対押すなよ」的なヤツですか。

 

 


 翌日。
 お姉さんに起こされたなでしこですが、急な頼みにここまで付き合ってくれるって、すごく優しい人ですね。第一話のアレは虐待じゃなかったんですね。安心。

桜「コンビニで朝食買ってくるけど、何にするの?」
な「焼肉チャーハンとプリンと、から揚げとポテチとバウムクーヘンと、アイスと豚骨塩ラーメン……

 はらぺこあおむしかッ!!

 

 


 寝ぼけ眼でリンのテントへ。


 星の明かりが弱くなって。

 雄大な富士山の輪郭が、白く揺らめいて。

 世界が明るく変わる瞬間に立ち会います。


(まぶしい……)


 感想そんだけかいっ。

 

 


 当然の如くリンのテントに侵入し、二度寝を決め込むなでしこ。

リ「そろそろ起きなよ」
な「起きてるよ……、リンちゃん……」

 寝てるヤツはみんなそう言います。
 呑気な同級生で、元気でタレ目で、なんも考えてなさそうな寝顔の、一緒にキャンプめしを食べた女の子に向けて、

起きなよ。……なでしこ

 リンは、名前で呼びかけました。

 

 後日、学校、図書室にて。
 恵那と談笑するリンのスマホには。
 幸せそうな、なでしこの寝顔写真がありました。

 

 


 なでしことリンの仲が、ちょっと縮まった第三話。

 ハイライトは、なでしこの一言です。

「じゃ、またやろうよ。まったりお鍋キャンプ! そんで、気が向いたら、みんなでキャンプしようよっ」

 気が向いたら、で良いんですよね。
 これほんと、ほんっとーに、その通りだと思います。
 ひとりが好きな奴はひとりが好きなんですから、「可哀そう!」とか、「和を乱すな!」とか、「みんなの方が楽しいじゃん!」とか、他の論理で侵略しないで欲しいのです。

 主人公・各務原なでしこ。
 後先は考えないけど、鈍感な訳じゃないのです。


 ヒダマルもバーナーとコッヘル買って、ベランダでやろうかな、アウトドアめし。でも寒いな。暖かくなってからでいいや(恵那さんと同じ思考回路)。

 

『わかばガール』 第十一話「堕落人間製造機械」


 二学期も終わり、明日から冬休み。
 普通のJKはウキウキ気分なはずですが、若葉ちゃんは「はあ……」とため息。死んだ魚の目に映った八日目のセミみたいな表情です。

 第十一話までくれば、若葉ちゃんの思考回路はお見通し。そう、彼女は冬休みだからこそ落ち込んでいるのです。
 なぜなら、「友達に会えないから」。


 寂しいと死んじゃうお嬢様の為には、冬休みにも遊びの予定を立てるしかありません。直さんの音頭で、初詣に行こうという話になりました。

若葉「初詣と言うのは、もしかしてお正月に、神社にお参りに行くという……?」

 若葉ちゃん、初初詣です。

 


 大晦日の、時田家。

「お邪魔するっす~……」
「うう~、寒かった……」

 寒空の下を歩いてきたのでしょうか、凍えた真魚と直の2人が訪問しました。続いて若葉ちゃんも到着しましたが、なんでしょう、彼女の両腕には四角い風呂敷包が。

若葉「姉と母が、今晩私がお世話になるお礼にと……。つまらないものですが

 ズッシリ重い風呂敷を解くと、入っていたのは重箱。
 みんなで中身をチェックしてみましょう。


若葉「キャビアの前菜と、」

 おお、セレブん家のおせち料理ですね。かなり豪華ですよ。

若葉「トリュフのおつまみと、」

 おお、大人のことも考えてくれてます。これは酒が進みそうですね。ありがたい。

若葉「それと……」

 ぴかーっ。
 きらきらーっ。

真魚「これってまさか……」
萌子「これはダメー!」
直「越後屋かっ!!」

 お約束の「お饅頭」が入ってましたとさ。

 


 小橋家のお約束を味わったご一行。萌子ちゃんの部屋でコタツに入り、キャビアなる食べ物をつまみます。贅沢なJKです。

 けれど、お嬢様の興味はキャビア<コタツ。

萌子「もしかして若葉ちゃん、コタツ知らないの?」
直「まさか。流石にそれは無いだろ」
若葉「その、噂には何度か聞いたことがあります」
萌子「噂って……」

「なんでも、人の全ての意欲を奪って行く、悪魔の発明だとか、堕落人間製造機械だとか……!!」

 あながち間違ってなかったり……!!

 


若葉「ぬくもりますわ~……」

 すぐに適応(洗脳?)する若葉ちゃん。すっかりコタツムリです。「コタツの中での、足のベストポジションの奪い合い」すら楽しんでます。

若葉「コタツってとても素晴らしいですわ。なのでもし良かったら、コレで譲って頂けたら……

 ぴかーっ。
 きらきらーっ。

萌子「だからそれはダメー!」

 

 

 今日は外泊許可が下りている若葉ちゃんですが、これからも、みんなと一緒なら遊びに出かけて良いと言われているそうな。来年は、もっと沢山遊べますね。


 コタツで寝ていた腐ギャル2人を残酷な手法で叩き起こし(モエたん容赦ねぇ)、5分遅れのカウントダウン&ハッピーニューイヤー!
 そして、夏に遊んだ神社へ初詣です。

真魚「さぁ、願い事を叶えてもらうためにも少し奮発するっすかね~」
直「現金だな…。そういうのは神様が見ているって言うぞ?」
萌子「そうだよ? あんまり奮発しすぎッ(驚)、……ないようにねっ(若葉ちゃんをセーブ)」
若葉「はあ(札束)」


 せーの、で一緒に口にした、初詣の願い事。
 1月1日、澄んだ深夜の星空に。

「「「「今年も4人で楽しく過ごせますように」」」」

 少女たちの願いが、響いて溶けて行きました。

 


 その後の小橋家では。

 コタツの魅力に憑りつかれ、堕落人間・コタツムリへと変貌した姉と母を、若葉ちゃんは救うことが出来るのか。
 時田家からの文化侵略を受けた小橋一家の運命や、如何にっ。

 


 夏祭りに続いて、アニメオリジナル回でした。
 若葉ちゃんの外泊が許されたのは、頼りになる親友がいるのみならず、彼女自身の成長を認められた証でしょう。

 今年は、どんな一年になるのでしょうか。
 ヒダマルは、健康だったらそれで満足です。

 

『三ツ星カラーズ』 第二話「かくれんぼ」


結衣   →お昼寝
琴葉   →ゲーム
さっちゃん→お昼寝


 平和な上野。
 平和なカラーズの、平和なアジト。


「平和だなー……、言ってる場合かぁっ!!

 

 あ、起きた。
 パイナップルが起きました。
 己のツイートに突っ込む形で元気に起き上がりましたよ。

「起きろリーダー! 着替えだ!」

 

 

 さっちゃんの提言により、着替えた結衣。そのスタイルは、まさしく「鬼」。露出多めな鬼さんファッションです。

 今にも電撃を出して、浮気性な恋人を懲らしめそうです。
 その際ダーリンお仕置きだっちゃー!!って言いそうです。あんまりソワソワしないでからの、怒涛の「好きよ」12連発を歌い上げそうです。日本の妖怪に見えて実は宇宙人という誰もが忘れている設定が(しつこい)

 実はラムちゃんの髪の色は「緑」ではなく、漫画では「角度によって様々な色に見える」という設定だったものの、アニメ化にあたって再現不可能だったために「緑」一色に固定されるという裏設定(ホントにしつこい)

 

 閑話休題

さっちゃん「ヒーローはピンチの時だけ働くのではない! 今日は訓練日だ!」
結衣「おおー。ヒーローは……、なに? かっこいい! 私も言いたい!」
琴葉「(ちゃっちゃらー)……レベル上げが必要」

さっちゃん「第一回、カラーズかくれんぼ訓練!

 

 鬼コスプレをしているため、鬼に任命された結衣ちゃん。30秒数えたらかくれんぼスタートです。


 30秒間ヒマになったので、公園の様子でも眺めましょうか。
 緑豊かな園内ですが、あそこに立ってる像はなんだ、野口英世? 白衣で試験管っぽいの持ってますね。野口さんかな? たぶん野口さんです。

 遊歩道に並ぶのはベンチ。
 わざわざ真ん中に手すりが付いているのは、ベンチで寝転ぶのを防ぐためだそうですね。住居のない人を生み出さない社会が一番かも知れませんが、公共の財産である公園に寝泊まり出来ないようにするのも、一つの工夫です。NHKでやってました。あれ、なんでしたっけ。えぇと、そう、オイコノミアだ。

 

 あ、30秒経ちましたね。
「よぉーし、すぐに見つけてやるんだからっ」と意気込んで駆け出した結衣ちゃんですが、そのすぐ近くでは。

「行ったか……。なーっはっは! 灯台デモクラシーとはこのことだ! お、琴ちゃん、それ新しいゲーム?」
「うん」

 さっちゃんと琴葉、大正下暗し作戦です。

「琴ちゃん、ゲーム好きだよね~」
「好き」
「面白い?」

 さっちゃんの問いに、素敵な笑顔を見せる琴葉ちゃん。この子も、こんな無垢な笑顔が出来るんですね。ヒダマル安心しましたよ。
 前回もずっとゲームやってましたが、ポケモンですかね。新作と言えば、「ウルトラサン・ムーン」でタマゴの厳選作業でもやってるんでしょう。ヒダマルもトレーナーですが、いかんせん3DSを持ってない上に「ポケモンレスキュー」の方法もよく分からな

 

琴葉「このゲームはちゃんと血が出る」

 

 ポケモンじゃねぇッ!!

 モンスターつながりの別なヤツだッ!!(たぶん)


 ……真面目な話、ゲームの対象年齢は守りましょうね。
 CEROはちゃんと仕事してますからね。

 


 そして、「公園にいるとあまりすれ違いできない」という理由で、人の多い場所に行くことにした2人。

 おい、かくれんぼは。

 

 

 駅に到着したさっちゃんと琴葉。

 そこへ現れたのは、パトロール中の斎藤。彼女たちの目的が「すれ違い」だと知った彼は、「お前ら、すれ違い広場知らねぇの?」と怪しい話を持ち掛けます。

 食いつく小学生(主に琴葉)。

斎藤「ここからガキの足じゃ、2、30分かかる距離だもんなぁ。行ける訳ないよなぁ~

 大人の甘言に乗せられた2人は、その「すれ違い広場」とやらを目指すことに。

 

 

 駅構内。
 不敵に笑う斎藤は。

 

「だぁーはっは! 追い出してやったぞ! クソガキを、この街からぁ!」

 

 お巡りさん、コイツが犯人です。

 

 


 斎藤の案内通りに歩いた、琴葉とさっちゃん。
 それっぽい場所に辿り着きました。ゲームしてる大人が沢山います。奇蹟です。

 さっちゃんは「ねえねえ、優しそうなお兄ちゃんっ♪」と、道行く青年に声をかけました。

「そのゲームちょうだい?」

 えっ。

「さっちゃんね、ゲーム持ってないの……。だからお兄ちゃんのゲームちょうだい……?」

 えぇー。

「……大声出すよ?」

 うええぇーっ?

 

 モブお兄ちゃんの社会的立場が危うくなりましたが、気まぐれで諦めてくれました。「すれ違い三昧」で大喜びしてる青っ子ちゃんに気を逸らされたみたいです。

 ……真面目な話、カツアゲは止めましょうね。
 弱さは時に武器になりますが、そんなもんに頼ってたら成長は望めませんからね。

 

 

 

 

 

「おやつっ!」
「もう5時だよ」
「うそっ」

 寝ぼけ眼なさっちゃん。琴葉はずっとゲームしてたみたいです。電池大丈夫か。


 そこへ、

「見つけたー!!」

 リーダーの声がかかりました。
 どうしたんでしょうか、そんな大声出して。それに、その鬼っ娘インベーダーコスプレはなんでしょう。幼女がそんな格好しても、一部のヒダマルにしか受けませんよ?

さっちゃん「鬼ごっこじゃん!!」

 思い出したぁッ!

結衣「かくれんぼでしょバカバカっ!!」

 そっちだったぁッ!


結衣「ここどこだと思ってるの!? 秋葉原だよ!? 二駅分も隣だよ!? どんだけ隠れるのっ、照れ屋かぁっ!!

さっちゃん「ツッコミが怖いなぁ……。ごめんごめん、これでも最初は灯台デモクラシーだったんだよぉ」

結衣灯台下暗しねっ! 明りから離れすぎても見えないわっ!!

琴葉「いっぱいすれ違ったよ」

結衣「そうだね、気持ちがねっ!!」


 結衣ちゃんのツッコミスキルは、追いつめられるほどに覚醒するみたいです。流石、主人公。
 がんばれ、主人公。

 

 

 

 クリーンアッププロジェクト。
 もうすぐ夏休み、上野の街には観光客が訪れます。その前に、商店街を綺麗にしておこうというイベントみたいですね。スプーキーのおやじも張り切ってます。


 夏休みを前に、テンション上がり気味なカラーズ。商店街で、「立ち入り禁止」の張り紙を見つけます。
 即座に入ってみる琴葉とさっちゃん。理由は「立ち入り禁止だから」です。子どもの思考回路の半分は、遊び心で出来てます。

 罪悪感を覚えつつも、「しょうがないなぁ……」と後に続く結衣。この子はこの子で楽しんでますね。重畳。


 一見、何の変哲もない路地です。
 消火器とか脚立とかが置いてある、通路兼物置ですね。立ち入り禁止になる理由が分かりません。これは怪しい。事件の香りがします。


 と、そこへ。
 大人の声が掛けられました。謎の立ち入り禁止区域に入っていることを咎められますが、そんなことで怯むカラーズではありません。みんなで逃げます。ダッシュです。
 かけっこならママに負けないよ。

 おっジャっ魔女っはぁ~

 

 


 ノスタルジーな気分に陥ったヒダマル(平成元年生まれ)は気にせず、カラーズを追いましょう。走りながら、カラーズの頭脳・琴葉の推理です。
 何故、あの路地は立ち入り禁止だったのか。


1、 見えない何かがあった。それはガスか何か、もしくは私たちの目の高さでは発見できないけど、大人の視野なら目に入る何かがあった場合。

2、 タイミング。ある一定のタイミングで、何かが発生するけど、私たちが立ち入った時間では何も起こらなかった場合。

「空からうんこが降ってくるとか?」
「……………………。まぁそんな感じ」

 琴葉ちゃん、諦めた。


 そして。

琴葉「3つめ。これが一番面白そうで……、また立ち入り禁止だ! ここも昨日まで何もなかったぞ……?」

 迷うことなく、侵入。
 琴葉ちゃん、「今度は高い所も見てみよう」と張り切ってます。さっちゃんの肩車で高所を観察しますが、特に何もありません。
 ガスかタイミングの可能性もありますが、別々の場所で同時と言うのも不自然。頭を抱える琴葉ちゃんです。


 と、そこへ。
 さっきも登場した男性が、またやってきました。何故ここが分かったのでしょう。彼が、この通路を立ち入り禁止にした犯人なのでしょうかっ……

3、 彼が何かを隠したくて、立ち入り禁止にした。

琴葉「これはバラバラ殺人事件もあり得る……!」

さっちゃん「チャーハンか!」


 …………。
 ……………………。

琴葉「……それはパラパラだ」

 琴葉ちゃん、今度は友人を見捨てませんでした。

 

 

 そして発見した、3つ目の「立ち入り禁止」。
 当然の如く入りますが、めぼしいものはありません。そこへ、また例の男性が来ました。偶然にしては出来すぎです。
 やはり、この事件の裏には、何者かの陰謀が蠢いているのですっ……!!


「私が時間を稼ぐッ! 二人は探し出して!!」


 そう言い残し、謎の男性に単身で立ち向かうさっちゃん。

 

「必殺ッ!」

 

 仲間を守るため。

 上野の平和を守るため。

 気合の声を上げる彼女は、

 

「エクストラァ~、バ~ジ~ィン……!」

 

 一撃必殺、渾身の技を繰り出すのです。

 

 

 

 

「オイルっ」

 (くねっ)

 

 

 

 

 

 


男「………………………………おい?」

さ「おいるっ」

(くねっ) 

 

 

 

 

 

 

 

 


 仲間が稼いだ時間で、推理を進める結衣と琴葉。

 何でもいいので、昨日とは変わっている点を考えます。追い詰められて後がない状況で、結衣は、おやじが言っていた「ある言葉」を思い出しました。

結衣「あっ。クリーンアッププロジェクトが、今日から始まるって……
琴葉「クリーンアッププロジェクト……。そうか! これだっ!!

 地面に触れる琴葉。

 瞬時に白く染まった片手を掲げ、高らかと宣言するのです。

 

 ゲーム、クリアー。

 

 


おやじ「おいおい。なんだこりゃぁ……」

 おやじの、グラサン越しの視線の先には、白く小さな足跡が。

おやじ「カラーズだな……? どこに行ったか、まる分かりだぜ」


「ペンキ塗りたて」。

 立ち入り禁止よりも、もっと分かり易い表現を使いましょう。

 

 

 


 アメ横にて。

 果物屋を営むさっちゃんのお母さんに、納豆を授かるカラーズ。看板は「黄瀬フルーツ」と読めるので、さっちゃんの苗字は「黄瀬」ですかね。イメージカラーにも合ってますし。


さ母「納豆なんて持ち出して、また斎藤くんにいたずらでもすんの?」
結衣「ううん!」

 カラーズだって、日がな一日斎藤の相手をしてるほどヒマじゃありませんからね。

結衣「池に投げる!」
さ母「待ちたまえ」

 

 手にした納豆の行き場に困ったカラーズ。
 さっちゃんの提案で耐久しりとりをやってみます。「シカ」「カメムシ」を延々と続けて、先にしんどくなった方が負けです。なんだその地獄。

 さっちゃんと琴葉でやってみることにしますが、

さっちゃん「しりとりのー、「り」からスタート」
琴葉「り、り……、リトマス紙」
さ「し。し……、シカ」
こ「カメムシ

さ「シカ」
こ「カメムシ

さ「シカ」
こ「カメムシ

さ「シカ」
こ「カメムシ

さ「シカ」
こ「カメムシ

さ「シカ」
こ「カメムシ

さ「シカ」
こ「カメムシ

 

結衣「早速だ……」

 

 


 公園の池の前に着いても、「シカ」「カメムシ」の耐久しりとりを繰り返す2人。そんな彼女たちに、女性の声がかかりました。

ののちゃん」と呼ばれた中学生(?)ですが、「なんでそんな所で納豆食べてんの!?」と常識的なツッコミです。良かった、この街の中学生はマトモみたいです。

 

 カラーズのリーダー、結衣曰く。
 この納豆は食べる用じゃなく、「クリーンアッププロジェクト」の一環なんだとか。「納豆は水を綺麗にする」というテレビを見たらしいですね。でも、投げ入れるのは止めときましょうね。

 

 納豆に頼る以外に、良い方法はないものか考えます。
 中学生のののちゃん(読み辛い)が言うには、というか、彼女の先生が言っていたのは、自然にとって一番良いことは、

 

「人が滅びることだって」。

 

 

 


 静かな湖畔。

結衣「仕方、ないのかな……」
琴葉「うん、仕方ない。滅ぼそう、人類

 即決する少女と。
 無情な現実の前に、涙ぐむ少女。
 この世界を浄化するには、人類を滅ぼすしか方法はないのでしょうか。

結衣「だって……、こんなことに……! お母さん、お父さん……。ごめんなさい、私が、池を綺麗にするなんて言わなければ……!!

琴葉「結衣は悪くない。悪いのは、クリーンアッププロジェクトだ。……この納豆を最後の晩餐にしよう、結衣」

 

 いただきます。

 あ、さっちゃんの納豆は、さっき顔面に塗ったくったので、もうありません。

 

 

 涙ながらに食す、最後の晩餐。
 納豆は、美味しい。臭いのに。

 そしてこの池も、汚くて、なんか臭い。

 その共通点に、何かを悟ったリーダーが、突然に宣言しました。


結衣「池を綺麗にする任務は、諦めます!」


さっちゃん「えぇ~っ。それじゃ私たちの負けみたいじゃんかぁ~! ……カメムシ
琴葉「カメムシは私のだ」

 不満げな隊員ですが、カラーズのリーダーは堂々と。

 

結衣「負けてないよ……。諦めたので、人類は救われました!


さっちゃん「それは、つまり……? リーダー、教えて下さいっ! この街の平和も……!?」


結衣「守られました……ッ! 私たちの、完全勝利です……ッ!!」


 陽射しの満ちる池の前。

 サギがいて、
 木陰があって、
 スワンボートに親子が乗ってて。

結衣「本日も、異常なしっ!!」

 上野の平和は、今日も守られたのです。


「……シカ」
カメムシ

「シカ」
カメムシ
「シカ」
カメムシ
「シカ」「カメムシ」「シカ」「カメムシ」「シカ」「カメムシ」「シカ」「カメムシ」「シカ」「カメムシ」「シカ」「カメムシ」「シカ」

 ……守られたのです、このように。

 

 

 

三ツ星カラーズ』第二話でした。

 相変わらず、怒涛の背景ですよ。近くに住んでる方は、気軽に場所の特定出来るんだろうなぁ……。ヒダマルも、博多豚骨ラーメンズでやろうかなぁ……。でも中洲怖いなぁ……。


 ところで、さっちゃんと琴葉がやってた「耐久しりとり」って、これを使えば永遠に記事を書けるのではないでしょうか。「シカ」「カメムシ」を繰り返し続ければ、はてなブログ「新春お正月限定チャレンジ」に何故か載ってた「42,195字以上の記事を公開する」って無理難題もクリアできるのでは?
 運営側に怒られるかな……(汗)
 グーグルに怒られるかも……?(恐)

 真面目にちょっと面白いと思うのに……

 

 最後に、次回予告。

さ「シ、カ!」
こ「カメムシ
さ「シ、カー!」
こ「カメムシ」「シカ!」「カメムシ」「シカ!」「カメムシ
ゆ「まだやってる……。今からカラーズ反省会やりますよー?」
こ「ああ、反省会と言う名の次回予告か……、カメムシ
さ「シカ!」
ゆ「そーゆーんじゃないって! 今日やったことでダメだと思ったことを、みんなで言い合うの」
さ「ダメなことー? なんかあったかー?」
ゆ「例えば……、かくれんぼなのに、鬼に黙って遠くに行ったのはダメだったと思います! とか」
さ「でもその後で、この街の平和を守ったぞ~?」
こ「じゃあチャラだ」
ゆ「チャラなのっ!? ぇチャラじゃないでしょっ!?」
こ「というかこれ次回予告だろ? 次回のこと言わなくていいのか?」
ゆ「だから違うって~! でも、次回は私たち、斎藤さんと戦います!」
さ「あと、この街の平和を守るぞ~!」
こ「今日と変わんないな」
ゆ「次回予告なんだからそういうこと言っちゃダメ~!」

 

『わかばガール』 第十話「それは無理ですわ~」


 白詰女子高等学校、その体育祭。

 リレー競技にて、真魚→直へとバトンが渡ります。
 直から丁寧にバトンを受け取った若葉ちゃん(その際に全員から抜かれる)も、頑張って足を動かします。お嬢様にしては速い走りでゴボウ抜きを達成。

 再び1位に躍り出た一年藤組、次の走者は萌子ちゃん。
 若葉ちゃんから託されたバトンを手に、駆けだしますが――、

直「遅っ!」

 へろへろな走りで、あっという間に追い抜かれましたとさ。

 

 


 お菓子作りは得意な萌子ちゃんですが、昔から運動はからっきしダメなんだとか。人には一長一短ありますからね。万能なんて長門有希くらいなもんですし、全能は涼宮ハルヒただ一人です。

 

 しかしっ。
 わかばガールの良心・時田萌子は、それを良しとしませんでした。

萌子「まおちゃんがお嬢様キャラになろうとしたり、柴さんがミスコンに出ようとしたり。無謀とも思える挑戦でも、やらずに逃げちゃダメだよね!

直「微妙に引っかかる言い方だな……」
真魚「失礼っす! まおのは柴さんのミスコンより無謀じゃないっすよ!」

 柴さんにシバかれる真魚さんでした。

 


 萌子ちゃんの挑戦。
 それは、「逆上がり」

 小学生の頃からずっと出来なくて、諦めていたのだそうです。苦手な物に敢えて立ち向かい、突破することによって、運動に前向きになろうという試みです。
 なんて素敵な姿勢でしょうか。

若葉「偉いですわモエちゃん! こうなったら私も、苦手な物を頑張って克服いたしますわ!

 親友の努力に感化されるお嬢様。
 数学の教科書を開いて読み始めるも、あっという間にフリーズしました。そっちはそっちで、早急になんとかする必要がありそうです。

 


 しかし、今回は萌子のターン。
 何度やっても上手くいかず、真魚にお手本を見せてもらいますが、

真魚「コツまず……、バッと足を蹴ってグッとお腹に力を入れて(くるん)、……って感じっす

萌子「バッと蹴って、グッ……」
真魚「そっす。後はグワッっとお腹に力を入れてクルンっすかね

 全く参考になりませんでした。
 感覚で生きる女・黒川真魚。

 


 元サッカー部・スポーツが得意な柴さんの出番です。真魚と違って、きちんと言葉で説明しながら手本を見せようとしますが、

直「コツはお腹を鉄棒にくっつけるようにして……、あれ? でっ……、よっ……」

 出来なくなってます。今日も残念です。
 期待を裏切らない女・真柴直。

 

 若葉ちゃんはどうでしょうか。走りは意外と速かったですし、実は運動が得意なのかもしれません。
 しかし、小学校で鉄棒を習う頃は海外に居たらしく、逆上がりは初挑戦だそうです。
 仲間を見つけて喜ぶモエたん。これから一緒に練習できますね。良かった。

若葉「えっと……。まず、バッと足を蹴ってグワッとお腹に力を入れてくるん! 出来ましたわー!

萌子「もうっ!?」
直「その調子で勉強も頑張ればいいのに……」
若葉「それは無理ですわ~(ぐるんぐるん)」

 速攻で孤独に逆戻りしたモエたんでした。

 

 


 夕暮れ時。
 空が朱に染まっても、カラスが鳴いても、萌子の挑戦は続きます。両手のマメは痛々しく、直は「今日はもう止めておいた方が良い」と彼女を案じますが、

うん。でも――、私、もう少し頑張ってく

 決意を込めた瞳で、

ここで休んじゃったら、また諦めちゃう気がするし。だからみんなは、先に帰っていいよ

 もう少し。
 もう少し、頑張るのです。

 

 

 そうは言われても、友人としては、彼女の努力を見届けたい所です。しかし、若葉ちゃんは……

 時計を見ると、今は4:50。

 彼女の門限は6時なので、もう帰らないと間に合いません。

 

 後ろ髪を引かれつつも、優しい友人に促され、鞄に手を伸ばす若葉ちゃん。

 けれど。

「やっぱり私も、残ります」

 同情ではなく。
 憐情でもなく。

「モエちゃんが頑張っているのに、私だけ帰る訳にはいきません」

 軽やかな、友情の微笑みで。
 彼女は、萌子の側にいることを選びました。

 

 

 


「う~ん…、よっ!」

 

 もう少し。

 

「もう少しっすよー!!」

 

 もう少し。

 

「そこで踏ん張れ!!」

 

 もう少し――

 


 何度目の挑戦だったでしょう。
 友人の存在と、気持ちに応えるかのように。

 

 時田萌子の視界は、一回転しました。

 

 

 


 校庭の時計に目をやると、もう5:25。
 門限には、もう間に合いそうにありません。ここは諦めて、みんなで小橋家を訪れ、遅れてしまった理由を伝えて謝るのが現実的でしょう。
 ですが、今日はなんだか特別な日。

若葉「モエちゃんを見習って、諦めずに頑張ってみます、私も!

 

 薄暗い道を決死に駆ける4人。
 小橋家の門が締まり切る残り数秒で、なんとか間に合いました。

 今日も頑張ったわかばガールズ、お互いの健闘を称え合って別れます。


 門前の3人が踵を返した直後――、

 照らされるライト。
 せり上がる監視カメラ。
 組み上がる鉄柱と、排出される監視用ドローン。

直「なんか、入ったら生きて出られなさそうだな……」
真魚「うん……」
萌子「っていうか、ホントに秘密基地なんじゃ……」

 

 


 仲間の成長に触発されたモエたんの頑張り回でした。
 押し付けでない関係が素敵ですね。

 次回、「堕落人間製造機械」。
 ある意味では、機械とは全てそういった特性を持つものですが。ヒダマルの実体験で言うと……、アレのことでしょうか。

 

『三ツ星カラーズ』 第一話「カラーズ」


「大変、みんな!」


「うんこかっ!?」

 


「えっ……。なんで、うんちなの? さっちゃん……」

 

「カラーズ」

 

 


「電撃コミック大王」連載中の、作者「カツヲ」さんによる漫画が原作。キャッチコピーは「上野の街の平和を守る、我らカラーズ参上!」。

 元気の溢れる小学生・結衣、琴葉、さっちゃんの3人は、平和な上野の平和を守るヒーロー・「カラーズ」として日夜活動しているのです。
 ……夕方までなので、「日夜」ではないか。

 


 リーダーの「結衣」は、気の弱そうな女の子。
 髪を片側にひっつめたお下げで、担当カラーはピンクです。特徴的な髪留めも相まって、なんだか「さくらん」みたいなイメージ。


 元気いっぱいな「さっちゃん」は、元気いっぱいな女の子。
 長所は「元気いっぱいな所」で、短所も「元気いっぱいな所」、とにかく元気いっぱいです。担当カラーは黄色。
 さほど長くない髪を二つ結びにした髪形は、なんだか「パイナップル」みたいなイメージですね。

 ゲーマーの「琴葉」は、クールな印象の女の子。
 肌身離さず持ち歩くのは3DS、常にながらゲームです。1日10時間くらいは費やしてそうですね。カラーズきっての髪の長さを誇り、頭にはいつも帽子を乗っけてます。イメージカラーは青。
 えっと、青い果物……、「ぶどう」?(ムリヤリ)

 


 そんな感じで。
 琴葉(ゲーム中)、さっちゃん(昼寝中)の待機するアジトに「大変な事」を報告に走ったリーダー・結衣ですが、その報いが「うんこかっ!?」だった訳です。発言者はさっちゃん。


 うんこはともかく、「パンダ、ううん、猫! パンダみたいな猫がいたの!」と仲間に伝える結衣。
 興奮気味な結衣に対して、さっちゃんは先程アジトで見つけた「変なメガネ」を装備、琴葉はゲームに夢中です。

 事の重大さを訴えるために「パンダみたいな猫の絵」を描く結衣ですが、

さっちゃん「バ、バケモノだっ……! 完全にコレ……!」

 ふう、ようやく伝わった。
 ……結衣ちゃん、図工の時間は苦労してるんだろうなぁ。

 

 やっとゲームの手を止めたもう1人は、

琴葉「殺すの?」

 にっこり笑顔。
 怖ぇよこの子。なんだその思想。「でも、こんなバケモノぶっ殺すべき」って斎藤一か。「悪・即・斬」なのか。


 流石に殺すのはナシで、捕獲することに決定。

化け猫捕獲大作戦」が始まります。

 

 


 手始めに、上野の「動物駅前交番」にて、警官の「斎藤」に情報提供を要請します。若い警官ですが、見るからに鬱陶しそうにしてますね。
 子ども好きのヒダマルからすれば、「小学生女児と親し気に話せる機会」をフイにするなんて罰当たりな行為です。や、変な意味じゃないですよ。
 普通に羨ましいってだけで。
 や、だから変な意味じゃなくて。


 不承不承な斎藤から、「パンダに似た猫」の情報を聞き出します。
 なんでも「この猫に物を取られた」という被害が報告されており、コイツを捕まえれば上野の平和に一役買えるのだとか。

 がぜん燃えてきたカラーズ。
 斎藤に「ご苦労」と言い残し、上野の街を捜索です。その間にも、ゲームの手を休めない琴葉です。タマゴの厳選でもしてるんでしょうか。

 


 あっちこっち探しますが、相手は野良猫一匹。そう簡単には見つかりません。
 さっちゃんは「猫の目線に近づくために伏せて移動する」というアイデアを実行するも、


 げしっ。


さっちゃん「いええぇっ? 琴ちゃん、琴ちゃん(頭)踏んでるよっ!」
琴葉「知ってる」

「一度してみたかったの。これ」


 怖ぇよ琴葉ちゃん。
 歪みすぎだよ琴葉ちゃんっ。

 

 

 そんな時、結衣が「変なメガネ」を発見します。
 アジトに落ちてたやつですね。その売り場を見つけたのです。

 店主の「おやじ」(本名不明)さんとカラーズは知り合いみたいですが、店主さん、なんていうか……、見た目「スプーキー・エレクトリック」ですよね?

 明らかに統和機構に属する戦闘用合成人間ですよね?

 怪しいサングラスで目元を隠してるのは何らかの伏線ですよね?

 上野の街に薬品を撒いて人々の反応を調査してるんですよねっ?

ブギーポップ』ホリックなヒダマルの目は誤魔化されませんよ。

 

 

 お遊びはともかく。
 変なメガネを売ってる「おやじ」さんの言うことにゃ、このメガネ、「パンダみたいな猫」に盗まれたことがあるそうです。

 その情報を手にした時。

「そう。……わかった」

 琴葉ちゃん、静かな宣言。

「ゲームクリアー……!」

 


 斎藤に「パンダみたいな猫」を見せる3人。

 泥棒猫が盗んだ商品がアジトにあったということは、猫はアジトを住処にしているのではないか。そう推理した琴葉に従ってアジトに戻り、待ち伏せていたところ、捕獲に至ったのです。琴葉ちゃんスゴイ。


 斎藤の提言により、この猫はカラーズのアジトで飼うことに(ちょれー。仕事ひとつ減った by斎藤)。


 新たなメンバーの育成計画に盛り上がるカラーズ。
 そして、

琴葉「じゃ、餌代は斎藤持ちで」
結衣「ありがとー、斎藤さん」
さっちゃん「ご苦労っ」

 斎藤に罰が当たりました。やーい。

 

 ちなみに、猫の名前は「モノクロ大佐」に決定しました。

 

 

 


 ロケットランチャー。

結衣「私たちは、カラーズ! です!」

 おやじの店で見つけた凶悪な武器を、3人がかりで構えて。

琴葉「これは平和の為だ。斎藤、お前は腐りすぎた。仕方がないことだと思え」

 狙うは、斎藤です。


「動くなー! 動くと撃つぞー!?」というさっちゃんの宣言に、まったく動じない斎藤。動じない斎藤。

 

 動じない斎藤。

 動じない、

 

さっちゃん「撃て~~っ!!」
斎藤「撃つのかよっ」


 しかし。
 引き金を引けど、弾頭が発射されません。どうやら偽物のようです。当たり前です。


 ほっぽり出された武器を検分する斎藤。安全装置を解除していなかったことを告げますが、武器はそのまま没収です。

斎藤「バ~カ。誰が返すか、このクソガキが!」

 えっ。

斎藤「わ~はっは。形勢逆転だな。木っ端微塵にしてくれるわー!」

 あの、斎藤さん。
 すっげぇ大人気ないっすよ? 大丈夫?


「待て! 作戦会議を開く」と主張し、相手の隙を付いて逃げ出すカラーズ。
 小学生の背後から、ロケットランチャーを放って攻撃する警察官。

 さっちゃんが白羽取ったから良かったものの、マジで大丈夫か斎藤さん。


 さっちゃんの反撃により、股間を爆破された斎藤でしたとさ。やーい。

 更に、琴葉に頭を足蹴にされた斎藤でしたとさ。
 うらやま、げふん。なにそのご褒、がふん。

 やーいやーい。

 

 


 動物園の前にある、パンダデザインの郵便ポスト。
 モノクロ大佐のエサ皿がないため、懸賞に応募する結衣ちゃんです。優しい。

 そんな結衣と琴葉の元へ、慌てた様子のさっちゃんが。
 彼女曰く、「開かずの金庫」があるんだとか。

結衣「中身はなんだろう! 宝石かなぁ、財宝かなぁ!」
琴葉「小指かも」
結衣「えっ!?」
琴葉「耳でもいい」
結衣「怖いよ琴葉、事件だよそれっ」

さっちゃん「事件なら私たちの出番だ! 行こうっ!」

 


 交番の前に鎮座する、「開かずの金庫」。
 おやじが店から持ってきたみたいです。開けるためには、4桁のパスワードが必要ですね。

 そして、おやじに渡されたのは「犯人からの暗号文」。この暗号を解き、見事金庫を開けることが出来れば、中身はカラーズのものです。

 

        金庫の中にお宝をかくした
皆の思いがたくさんつまっているのに食べられないパンはな~んだ?
         ※ヒント 下から見ろ

 


 とりあえず単身でパン屋に殴り込み、めちゃくちゃ怒られたさっちゃん(すまん。付いていけなかった by琴葉)は置いといて、アジトに戻って推理することに。


 食べられないパンと言えば、まずフライパン(定番ですね)、そしてパンダ(上野ですしね)、「こういうのを下から見ればいいってことかなぁ?」と頭をひねる結衣ちゃんですが、

琴葉「結衣。いい?」
結衣「はいっ、琴葉!」

琴葉「パンダはその気になれば食べれる」

 確かに……
 草食動物だし、意外に美味しいのかも……(グイード・ミスタ仮説)

 

 

さっちゃん「食べられないパン、食べられないパンツ、食べられないパンダ……」

 適当に呟くさっちゃんの言葉に反応する琴葉。
「食べられないパンダ」というキーワードにより、「ゲーム、クリアー!」です。机に登って決めポーズです。こういうトコ子どもなんですね。安心。

 

 

 パンダデザインの郵便ポスト。
 その下側に、暗証番号が張ってありました。

 力を合わせた推理によって、見事金庫を開けたカラーズ。中に入っていた物は……、「エサ皿」
 琴葉ちゃんは「小指じゃないのか」と不満気ですが、おやじからのプレゼントですね。モノクロ大佐のエサ皿がなくて困っているのを見て、粋な計らいとゆーヤツをしてくれたのです。

 喜ぶカラーズですが、

さっちゃん「いやちょっと待て。よく見ると、お宝と言うほどの物でもないぞ?」
結衣「そういえば、宝石付いてないね」
琴葉「おやじにやり直しさせよう」

 現実的な視点も持ち合わせてるのが、小学生です。意外とね。

 

 

 

 子パンダブームに沸く、上野の街を舞台にしたご当地アニメが始まりました。乗っかったんでしょうか、それとも偶然?

 このアニメの特徴として筆頭に挙げられるのは……、小学生の可愛さ? 琴葉ちゃんの猟奇?
 それもありますが、ヒダマルとしては、「背景」を推したいと思います。


 このアニメ、背景が異常に凝ってます。
 それはもう、執念深いほどに。


 街行く人々はCGだったりするのですが、人間以外の作り込みが半端じゃありません。
 木とか、店舗とか、ビルとか、すべてが凝ってるのです。
 この背景、一体何十メートル先まで表現してるんでしょう。ヒダマルは目が悪いので(眼鏡をかけても悪いので)、肉眼で見るより綺麗だったりするのでは。

 上野に行ったことが無いので断言はできませんが、おそらく、かなり忠実に再現しているのだろうと推察されます。それほどの熱量が伝わってくる作品です。キャラのやってることは阿保ですが。

 公式サイトの原作漫画紹介文には「圧倒的描き込みで魅せる上野の街」とあるので、原作も相当な仕上がりなのであろうことが窺えます。

 すごいな、『三ツ星カラーズ』。

 

 そして、次回予告も個性的。

ゆ「え~っとぉ、今からカラーズ反省会やりまーす!」
さ「反省会? なんだそれ?」
こ「反省会と言う名の次回予告らしい」
ゆ「ち、違うよっ!? そういうんじゃ、」
こ「あ。もう時間切れだ」
ゆ「うそっ? えと、えぇっとぉ、えと、」

 終了っ。
 反省会でも次回予告でもないなコレ……